投稿者情報
ニックネーム:kz
筑波大学/システム情報工学研究科/知能機能システム専攻/ 21年

選考企業情報
企業名(正式名称):安川オートメーション・ドライブ株式会社
インターン参加:参加していない
最終選考結果:2次選考通過

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:4月上旬

提出方法:マイページ上

質問:これまでで一番苦労したこと、それをいかに乗り越えたのかを教えて下さい。600文字以下

回答    

私が最も苦労したことは学部での卒業研究である。特定の疾病を持つ患者の生体情報から症例を判定するソフトウェアの開発に取り組んだ。従来の判定手法は簡便で安価であるため現在まで用いられているが、電気刺激を与えるため患者への負担が大きいという問題があった。これを解決する判定手法と判定用ソフトウェアの開発が進められていた。私が開発に加わったときの問題点は症例判定手法の精度の低さと操作性の悪さだった。提案手法では生体情報から抽出した特徴量により判定を行うが、どの特徴量を用いれば精度が上がるか調査する必要があった。論文の執筆を含めて残りの期間は半年程度であり、全ての組み合わせを試すのは困難であった。そこで2つの手順で解決を試みた。まず文献調査を行い対象の症例に関する情報を集めた。症例の特徴や傾向から判定に有効な特徴量を絞り込めると考えた。次に文献調査の結果から有効だと考えられる特徴量の組み合わせをいくつか選出し、統計学的な解析を行った。最終的に実装した手法は従来の手法と同等の精度を持つことが確認できた。また、従来の手法と比較して生体情報計測時の患者への負担が少なく、ソフトウェア利用者による結果のばらつきが少ないことも確認できた。医療現場で用いるソフトウェアの根幹となる部分に携わり要件を満たすものを提供できたという経験が自信につながった。この成功体験は現在の修士課程での研究活動にも活きている。

質問:学業で取り組んだ内容についてご記入下さい。(理系の方は、研究テーマとその内容についてご記入下さい) 200文字以下

回答    

機密保持のため伏せます

質問:これまでで周囲を巻き込んで成し遂げたことを1つ教えて下さい。600文字以下

回答    

ボランティアサークルの活動で小学生を対象とした防災教室を実施した。大学付近は巨大地震が発生した際に強い揺れと津波による被害が予想されるため、周辺の小学校に通う児童に楽しみながら防災意識を高めてもらうという目的で企画した。防災マップの作成やクイズなどを通して自分が住む地域の危険性や災害時の動き方などを学べるようなプログラムを作成した。私の主な役割は参加者を集めることだった。当初は小学校2校にポスターを掲示し20名ほどの参加者を募集する予定だった。しかし全く人が集まらず開催が危ぶまれる状況にあった。原因はポスターだけではサークルの実態がわからず、保護者側としては児童を預けることに不安を覚えるためだと考えた。信用を得るためにはできるだけメンバーを集めて交渉の場に出向き、自分たちの姿を見てもらう必要があると考えた。そこで3人程度の班に分かれて交渉にあたった。具体的には教職員の方に活動実績をアピールし児童へのイベントの周知を依頼した。また、保護者にアピールするためクラブ活動後の小学校で呼びかけを行った。そして対象の小学校を2校追加し学童でも告知を行った。最終的に十数名の児童が集まり防災教室は無事に開催することができた。子どもたちには楽しみながら防災について学んでもらえたようで、保護者からも好意的な意見が多く達成感を感じた。微力ではあるが子どもたちの防災意識の向上に貢献できたと考えている。

質問:安川オートメーション・ドライブへの志望動機を教えてください。300文字以下

回答    

私は産業機械の基盤となるモータとその制御技術を通して日本の製造業の発展に貢献したいと考えている。そのためにも貴社での業務を通して技術者としてのスキルを身につけ、営業利益の向上に貢献したく思うため志望する。私はこれまでボランティア活動に進んで取り組んできた。被災地を訪ね様々な意見を聞き自分たちにできることを考え、メンバーと協力して実行してきた。また、これまで情報工学を中心に工学に関する幅広い分野を学んだ。演習を通してものづくりのプロセスも一通り体験した。この経験、知識はシステムの設計、開発業務に活かせると考えている。技術者としてモータ技術を通して日本のものづくりの発展に貢献したいと思う。

各質問項目で注意した点:具体的なエピソードを記述するようにした.

結果通知時期:2週間以内

結果通知方法:マイページ上

本選考体験談

 選考概要             

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?          

第二志望の企業のグループ会社だったため.

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?           

現在,生産ラインの効率化に関する研究を行っており,そこで得た知見を生かして「ものづくりの効率化」に携わりたいと考えていた.そのため研究内容が活かせるかどうかを基準としていた.他には産業用ロボットやFA機器のメーカーを受けた.

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?          

安川電機のグループ会社であること.

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。    

0次マッチング,1次面接

各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

グループ企業全体について深く調べておくべきだと思った.  

 一次面接             

面接名:0次マッチング

実施時期:2020年4月中旬

面接時間:30分

面接会場:WEB

面接官の人数:2人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):人事,技術

学生の人数:1人

質問内容:

簡単な自己紹介,研究内容の説明,志望動機,学生時代に力を入れたこと,ボランティア活動を始めたきっかけ,ボランティア活動を通して得たもの,チームをまとめるために意識していたこと,当社の業務について理解しているか

雰囲気:業務内容について間違った認識をしていたため,空気を悪くしてしまった.

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:メール

 二次面接             

面接名:1次面接

実施時期:2020年7月上旬

面接時間:1時間

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:3人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):人事,技術

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ:会場到着後控室で15分ほど待機,面接,終了後解散             

質問内容:

自己紹介,研究内容の説明,学生時代に力を入れて取り組んだこと,得意・不得意な科目,グループ会社が複数あるなかでなぜ当社を選んだのか,コロナ禍での大学の状況について(大学に入れるのか,研究に取り組めているかなど)

雰囲気:3名とも物腰が柔らかい感じの方だった.

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:メール