投稿者情報

ニックネーム:ナス

金沢大学大学院/自然科学研究科/21年

選考企業情報

企業名(正式名称):独立行政法人都市再生機構

職種:技術系総合職

インターン参加:参加していない

最終選考結果:2次選考通過

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:4月上旬

提出方法:郵送

質問:所属ゼミ・研究室、専攻テーマ(所属研究室等が決まってない方は、どのような研究を行う予定か簡潔に記入してください。院生については、学部時代も含めて記入してください。)(150文字以下)

回答

学部4年時から都市システム科学研究室に所属しています。学部時代には構造や土質などの土木工学、都市計画や交通計画などの計画分野、河川工学や海岸工学といった水理学、地震や洪水に関する防災、水質改善や廃棄物処理といった環境分野まで、多岐にわたって土木全般を学びました。

質問:専攻・研究内容、学んできたことについて簡潔に記入してください。(200文字以下)

回答

都市経済学・土木計画を専攻しており、「都市内人口分布のスペクトル解析」というテーマで研究しています。具体的には、位置情報データを活用した統計分析により、都市内の人口集積に関する規則性を抽出し、その結果を都市計画に反映させて最適な街づくりを目指す研究です。この研究を通して、経済学の知見を活用した都市構造の把握や、統計知識をベースにした適切なデータ処理等を学部時代以上に深く学びました。

質問:あなた自身の強みを記述してください。

回答

私の強みは「協調による目標達成力」です。中古教材を活用して途上国の教育を支援する学生団体に所属し、支援金の増額を目標に尽力しました。具体的には、学内に寄付ボックスを設置し、活動内容を明記したチラシを学生アパートへ配布しました。これらはそれぞれ大学事務と地元不動産会社に私が交渉した取り組みで、企画書の作成や、相手の利点も考慮した提案の調整により、実現させました。結果、目標を上回る20万円の支援金を獲得しました。この強みは多くの関係者と利害を調整して街づくりを進める貴機構において、大いに活かせると考えています。

質問:当機構に就職を希望する理由と入社後に携わってみたい仕事について記述してください。

回答

公共性の高い事業に関わる中で、街の課題に真剣に向き合い、「人々の暮らしや日本社会を支える街づくり」がしたいからです。貴機構では公平・中立な立場で、収益性以上に街に求められる真の要素を考え抜くことができる点に大きな魅力を感じています。入社後は、土木系社員として都市再生事業に携わり、日本の将来を見据え、国際競争力強化プロジェクトに取り組みたいです。また自身が新潟県中越地震で被災した経験を踏まえ、甚大化する災害に対応した安心・安全な街づくりに貢献したいです。

質問:当機構が関わった“まち”や“団地”等について、あなたの視点で思うことを自由に述べてください。

回答

私の地元である「長岡市大手通坂之上町地区」を挙げます。公的機能を集約させると同時に、地権者の商業施設やマンションを加えることで、街が持続的に発展する仕掛けがあると感じました。改めて街を歩き、さらに事業の価値を高めるには「世代間交流」が重要だと考えました。具体的な施策として、世代問わず参加できる郷土料理イベントを提案します。高齢者が若者やファミリー層に郷土料理を振る舞い、食を通じて地元に愛着を持ってもらうことを想定します。「人づくり」という地域の伝統を継承し、人々の交流から賑わいを創出するが必要です。

各質問項目で注意した点:結論ファースト。文字数の制限はないが、最終的に手書きでESを作成するため、あらかじめ文字数の目安を決めると良い。

結果通知時期:2週間以内

結果通知方法:電話

本選考体験談

 選考概要

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?

採用HPを見て、3つある部署のうち、災害復興に興味を持った。

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?

人々の生活を支える大規模な事業を行なっている企業に興味を持っていた。また当時は、デベロッパー(三井不動産・三菱地所・東急不動産・東京建物・森ビル・日鉄興和不動産・NTT都市開発)、鉄道(JR各社・首都圏私鉄)、通信(NTTグループ)を受けていた。

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?

街づくりの手法として、利益を追求する以上に真に街に求められるニーズや課題解決を行なっている点。

選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?

事務系総合職と技術系総合職に分かれていた。

選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。

毎回の面接で配属希望先とその理由を伝える場面があった。災害復興を第一希望としていた。

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。

ES→一次面接→二次面接→辞退

この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

十分な企業研究ができなかった分だけ、面接時の逆質問で理解を深めるようにした。また3つの事業(都市再生・賃貸住宅・災害復興)の各部署でどんな仕事に携わりたいのかを説得力を持って話せるように入念に準備した。

各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

実際にUR都市機構が手掛けた案件を複数見て回ること。

この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。

都市再生・賃貸住宅・災害復興の大きく3つの事業があり、本当にやりがいのある仕事に溢れている組織だと私は思います。皆さんも是非、将来取り組みたいことを明確にして、自分の言葉で伝え切ってほしいです。頑張ってください!

 一次面接

面接名:職員面談

実施時期:5月中旬

面接時間:30分

面接会場:WEB

面接官の人数:2人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):おそらく中堅現場社員

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ

自宅から参加・WEBに5分前から待機・最後に逆質問をして終了

質問内容

基本的にはESに沿って質問が進む。あなたの強みを詳しく教えてください。(どんな組織の、どんな立場で、どんな課題を、どのように解決したか、そしてどんな力が身についたと考えているか)入構後に取り組んでみたい事業は何か(3つの事業それぞれについて言及)

雰囲気

適度な緊張感がありながらも笑いのある会話に近い雰囲気

注意した点・感想

ESに書いた内容に付け加えるようにして、質問に対して説得力が生まれるように受け答えた。また事業ごとにどんな仕事に取り組みたいのかを伝え、どの部署に配属されたとしてもその部署で熱意を持って仕事に取り組む事ができる姿勢をアピールするようにした。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:電話

 二次面接

面接名:職員面談

実施時期:5月下旬

面接時間:30分

面接会場:WEB

面接官の人数:3人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):おそらく課長クラス

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ

自宅から参加・WEBに5分前から待機・最後に逆質問をして終了

質問内容

基本的にはESに沿って質問が進む。一次面接では聞かれなかった質問は以下の通り:あなたがこれまでに学んできた専攻・研究内容について教えてください。(専攻と研究内容、なぜその研究をしようと思ったのか、今後にどのように活かすか)

雰囲気

適度な緊張感がありながらも笑いのある会話に近い雰囲気

注意した点・感想

一次面接のときと同じように、事業ごとにどんな仕事に取り組みたいのかを伝え、どの部署に配属されたとしてもその部署で熱意を持って仕事に取り組む事ができる姿勢をアピールするようにした。また機構が過去に実施した事業について、自分が考えることを述べ、それに対し面接官の方の意見を頂戴してコミュニケーションを図った。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:電話