投稿者情報
ニックネーム:あ
神戸大学大学院 / 工学研究科 /21年

選考企業情報
企業名(正式名称):日本製粉株式会社
職種:技術系総合職設備エンジニアリング
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)

インターンシップ体験談(ES)

 インターンシップのエントリーシート

エントリーシート提出の可否:不要

 インターンシップの参加内容

インターンシップ名:設備インターン2days

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
東京で2社インターン参加予定であり、もう一つ参加したいと探していたところマイナビから発見した。

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
川上の産業のメーカー、インフラに興味があった。主に素材化学・鉄・非鉄・石油・電力・食品など工学部の経験が生かされそうな企業を中心に受けた。また、選考に慣れる事が目的だったので日系大手を中心に受けていた。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
WEBテストのみによる選考だったので高得点を取ろうと意気込んだ。SPIの対策を行い、実際にテストセンターに受けに行ったその日にここのテストに取り組んだ。頭がさえているときに解こうという狙いだった。実際性格検査が重視されているようだ。

実施日程:9月上旬

実施場所:千葉工場

インターンの形式:グループワーク

インターン期間:2日

参加社員数:5~6人

参加学生数:8人

参加学生の属性:国公立私立院生学部生がまばら。学歴フィルターはなさそう。

交通費補助の有無:関西は10,000円均一

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容
工場見学を行った。その中でも製粉マシンの一部のパーツを見せてもらった。全部のインターンの中で一番しっかりした工場見学だった。また、ワークではクイズのような問題、そして資料の予算表をもとに工場の新設備の導入を検討する問題もあった。

ワークの具体的な手順
配布資料をもとに班で話し合って模造紙にまとめ発表。

インターンの感想・注意した点
移動が非常に大変だった。また、ワークスケールと工場スケールにはかなり差があるので、仕事はかなり大変そうだと思った。工場は24時間365日稼働するので土日や長期休暇が休めないと聞いた。ワークライフバランスを重視する人は要チェックだと思った。

懇親会の有無と選考への影響
あります。

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
ES通過、GD免除された3月内定早期ルートでした。ちなみにその後コロナでGDは全員なくなりました。

インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
人事や設備エンジニアリング職の社員と惜しみなく接点が持てる。工場見学、懇親会とたっぷり話す時間がある。ここで会った社員さんは本選考前も激励してくれたり電話で連絡をしてくれたりするので、顔を覚えてもらうのも大事。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ
あまり想像がつかなかった

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ
おおらかな社員、しかし大変な業務

本選考エントリーシート(ES)

エントリーシート提出期日:2月16日

提出方法:マイページ上

質問:ゼミまたは研究の内容を具体的にご記入ください。(250文字以下)

回答
私の研究テーマは「粉砕によるアモルファスシリカの物性及び構造の変化」だ。ガラス材料を粉砕により作成し、従来の方法で作成したものと構造を比較する研究である。粉砕の最大の利点は従来法と違って「高温、氷点下条件を再現する装置」を必要としないため、簡易でコストが安く、環境親和性が高いといった特性がある。構造をより深く解明し使い方を確立し、「ジェネリック」のような代替素材として世の名に広めたい。また、粉砕の反応機構は世界的に基礎研究が不足しているため、機器分析の観点から新たな知見を得たい。

質問:所属している部活またはサークルの活動内容とあなたの役割をご記入ください。

回答
年2回の定期演奏会に向けて、週に3回通常練習を行っている。また、年に4回の強化合宿で部全体の団結感と技能を向上させたり、不定期で他大学との交流を広げたりする中で総合力の高い合唱団を目指している。自分はパンフレットの編集長、出版部長として団員同士の想いを言葉に綴り、意見伝達の場を作り上げた。

質問:学生時代に経験されたアルバイトまたはボランティア活動の内容をご記入ください。(150文字以下)

回答
個別指導だ。私は高3生の指導を任された。「真面目で熱心」な生徒なのに点数が伸び悩んでいたため、私は「塾以外での勉強」に焦点を当てた。「1回覚えた内容はその日のうちに何度も復習する。」と目標を設定した。対面中は問題の答えだけでなく考え方を教えた。その結果、マーク模試の点数が3ヶ月で200点上がった。

質問:当社でやりたい仕事とその理由をご記入ください。(250文字以下)

回答
IT技術の導入によって安全と安心を追求した工場設備を提供したい。貴社は日本の食用粉の大部分の生産を担っており、もはや日本人の生活の一部である。そんな貴社にとって、工場は文化をかたどる「食」というインフラのインフラといえる。故に安全と安心を最優先に永続的に稼働させるという使命があると感じた。そこで、危険を伴う作業ラインにIT技術を導入し、ケガや異物混入といった事故が起こりえない仕組みを提供したい。その仕組みが貴社の社員全員に安心を与え、より質の高いアイデアを生み出す環境作りに繋がる、と私は考える。

質問:人生で最も印象に残った経験は何ですか?それについて具体的にご記入ください。(800文字以下)

回答
大学の合唱団で、合唱という表現方法を追求したことである。
一年の秋から、このままじゃいけないと感じて自主練を始めた。きっかけは入団した直後の練習にてパートの先輩に「歌うな」と言われたことである。原因もわからず厳しい言葉を浴びたため、まず私は休憩中に先輩5人に自分の歌声のフィードバックをお願いした。すると、全員から「周りと声が合っていない」ことを指摘された。この出来事から合唱に必要な「皆で一つの歌を作り上げる」意識が自分には足りていない事に気づいた。この時、なぜ自分にその意識が欠如するかを考えてみた。すると、自分にはチームではなく自分だけで努力したり受動的になったりする傾向があることに気づいた。よって「周りを巻き込んで」「自分から」学習する習慣を身に付けよう、と心に誓った。その日から「合唱は集団で行うものだという意識」を高めるため、発声練習、課題曲練習、合宿、客演指揮者やボイストレーナーのご指導、書籍の購読といった手段で1年間合唱を研究し続けた。そして、合唱に要求される姿を「心技体」からなる3つの事柄を自分なりにまとめあげた。
心:「団員で声を一つにする意識」。技:「強靭でしなやかな声」。体:「長時間の歌唱に耐えられる身体づくり」。しかし、合唱に必要な事柄を結論づけたものの、1人で実現することは不可能だった。そのため、サブリーダーとなった3年生の頃、パートリーダーに「集団の発声練習」の比率を上げたプログラムを提案した。このプログラムでは1人の練習では実現できないチームワークを養うことが目的であった。
さらに練習で得られた技能を課題曲に応用し、パート全体の団結力を作っていった。この練習を3ヶ月継続し、万全の状態で発表会に臨んだ。本番が終わった後、会場は大盛況。「声をまとめてリードできていたよ」と先輩から声をかけて頂いた。また、ボイストレーナーには「歴代最強のテノール」と講評を頂いた。

各質問項目で注意した点
読み物なので、相手に様子が思い浮かぶように文を綴った。

結果通知時期:2~3日以内

結果通知方法:マイページ上

本選考体験談

 選考概要

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
インターンシップへの参加

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
素材化学メーカー・食品・部品・インフラ(エネルギー)・ITなど技術の中でも根幹に関わる部分の企業を受けていた。日系大手・優良中小企業を中心に受けていた。オファー経由でインターンに参加した企業はだいたい本選考に参加した。

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
小麦粉の影響力の大きさ。他の食品よりもさらに重要度が高いため責任を持って働ける。

選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分かれていましたか?
技術系は研究開発と工場設備の2コースに分かれていたと思う。

選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。
職種に関しては最初から部門別。勤務先は、希望は出せるが完全にランダムだと思った。

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。
夏インターン生限定最速早期選考

この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
選考慣れしておきたかったので他の企業の早期選考と繋げて選考に参加した。また、業界2位だったので競合他社とのセグメント別売上や中期経営計画を読み、自分の目指す方向性と企業の戦略が一致していることを示した。そしてインターンの内容を復習した。

各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
OB訪問

この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
落ちた時は連絡が来ないようです。志望度が高い上で連絡なしだとかなり落ち込むと思うので、対策はしっかりしつつ気負い過ぎないようにしましょう。

 WEBテスト/筆記試験

テスト方法:筆記試験

実施時期:2月下旬

実施場所:企業オフィス(本社)

試験時間:合計60分程度

形式:TAP

試験科目:言語、数理、論理

各科目の問題数と制限時間
言語10分27問、数理15分21問、論理20分25問

対策方法:他のWEBテストで慣れる

結果通知時期:2~3日以内

結果通知方法:電話

 一次面接

面接名:一次面接

実施時期:2月下旬、テストと同じ日

面接時間:20分

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:2人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):ベテランの技術系社員

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ:到着→案内→アイスブレイク→面接室へ→面接→筆記試験→退出

質問内容
志望動機。ガクチカ。研究内容について小学生や中学生の弟、妹に分かるように分かりやすく説明。小学校、中学校の習い事について。部活動の取り組みと中学までの習い事、どちらに思い入れがある?
逆質問はなく時間になったら打ち切られた。

雰囲気:穏やか

注意した点・感想
分かりやすく簡潔に、というところを心掛けた。また、楽しそうに話す人が魅力的に映るのではないかと考えたので、普段寡黙な自分は素直に少し喋りすぎるくらいを目安にしゃべるようにした。おかげさまで楽しく話せた。

結果通知方法:電話

 最終面接

面接名:最終面接

実施時期:3月上旬

面接時間:20分

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:4人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):人事部長、技術系の役員クラス

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ:一次面接と同じ

質問内容
面接の回数。工場で機械を学ぶことについて。コロナウイルスに対する国の施策についてどう思うか。機械が壊れた時どうするか。転勤について。挫折経験。中学まで習っていた習い事について。やりたい仕事内容の深堀。TOEICの点数が○○点だけどこれは結構勉強した?どういった業界を志望してる?内定が出たらどう決める?

雰囲気:厳か

注意した点・感想
短い時間に対してたくさん質問が飛んでくるので素早く簡潔に、順序だてて解答した。また、実際の業務を想定して「この子なら任せられるな」と思わせる解答を心掛けた。そして一次で基本的なところは評価されているので自信を持つようにしていた。

結果通知時期:当日中

結果通知方法:電話

 内定後

内定時期:3月上旬

承諾検討期間:2か月

承諾/辞退:辞退

承諾/辞退理由:配属勤務地

承諾/辞退理由の詳細:ワークライフバランスが取りにくそうだった。

内定後の課題の有無:分かりません

内定後の拘束:全くなし

内定後の研修など:分かりません

内定者の数:分かりません

自分以外の内定者の所属大学:分かりません

自分以外の内定者の属性(体育会、学生団体、留学、長期インターン、ボランティアなど)
分かりません