登録者情報
ニックネーム:ペコ
北海道大学/環境科学院/21年

選考企業情報
企業名(正式名称):日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社
職種:ITスペシャリスト
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

本選考エントリーシート

質問:研究課題や興味を持った科目、学業以外に力を注いだこと(サークル、アルバイト、趣味など)について具体的に記述してください。

回答
私は現在、大学院で気象学を学んでいます。気象学に興味を持ったきっかけは、学部生の時の研究です。
学部生の時は「植生指数の動態に寄与する気候要因の抽出」 というテーマで研究を行いました。
研究を進める中で、特に砂漠や熱帯雨林など特殊な気候と植生を持つ地域において、気象条件が少し変動するだけで植生指数が大きく変化してしまうことを知りました。
この研究を通し、気象が地球環境に与える影響力の大きさに惹かれ、大学院では気象学を学ぶことを決意しました。
現在は「大規模アンサンブル実験データを用いたENSOが極端気象の出現確率に与える影響の評価」というテーマで研究を進めています。
様々な形で私たちの生活や生態系に大きな影響を及す極端気象ですが、この極端気象を引き起こす要因の一つとしてENSOが挙げられています。
ENSOが日本の気候に与える影響のメカニズムを解明することは重要ですが、極端気象は過去の発生頻度が少なく解析に使えるデータには限界があります。
そこで本研究では、大規模アンサンブル実験モデルを使用しデータの不足を補うことで、より信頼度の高い結果が期待できます。
他にも、研究室のメンバーを集めて週に3回天気図勉強会を開催し、自ら積極的に気象学と向き合う機会を設けています。
このような研究生活の中で、予測が難しい気象の科学的な面白さと、人間社会や生態系に大きな影響を与える恐ろしさを日々実感しています。

質問:IBM Groupは世界に価値のあるイノベーションを届けることを企業理念の1つとしています。あなたが取り組んだイノベーションについて教えてください。具体的に記述してください。

回答
現在活動しているレジデントアシスタントとしての働き方に、イノベーションを起こしました。
私は入居している国際寮で、留学生の生活や日本語学習を手助けするレジデントアシスタントに挑戦しています。
過去に実施したアンケートでは、寮で暮らす留学生150人のうち、日本での生活に不安を抱いていると回答した留学生が半数を占めました。
その理由として、交流の場が少なく誰に悩みを相談したら良いか分からない状況が挙げられました。
私はこの原因が「相談をされたら聞く」というそれまでのアシスタントの受け身な任務形態にあると考えました。
そこで私は、学生支援課の方に月2回会議の時間を設けていただき、日本語勉強会や料理会などの交流会を企画しました。
交流会にかかる費用の見積書を作成したり、またイベントポスターで告知し参加者を概算することで学生支援課の方にも納得していただき、交流会を開催することができました。
このような取り組みの結果、先月実施したアンケートでは、不安を抱いていると回答した留学生を20人にまで減らすことができました。
私はこの経験から困難に対し自分ができることは何かを考え、自らが能動的に行動することで解決しました。

質問:IBM Groupではグローバルチームの一員として、すべての関係者に誠実に対応し、自らの責任を果たすことが求められます。他者と協業して何かを達成した経験について具体的に記述してください。ただし、他の設問とは異なる経験を回答してください。

回答
私はアルバイトスタッフと協力し合い、立場関係なく意見を発信できる職場づくりを達成しました。
私はラーメン店のアルバイトで、学生唯一の責任者を務めました。
勤務中は、1時間に80人ものお客様が来店されるため、スタッフが一丸となる必要がありました。
しかし、各スタッフが考える優先順位の違いから、スタッフ同士の動きに一体感がないことを課題に感じました。この原因が、スタッフ同士で話し合う機会が少ないことにあると考え、勤務後に5分程度のミーティングを提案しました。
ミーティング中は、どの立場の人でも発言しやすい雰囲気づくりに徹しました。
なかなか集団の中で意見を伝えられないスタッフに対しては、人が少ない状況下で積極的に話しかけ楽しく働いてもらえるような環境づくりを意識しました。
ミーティングを通し異なる視点を持ったスタッフ同士の考えを共有することで、次第にチームとして団結することができました。
私はこの経験から、大きな目標に向け一体となって取り組むことにやりがいを感じました。
仕事においても、互いを理解しサポートし合えるチームで働きたいです。

質問:当社 および IT Specialist/Application Programmerを志望する理由を記述してください。

回答
私は、情報技術を活用しお客様のデジタル変革を行うことで、豊かな社会の実現に貢献したいです。
貴社は、それは可能にできる世界最先端の技術を持っていると考え、志望しました。
私はアルバイトで責任者として、毎日食材の発注業務やスタッフの休憩時間の調整を行いました。
働く中で、IT技術を導入することで過不足のない発注業務や効率的な人員管理が可能になり、収益拡大に繋げられるのではないかと考えました。
私はこの経験から、ITを用いてお客様や社会の課題解決、また新しい価値の創出をしたいと考えるようになりました。
長年お客様の課題に向き合ってきたIBMグループであれば、多岐に渡るお客様の課題や要望を技術面からサポートできると考えます。
また私は、生涯をかけて挑戦し続けられる仕事がしたいです。
私は研究を通して、物事を徹底的に追及することに向いていると気付きました。
幼少期から続けているピアノは、これまで一度もやり切ったと感じたことがなく、今でも継続しています。
ゴールのないものに強い魅力を感じ、ひたむきに努力できることが私の強みです。
そのため、仕事においてもプロフェッショナルな仕事に就きたいと考えます。
IBMグループは、世界を牽引する技術力と蓄積された業界知識を持っています。
御社の一員としてデジタルテクノロジーの知識とスキルを習得し、課題を多角的に捉えることができるITのプロフェッショナルになりたいです。