投稿者情報

ニックネーム:チョコボール

東京農工大学大学院/工学府機械システム工学専攻/22年

選考企業情報

企業名(正式名称):株式会社小松製作所

職種:技術職

インターン参加:短期インターン参加

インターンシップ体験談 (ES)

 インターンシップのエントリーシート

エントリーシート提出の可否:必要

エントリーシート提出期日:7月3日

提出方法:マイページ上

質問:研究室で取り組んた内容(300文字以内)

回答

3Dプリンタで製作したリブレットによるテイラー・クエット乱流における摩擦抵抗低減効果の高精度計測を行う研究を行っている。自然界、産業界での多くの流れは乱流である。乱流場では、全抵抗における摩擦抵抗が占める割合は半分以上と大きい。摩擦抵抗の低減は、省エネルギの観点から重要な課題である。摩擦抵抗低減手法に、リブレットと呼ばれる流れ方向に沿った微小な溝を、壁面に設置する方法がある。本研究では、様々なリブレット形状を製作可能な3Dプリンタで製作したリブレットを、モータに応用される同心二重円筒の内側円筒の表面に設置し、抵抗低減効果の高精度計測を行う。

質問:自己PR(400文字以内)

回答

「行動力」がある点が私の長所であると考える。大学では留学生の大学生活をサポートする活動にイベントリーダーとして参加し、彼らの留学生活を有意義なものにするための施策立案に尽力した。留学生が、日本の学生と接する機会が少ないという問題が生じた際は、教員と相談し、日本文化体験イベントを増設した。その際、SNSを活用した宣伝を行い、参加率向上を目指した。その結果、留学生の参加人数が従来比2。5倍に増加し、高い満足度も得られた。逆に「計画力に欠ける」点が私の短所だと考える。始めることに注力してしまい、その後の計画がおざなりになってしまうことがある。この課題に対しては、計画性が常に求められる環境に自分を置き、逆算して計画できるようになることが必要だと考えた。そこで、大学三年次の後期にマレーシア留学に挑戦した。英語での専門科目の授業や研究を限られた留学生活の間に終えられるように、計画を立てる術を学んだ。

質問:学生時代に最も打ち込んだこと(400文字以内)

回答

卒業研究において、過去二年間ふさわしい結果が出なかった実験を実験装置の変更を行うことで、理論値と一致する実験結果を出すことに成功した。私の研究は、乱流場において、リブレットと呼ばれる流れ方向に沿った微小な溝での摩擦抵抗低減効果の検証を行う。過去二年間の実験では、リブレットを設置する前の実験結果が理論値と一致しないという問題点があった。その現状を打開するため、似ている研究をしている論文から関連があまりない論文まで、少しでも自分の研究に生かせるものがないかを調査した。それらを通じて、装置の大幅な変更が必要であることがわかった。そのためには莫大な費用が掛かるが、先生に粘り強くプレゼンを行うことで、実験装置の変更を行うことができ、過去二年結果が出ていなかった研究に、光を見出すことができた。この卒業研究を通じて、専門外の分野にもヒントがあることを知り、粘り強く物事に取り組む姿勢を学ぶことができた。

各質問項目で注意した点:特にないが、質問の意図に沿うように気を付けた

結果通知時期:2~3日以内

結果通知方法:メール

 インターン参加内容

インターンシップ名:技術系2weekインターンシップ

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか

マイナビ経由

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。

感染症対策でオンラインでインターンを行う企業が多い中で、実際に職場に行けるインターンシップを選んだ。他にも名が知れている企業の直接職場に行けるインターンシップを受けた。また、選ぶ基準は自分の研究テーマに似ているインターンのテーマを行っている企業を選んだ。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

ES通過後の面接で何が聞かれるかが分からなかったので、ESの内容はすべて頭に入れておくようにした。また、面接官が理系でない人の場合を想定し、誰でも研究のことがわかるように研究内容を伝えられるように心がけた。

実施日程:8/24~9/4

実施場所:小山工場

インターンの形式:実務体験

インターン期間:2週間(土日を挟むため、実働10日間)

参加社員数:1チームあたり3人程度の社員がつく。

参加学生数:一つの工場当たり15人程度

参加学生の属性:大学院理系、理科大以上、国公立が多い

交通費補助の有無:実費分を支給

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容

二週間のうち、初日は企業説明、安全講習を行った。二日目以降は、部署に配属され、油圧ポンプの攪拌ロストルクを粒子法を用いて、流体解析を行った。基本、担当の社員がつきっきりで指導をしてくれ、一日に一回部署の長であるグループリーダーに一日やったことを報告した。最終日には部内発表および全体発表を行った。部内発表は発表10分、質疑応答10分、全体発表は発表10分、質疑応答5分だった。

ワークの具体的な手順

最初になぜこのテーマをやる必要があるのか、テーマで使う解析ソフトの使い方を教わった。

インターンの感想・注意した点

インターンは限られた時間で、結果を出し、発表をしなければならなかった。社員の手厚いフォローはあるが、自分で発表する日から逆算して、毎日目標を立てて二週間を過ごした。実際の社員と同じ生活を過ごすことで、普段の研究室生活とは違う社会人としての生活を知ることができた。

懇親会の有無と選考への影響

懇親会有。選考への影響はない

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。

リクルーターを紹介されたが、特典は特になし

インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)

技術系の社員とはインターンのテーマを進めるうえで交流が毎日あった。また感染症対策のため、規模が小さいながらも懇親会を開いてくれ、部長クラスの人とも交流を行うことができた。また同じ大学を卒業した技術系の社員との交流も行えた。最終日のインターン成果報告ではオンラインで人事部の人が見学していた。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ

ホワイトで真面目なイメージ

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ

インターン前と同じ