こんにちは。理系就活情報局です。

一次面接を通過したら、次は二次面接です。

「一次面接と同じ質問をされて、驚いてしまった」
「一次面接と同じようなことしか言えなかった……」

二次面接ではもっと深掘りされると思っていたのに、同じ質問を投げかけられてびっくりした理系就活生もいると思います。

そこで今回は、二次面接で一時面接と同じ質問をされた時の対応を解説します!

二次面接を控えている理系就活生は、ぜひ参考にしてみてください!

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一次と二次で共通の質問をする理由

一次と二次で共通の質問をする理由

一次面接で聞いた内容を深掘りしたいから

一次面接と二次面接で同じ質問が出されるのは、珍しいことではありません。

面接官は、同じ質問を投げかけることで一次面接の時よりも回答を深掘りし、より具体的な話を聞いて採用に足る人物か見極めようとしているのです。

面接官は、一次面接では就活生が一定の基準に達しているのかを判断し、二次面接では一歩踏み込んで「自社が採用したい人材なのか」を探ります。

同じ質問をされて驚くかもしれませんが、自分を見極めてもらうチャンスと考えましょう。

担当部署の管理職が直接見極めたいから

一次面接と二次面接で面接官が異なる場合、同じ質問が出される理由はいたってシンプルです。

二次面接では就活生の適性を見極めるために、担当部署の管理職が面接を担当することも珍しくありません。

もちろん面接官も一次面接の引き継ぎはされていますが、相手が変われば同じ質問を投げかけられても不思議ではありません。

初めて会う面接官に自分のことを知ってもらうのは当然です。
興味を持ってもらえるよう、しっかりアピールしましょう。

共通の質問に回答する時のコツ

共通の質問に回答する時のコツ

回答に一貫性を持たせる

共通の質問に回答する時のコツ1つ目は、回答に一貫性を持たせることです。

二次面接で一次面接と同じ質問をされたときは、返答内容の軸は変えずにバージョンアップさせる方向で発言してみましょう。

せっかく面接官が深掘りしてくれるため、その意図を汲んで一次面接と一貫した主張をしながら、より詳しく説明できるように準備してみてください。

担当する面接官の違いを理解する

共通の質問に回答する時のコツ2つ目は、担当する面接官の違いを理解することです。

企業の採用戦略によって、面接官をどんな人が担当するのかは様々です。

一次面接を通過した場合、二次面接では一次面接の面接官よりも役職や専門性が高い人物になる可能性を想定しておきましょう。

たとえば、一次面接の面接官が総務部の採用担当者で、二次面接で将来配属されたい部署の責任者を相手にする場合、志望動機のアピール方法は自ずと変わってくるはずです。

実際に自分の専門分野について詳しい人が面接官になった時は、発言が表層的なものにならないよう注意しましょう。

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二次面接の前にしておきたい準備

二次面接の前にしておきたい準備

自己分析と企業研究の振り返り

二次面接の前にしておきたい準備の一つは、自己分析と企業研究の振り返りです。

一次面接よりも就活生の数が絞れられて、より深く話を聞かれるからこそ、エントリーシートを読めばわかる内容そのままであったり、当たり障りのない回答になっていないか注意する必要があります。

「エントリーシートに詳しく書いてあるから大丈夫」と過信せず、深掘りされても対応できるのか?と考えて、今までの就職活動を振り返ってみてください。

一次面接を通過したからこそ見えてくる改善点や、面接の場で肌で感じた社風に添った回答が見つかるかもしれません。

深掘り前提で回答を想定する

二次面接の場で慌てることがないよう、自分で考えた想定質問を見直して、「もしこの後に深掘りされたら何て答えるのか」を考えてみましょう。

深掘りポイントとしてわかりやすいのは、理由です。

・御社の音楽事業に興味を持ったことが志望のきっかけ
 →なぜ一見理系とは関係なく思える音楽事業に興味を持ったのか?
 →どんな専門性が活かせるか?

・バイトでリーダーを務めた時、チームワークを高めることの重要性を学んだ。
 →なぜチームワークを強めなければならなかったのか?
 →具体的にどんな方法や行動を取ったのか?

このように、自分が組み立てた回答に繰り返し疑問をぶつけていけば、面接官が深掘りしたいポイントが見えてきます。

キャリアプランを立てておく

二次面接でされる深掘りは、単に発言内容を掘り下げるだけではありません。

面接官が知りたいのは、内定後に就活生が活躍してくれる将来性です。

そのため、二次面接で就活生が目指すべきは、面接官にその会社で働くあなたの姿を想像させることです。

  • ・その企業に入社して、どの部署でどんな仕事をやりたいか
  • ・将来的にどんなポジションを目指していて、そのためにどんな努力ができるのか

といった長期的な視野で将来を見据え、キャリアプランを立てておきましょう。

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二次面接で深掘りされたときの対策

二次面接で深掘りされたときの対策

これまで、「一次と二次で共通の質問をする理由」から「二次面接の前にしておきたい準備」まで解説してきました。

二次面接を受ける時に気をつけたいポイントについて理解したところで、最後に二次面接で深掘りされたときの対策について解説します。

志望動機について聞かれた時

志望動機は、二次面接で深掘りされやすい質問の一つです。

二次面接で志望動機を掘り下げられる時の質問例は、以下の通りです。

  • ・なぜこの業界でなければいけないのか教えてください。
  • ・企業理念に共感したとのことですが、具体的にどんな点に魅力を感じましたか?
  • ・競合他社と比較して、弊社にどのような強みと弱みがありますか?

志望動機をまとめる時は、文字数に入りきらなかった部分を伝えましょう。志望動機の源になった自分の想いや熱意を思い起こしながら、エントリーシートや一次面接だけでは伝えきれなかった考えを伝えてみてください。

自分の強みについて聞かれた時

面接で、長所と短所の説明はよくされる質問です。

面接官は、長所から就活生の仕事への姿勢や考えを、短所から就活生が失敗をしたときの対処法や成長意欲を読み取ります。

長所と短所を聞かれたときは、このことを想定した上で、自分がその会社で働ける人材だと示す回答が適切です。

「長所は責任感が強いことです」と述べるだけでなく、具体的に責任感の強さが伝わるエピソードや、どうして責任感を持つようになったのかというきっかけを端的に答えると良いでしょう。

自分の強みについて深掘りされる時の質問例は、以下の通りです。

  • ・あなたの長所について、周りの方の反応や意見を教えてください。
  • ・あなたの長所はどのように弊社で活かせそうですか?
  • ・短所を克服するためにどんなことをしているのか教えてください。
  • ・短所とどのように向き合い、どのような変化がありましたか?

二次面接でまごついてしまわないためにも、自己分析の振り返りをしておくことをおすすめします。

まとめ

二次面接では、一次面接と同じ質問をされることがしばしばあります。

なぜ同じ質問をされるのかを理解すれば、面接官が聞き出したいことを織り交ぜた回答を返せます。
そうすれば、回答内容だけでなく、「この就活生はこちらの意図を汲み取れている」という評価にも繋がります。

二次面接の深掘りにしっかり応えて、一歩内定へと近づきましょう!