こんにちは。理系就活情報局です。

二次面接に合格すると、いよいよ内定が近づいてきます。

中には、二次面接合格=ほぼ内定という話を耳にしたことのある理系就活生の方もいると思います。

「二次面接に合格したと話したら、先輩にほぼ内定だと言われたけど本当?」

「これから二次面接だけど、合格したら内定の可能性が高いって思ってもいい?」

今回は、そんな疑問を抱える理系就活生へ向けて「二次面接合格=ほぼ内定?二次面接のポイントをチェックしよう」というテーマで解説します!

二次面接に臨む理系就活生は、ぜひ参考にしてみてください!

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二次面接に合格すればほぼ内定って本当?

二次面接に合格すればほぼ内定って本当?

必ずしも二次面接通過=内定ではない

結論、二次面接を通過したからといって内定が約束されるわけではありません。

二次面接に合格すれば最終選考をパスできる可能性も出てきますが、二次面接合格はあくまで二次面接の段階でのものです。

二次面接が最終選考であれば、二次面接合格=内定となりますが、その先の選考がある場合は、「ほぼ内定なんだから、大丈夫」と安心するのは早計です。

二次面接は深掘りされたり所要時間も多かったりする分、合格すれば達成感を感じます。ですが、まだこの時点で合格が決まってはいないため、気を抜かないようにしましょう。

二次面接合格=ほぼ内定と噂される理由

二次面接合格=ほぼ内定と噂される理由

二次面接で就活生が絞られるから

二次面接合格=ほぼ内定と噂される理由は、二次面接の段階である程度就活生が絞られるためです。

書類選考通過者が参加する一次面接と比べても、二次面接は参加人数が絞られます。

そこから最終選考に向けて就活生の数を絞るときに、採用予定数に絞られる場合があります。その場合は、二次面接合格者は最終面接に通過する可能性が高くなります。

とはいえ、二次面接通過者がどれだけいるのかは、企業やその時の状況によっても異なります。

二次面接までしか行わない企業もある

中には、二次面接までしか選考過程がない企業もあります。

そうした場合、二次面接を通過すれば内定です。

企業の規模や採用担当者の負担を考慮して、面接が2回しか行われない企業もあります。

そうした企業が一定数あることが、「二次面接合格=ほぼ内定」と言われる理由でしょう。

選考過程は企業ごとに異なるので、確実性のない噂や評判を鵜呑みにしないよう気をつけてください。

最終面接は社長や役員との顔合わせの機会

二次面接の次が最終面接となる企業の中には、「面接」と呼んでいても、実際には社長や役員との顔合わせの意味合いが強く、合否の判断は二次面接で終わっている場合もあります

ただしそうした場合でも、最終面接で内定をもらえるとは限りません。最終面接での印象が悪かったり、失言をしてしまうなどすれば、落とされる可能性も十分にあります。

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二次面接の役割は企業によって違う

二次面接の役割は企業によって違う

二次面接=中間選考の場合

二次面接の役割は、選考フローのどこに位置するかによって異なります。

二次面接=中間選考の場合、二次面接では採用後の配属先の部課長が担当し、自社に合う人材なのかを見極めます。

面接官は、一次面接から絞り込んだ就活生を、

  • ・実際の業務ができるスキルがあるのか
  • ・仕事内容や事業について理解があるのか
  • ・将来のビジョンを持って働ける人材なのか

という観点から判断します。

企業理解と自己分析ができているのはもちろんのこと、将来的に活躍できる人材なのかを判断されるので、しっかり対策をして臨みましょう。

二次面接=最終選考の場合

二次面接が実質的に最終選考の役割を担う場合、社長や役員などの経営層との顔合わせの意味が強くなります。

特に問題なければ比較的短い時間で終了することもあり、形式的な面接になる可能性もあります。

しかしながら、経営層が不採用と判断した場合、それまでの選考で合格が決まっていたとしても覆る可能性は大いにあるでしょう。

二次面接=最終選考の場合も、気を抜かずに誠意を持って臨みましょう。

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二次面接突破のために押さえたいポイント

二次面接突破のために押さえたいポイント

これまで、「二次面接に合格すればほぼ内定って本当?」から「二次面接の役割は企業によって違う」まで解説してきました。

最後に、これから二次面接の対策をする理系就活生へ向けて、二次面接突破のために押さえたいポイントを解説します。

企業と自分がマッチしていることをアピール

二次面接突破のために押さえたいポイントは、企業と自分がマッチしているとアピールすることです。

二次面接で、面接官は自社で活躍してくれる人材なのかという観点から就活生を見極めます。

仕事内容と専門性を結びつけてアピールしたり、これまでの研究成果ややりたい仕事について話したりして、「自分がその企業で働くスキルがある」「入社後も活躍できる人材」だと示しましょう。

どうして他社ではだめなのかを伝える

同業他社がいない企業はほとんど存在しません。

面接官は、なぜ就活生が同業他社でなく自社を志望するのかを確認したいと考えています。

二次面接では、志望動機を改めてアピールすると同時に、「なぜその企業でなくてはダメなのか」が分かるように説明できると良いでしょう。

大手だから、安定しているからという表層的な理由ではなく、面接官が「一緒に働きたい」と感じるような、自分らしい考えを見つけましょう。

入社後のキャリアビジョンを語ろう

二次面接では、面接官に「自分のゴールは内定ではなく、内定の先にある」ことを示しましょう。

そのためには、入社後のキャリアビジョンを立ててみることをおすすめします。

  • ・入社後、研究開発の経験を積み、ゆくゆくは海外に赴任してグローバルな仕事をしたい。そのために、今から英語の勉強をしている。
  • ・入社後数年をかけて複数の部署を経験し、オールマイティーに活躍できる技術者になりたい。そのために、会社の支援制度を活用して資格を説得的に取得したいと考えている

など、具体例を織り交ぜながら将来を語れば、面接官に将来のポテンシャルを感じ取ってもらえるでしょう。

まとめ

二次面接まで進むと、否応なしに内定を意識してあれこれと考えてしまう人もいるでしょう。

先輩の口コミや就活生同士の情報共有など、就職活動では生でしか得られない情報を取り入れることも大切です。

しかし、都合のいい情報や確証のない情報を鵜呑みにしてしまうと、思わぬところでつまづいてしまいます。

それぞれの企業の選考フローを見極めて、二次面接=ほぼ内定と油断することなく、しっかり対策をして内定に近づきましょう!