投稿者情報
ニックネーム:はる
東京工業大学/工学院電気電子系電気電子コース/21年

選考企業情報
企業名(正式名称):日立オートモティブシステムズ株式会社
職種:技術職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:1次選考通過

インターンシップ体験談(ES)

 インターンシップのエントリーシート

エントリーシート提出の可否:必要

エントリーシート提出期日:7月中

提出方法:マイページ上

質問:研究(ゼミ)の内容

回答

スイッチトリラクタンスモータは磁石を全く使用しないモータの1つであり、レアアースのような供給の不安定さや環境への影響が少なく、また、磁石を用いらないことから堅牢で安価といったメリットがあげられます。同様のモータに誘導機がありますが、誘導機より高効率で小型化が可能といった特徴があります。しかし、このスイッチトリラクタンスモータは振動・騒音が激しいという弱点があり、これを克服するため、本研究では伸び縮みの少ない金属材料と従来から用いられている金属材料とでモータを作成し、それを発電機として回すことでどれほどの騒音の違いがあるのかを確認します。また、モータとして回した場合と発電機として回した場合とでもどれほどの騒音の違いが出るのかを研究によって明らかにしようと考えています。

質問:自分のセールスポイントを教えてください。

回答

私は小さい頃から物を作ったり、分解したりすることが好きで家にある壊れたビデオデッキやおもちゃをよく分解して組み立てていました。今でも物作りが好きで研究室も物作りができる研究室を選びました。また、自宅で気軽に電気関係の工作ができたらと考え、今年の電気工事士の資格受験を考えています。やると決めたこと、やらなければならないことに対して締め切り日前に最後までやり通さないと気が済まないタイプです。

各質問項目で注意した点:

アピールポイントが自分のセールスポイントを教えてくださいの項目しかなかったため,その部分で自分の伝えたいことを伝えらるように努力しました。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:マイページ上

 インターン参加内容

インターンシップ名:【日立×クルマ】エンジニアとしてのキャリアプランを考える

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか。

日立製作所のページから

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。

際に現場を見られるインターとして選びました。短期インターンではただの座学による会社説明会も多い中、職場・工場見学会や先輩社員による座談会などもあり、説明会に参加しただけでは得られない経験を得ることができました。また、他にも同じように現場の様子を知ることのできるインターンに参加いたしました。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

実際に現場の人が普段どのような業務をしているのかをしっかりと聞けるようにどのような質問をしたらいいのかを吟味し、望みました。また、自分が今現在行っている研究が生かせるのかどうかについてもお聞きし、自分のやりたいことが将来できるのかを考えました。

インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

同業他社との比較

実施日程:9月の中旬に2回、2月に2回の合計4回

実施場所:本社と見学したい工場

インターンの形式:グループワーク

インターン期間:4日間

参加社員数:全体で5人

参加学生数:20人

参加学生の属性:大学院生が多い

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:

会社説明、自分のことについて長所や短所を書き出し(1時間)、周りと共有(30分)。また、周りの人と共通部分を探したり、そこからどのような部分に生かせるのかを相談した(30分)。工場見学ではおのおの行きたい工場に行き見学を行いました。(別日で半日の見学)

ワークの具体的な手順:

会社説明、自分のことについて長所や短所を書き出し、周りと共有。また、周りの人と共通部分を探したり、そこからどのような部分に生かせるのかを相談した。

インターンの感想・注意した点:

履歴書の書き方や面接の仕方等のどこの会社でも使うような活動を行い、とても有意義な時間でした。特に工場見学では自分の行きたい分野の工場を見学し、社員の方や現場の方に直接質問をすることができ、働き方のイメージがうまくわきました。

懇親会の有無と選考への影響:

有り、OBとの懇親会で選考にはあまり影響を及ぼさない感じでした。

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。

特になし

インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)

技術の方,特に実際に現場で働いている(製品の生産をしている方や開発関係の方)方やそれらをまとめている責任者の方とも交流することができ、それぞれの立場から会社の雰囲気や働き方についてを伺うことができました。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:

部品メーカーなので完成者メーカーの下請けのイメージ

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:

自社開発を自ら行うことも有り、ものづくりに関していえば様々なことに関わることができるところ。

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:3月中

提出方法:マイページ上

質問:当社への志望動機をご記入ください

回答

私は小さい頃からモノを作ることが好きで、そんな中でも特に自動車の動力部分(モータ)に興味があります。自動車は、家電等の電化製品と異なり動力部分や電装部品を素人の人でも普段のメンテナンスで見ることが可能であり、自分の作った部品を世界中の多くの人に見てもらうことができるためとてもやりがいを感じます。自動車メーカでは部品を組み合わせるだけの場合が多いですが、貴社では部品ひとつひとつに対して試行錯誤を繰り返しつつ、開発と生産の現場が同じ敷地内にあるため、ただ設計するだけでなく、実際に生産をすることが可能かどうかを生産の人たちと一緒に考えることが可能なため実際に自分の設計した部品が作られるところまで関わることができます。そんな中で私は自分たちだからこそ作ることのできる部品を設計していきたいです。また、貴社では私が大学院の研究で行ってきたモータの開発を古くから行っており、私が今まで勉強してきたモータについての知識や経験を少しでも設計開発に貢献できたらと思い貴社を志望いたします。

質問:自己PRをご記入ください。

回答

私は、最後まで絶対にあきらめない気持ちと幅広い探求心をもっています。何事をやるにも、時間の許す限り、途中であきらめることはできず、最後までしっかりと追及していかないと気がすみません。しかし、このとことん追及する姿勢から知識が多く身につき、知識が多く身につくことから様々な視点で物事を見るようになりました。その結果、だれにも思いつかないようなアイデアを出せるようになり、学会では優秀賞を頂くことができました。最近では幅広い知識を得ていくことが好きになり、その過程で教員免許や無線従事者などの資格取得を行っています。教員免許のように自分の専門と全く関係のない分野でも人に教えるときや自分の伝えたいことをうまく伝えようとするときに役に立ち、自分の今まで培ってきた知識や経験が生活や研究の中で生かされていると思うととても楽しく感じます。そのため、私は今後も自分から積極的に様々な分野を勉強していき、知識と柔軟な考え方を用いて新しいアイデアを出し、貴社の設計開発に貢献をしていきたいです。

質問:学生時代、最も力を入れて取り組んだことは何ですか。

回答

私が最も力を入れたのはサークル活動でみんなをまとめ、引っ張って行ったことです。私はマンドリンというバイオリンに近い楽器のサークルに所属していたのですが、演奏では様々なパートが音色を合わせることで1つの音楽を作り上げていきます。しかし、人それぞれ苦手なところや得意とするところが異なり、如何にうまく弾ける人が苦手としている人に、練習以外の方法で弾けるようにしてあげるかが鍵でした。自分達の持っている技術や工夫をかき集め、その人だからこそ弾ける音色を最大限に生かせるようにしました。特に意識したのが、自分の意見だけを仲間や後輩に伝えるのではなく、一緒に考えながら演奏をしていくということです。高校までの部活では先生が主導になり引っ張っていくことが多いですが、練習の中で楽しさを見つけられずやめていってしまう人が多くいました。そのため、大学では自らがみんなを引っ張っていき、厳しい練習の中でも演奏する楽しさを忘れないようにみんなの行動だけでなく気持ちも同じになるように心がけていきました。

質問:研究の具体的な内容を教えてください。

回答

SRMは磁石を使用しないモータで、環境にも優しいですが、振動・騒音が大きいといったデメリットがあり、主にこのデメリットを改善できないかと研究を行っています。学部ではSRMの振動・騒音について、制御やパワーエレクトロニクスの分野を用いてどれほど抑えることが可能なのかをFEM解析ソフトやMATLABを用いてシミュレーションで行ってきました。大学院では、制御の分野だけでなく材料の違いといった機械的な分野に広げて研究を行っています。モータで用いられる金属は外部から磁界がかかると磁気スピンの磁化方向がそろい、それが磁歪という金属の伸びとして生じます。この金属の伸び縮みによって振動・騒音が生じているのですが、この磁歪は現実では電磁力と力を分けることが難しく実際に磁歪によってどれほどの騒音が発生したのか述べられた文献が存在しません。そこで本研究では、磁歪の値が異なる2つの材料を用いてモータを作成し、どのような騒音の違いがみられるのか、また、コストを抑えつつ効率をどれほど向上させることが可能かということを考えています。

質問:今後グローバルでどのように活躍したいと考えていますか。

回答

私は自分の設計する自動車部品が世界中で使われるような仕事をしていきたいです。しかし、そのためにはそれぞれの国の人たちが求めているものを知る必要があり、私は積極的に若いうちから海外を経験し、多種多様な考えや語学力を身につけることで自分にしか思いつかないようなアイデアでこれを実現していきたいです。

質問:上記応募コースを選んだ理由をご記入ください。

回答

私は環境に負担をあまりかけない自動車を作りたいと考えています。自動車で最も二酸化炭素を排出する部分は動力ですが、近年、モータを使用することで環境への負担が軽減されており、今後もさらなる技術発展とともに動力部分の効率を上げることで電費や燃費が向上すると思います。そのため、私は環境・安全分野を志望いたします。

質問:上記応募コースを選んだ理由をご記入ください。

回答

私は環境に負担をあまりかけない自動車を作りたいと考えています。自動車で最も二酸化炭素を排出する部分は動力ですが、近年、モータを使用することで環境への負担が軽減されており、今後もさらなる技術発展とともに動力部分の効率を上げることで電費や燃費が向上すると思います。そのため、私は環境・安全分野を志望いたします。

質問:設計開発業務を選んだ理由をご記入ください。

回答

設計開発では自分の設計した部品が世界中の人たちに使われる仕事をすることができ、ものづくりを行いたいという私の夢が実現できると思ったからです。大学の研究でも設計を行うことは多々あり、自分で設計を行うことで様々な部分の寸法を相互に考えることはとても楽しく是非このような設計開発を仕事にできたらと思い志望いたしました。

質問:研究開発業務を選んだ理由をご記入ください。

回答

研究開発では未来に必要な技術の開発を行っており、様々な知識や柔軟な発想力が必要になってくると思います。そんな中、将来の環境を良くしたいと考える私の夢を実現できるとともに、私の持っている最後まで絶対にあきらめない気持ちと幅広い探求心を生かして貴社の研究開発に貢献できたらと思い志望いたしました。

各質問項目で注意した点:

面接で聞かれる際にしっかりと答えることができるように、面接時の状況を思い浮かべながら、エントリーシートを作成していきました。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:マイページ上