登録者情報
ニックネーム:あきえもん
香川大学大学院/工学研究科材料創造工学専攻/21年

選考企業情報
企業名(正式名称):讃岐化学工業株式会社
職種:研究職
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:2020年6月5日

提出方法:郵送

質問:自己PR

回答
研究の中で自分を動かし、成長するための規範となったのが「無知を恥じず、無知に甘えるを恥じる」です。
研究活動を行う中で新しく学ぶことが多く有り、最初の頃はただ漠然と学ぶだけで理解というよりは知識の詰め込みと表現した方が正しいような状況でした。
分厚い本や論文をただ読むのは辛く、苦しいものがありましたが、ここで学ぶのを止めれば「分からない、その時に誰かに聞けばいいや」となり、これは無知に甘えることになります。
分からないことは誰にでも有るので無知を恥じることはなく、そこから理解すること、すなわち無知に甘えないことが研究において重要であると学びました。
勉強を続けて、知識のピースをどんどん増やしていくと、その分野における学術体系という名の一枚の絵のピースがどんどんと埋まって行き、最終的にはそこに描かれている絵を見ることができます。
その絵を見ることを目標に日々勉強の毎日です。

質問:学生時代の取り組み

回答
学生時代に打ち込んだことは実験・研究です。配属が有機化学系の研究室だったためほぼ 毎日大学で実験を行っていました。
担当教官が発表の際の資料にかなりこだわる方でしたので資料作りは大変でしたが、そのおかげか「資料を作っても相手に伝わらなければ意味がない」という考えを持つようになりました。
また、研究室の先輩方も研究に不慣れな自分を大変にサポートしてくださり、分からない事を聞いた時にも快く時間を割いて教えて頂きました。
そのおかげもあってか、大学卒業の際の卒業論文発表では優秀賞に選ばれました。
最優秀賞は惜しくも逃してしまいましたが、修士論文の発表会でのリベンジを狙っています。

質問:志望動機

回答
私は科学者は大きく分けて2種類に分けられると考えています。
1つは大学などの研究機関で基礎研究を行い、人類の知識を増やすべく研究を行う科学者。
もう1つは企業に所属し基礎研究をもとに我々の生活をより良くするべく研究を行う科学者。
大学の研究室に配属されている学生は前者であると思います。
私は研究室で機能性発光材料の研究を行っています。研究生活の中で自分の行ってきた研究が世の中にとってどれだけの影響力を持つのか、どれだけ世の中のためになるのかというのが常に疑問に思っていました。そのような中で御社の存在を知りました。
御社は受諾合成という形で様々な化合物の合成を行っています。
私は大学の研究室では有機合成を専門に行ってきました。そこで学んだ技術や知識を御社で活かしたいと思い志望しました。

各質問項目で注意した点:質問項目に対してしっかりと自分の考えを述べるように意識した。
志望動機は自分が有機化学を専門にしていることを話しつつ、自分の知識などを活かしたいことをアピールした。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:メール

本選考体験談

 選考概要                

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
西日本の化学系メーカーを中心に就活サイトなどで企業研究を行っており、その中の一つに讃岐化学工業があった。

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
西日本、特に四国・中国・近畿地方の化学系メーカーを中心に情報を集めていた。
また同時に企業研究を行っていた業界として食品系、特に乳製品を扱う会社の情報も集めていた。
他に受けていた企業としては大倉工業株式会社、四国化成工業株式会社、保土谷化学工業株式会社などの化学系企業や明治乳業、森永乳業、オハヨー乳業などの乳業メーカー。

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
受諾合成ということで他の企業からの依頼を受けて合成を行っており、取り扱っている製品の数は非常に多い点。

選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?
事務系と技術系に分かれていた。応募時に選択するのではなく、書類選考や面接などで判断する。

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。
WEBでの会社説明会に参加後、選考書類を郵送にて提出、約一週間後に適性検査と面接の連絡が来るので讃岐化学工業本社にて受験、そこから数日後に合否連絡がきた。

この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
どのような製品を作っているのか、またどのような製造設備を揃えているのか会社HPで確認した。
また、自身の研究内容を説明できるように練習もしておいた。工場の見学があると事前に伝えられていたので見学中に聞いておきたいことなどを考えていた。
                

各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
受諾合成を行っているほかの企業について調べておいたほうが良い。企業によっても得意なことが違ってくる。

この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
筆記試験と面接の対策と練習をしっかりとやっておけば問題はない。

 最終面接                

面接名:最終面接

実施時期:2020年6月中旬

面接時間:30分

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:3人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):社長、技術部、人事部

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ:面接開始前に所定の部屋で待機するように言われ、そこで待っていたら部屋に面接官たちが入ってきて面接開始。終了後は部屋から退出して帰宅した。

質問内容:
・志望理由 
・学生時代に力を入れたこと 
・大学の研究室で行っている研究テーマ(専門外の人にもわかりやすく、簡潔に) 
・化学系出身となるので技術系部署の配属となるが問題はないか 
・逆になにか聞きたいことはないか

雰囲気:面接1回目が最終面接となるため、緊張感もありはしたがこちらからも積極的に質問をしたりはできた。

注意した点・感想:讃岐化学が受諾合成を主としていることをしっかりと念頭に置きながら質問することを考えた。
自分が有機化学系の研究室に居ることをしっかりと伝え、入社後にはどのような場面で活躍できるかを聞くことで入社する意思が高いことをアピールした。

結果通知時期:4~5日以内

結果通知方法:電話

 内定後

内定時期:2020年6月下旬

承諾検討期間:3日間

承諾/辞退:辞退

辞退理由:事業内容や商品・サービス

辞退理由の詳細:自分にとってより志望度の高い事業内容の企業から内定をもらったため。