登録者情報
ニックネーム:T.Y.
京都大学大学院/理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻/21年

選考企業情報
企業名(正式名称):株式会社イシダ
職種:技術職
インターン参加:短期インターン
参加最終選考結果:最終選考通過(内定)

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:11月下旬

提出方法:マイページ上

質問:趣味・特技などを教えてください。

回答
私の趣味はサイクリングです。休日によく観光名所やサイクリングの名所などを巡っています。

質問:勤務地に関して希望があればご記入ください。

回答
特に希望はありません。

質問:大学時代の学業への取り組みについて教えてください。研究テーマや得意科目などを簡潔にご記入ください。

回答
私は液晶の研究を行っています。研究テーマは「アゾ分子を用いたSlippery界面の作製と評価」で、液晶ディスプレイのガラス基板表面に適切な処理を施し、偏光顕微鏡を用いて液晶分子に働く粘弾性を定量的に評価しています。

質問:学業や研究における活動で、どんな取組みをしてきましたか。概要の紹介とともに、一生懸命取り組んだこと、自分の考えた工夫やアプローチなどがあればPRしてください。

回答
液晶ディスプレイは駆動電圧を下げることで消費エネルギーを抑えることができます。
そのためには基板近傍の液晶分子の回転に反発する粘弾性を弱めることが重要であると考えられています。
私は、この基板上に適切な混合試料を塗布することで粘弾性を弱めようと試みています。
これまで私の研究室では、回転する磁場を用いた偏光顕微鏡観察を行うことで、粘弾性を定量的に評価していました。
しかし、装置の複雑性から、実験はすべて手動で行われており、測定時間が非常に長いことが課題でした。
私は、より多くのサンプルで実験・評価を行いたいと考えていたため、すべて自動で測定できるように、この装置を改良しました。
磁場の回転速度と強度を同時に制御しなければならなかったため、実験装置の構造や測定原理を一から勉強し直しました。
そして、従来の測定装置を単純化することに成功し、それらを同時に制御できるようなプログラムを作製しました。
以上の結果、従来の測定を自動化することができ、より効率的に多くの試料で測定することが可能となりました。
さらに、自動で測定をさせている間に、自分は解析を行うなど、複数の作業を同時に行うことができるようになりました。

結果通知方法:マイページ上