登録者情報
ニックネーム:ナス
金沢大学大学院/自然科学研究科/21年

選考企業情報
企業名(正式名称):三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
職種:研究職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:応募していない

インターンシップ体験談(ES)

 インターンシップのエントリーシート

エントリーシート提出の可否:必要

エントリーシート提出期日:7月上旬

提出方法:マイページ上

質問:大学・大学院における専攻分野とその内容を教えてください。

回答
大学院では土木を専攻し、高山雄貴先生の指導の下、土木計画学・都市経済学分野の研究を行っています。
個人の研究テーマは、人口データを用いた都市内集積のパターン検出です。
この研究の目的は、人口・経済集積の規模と配置に関するメカニズムや規則性の解明に寄与することです。
特に都市内人口分布の時系列変化に着目した分析を行っています。
具体的には、空間統計学分野で知られている隣接行列の固有値・固有ベクトルが集積を表現するという性質を用いて、集積パターンを分類し、分析しています。
結果として、実際の人口分布は大域的な集積を表現する数種類の集積パターンのみで説明できることや、時間的集積と空間的集積の同時発現が明らかになりました。
他にも研究室全体で、都市内・都市間交通が都市構造の変化へ与える影響分析などを学んでいます。
このような集積に着目した社会基盤インフラの客観的影響評価は非常に興味深く、日々研究に励んでいます。

質問:当社インターンシップでどのような経験・体験をしたいと考えているかを教えてください。

回答
インターンシップを通して私が体験したいことは2点あります。
1点目は、国や地方自治体への具体的な提言です。普段、大学院で公共性の高い研究を行う中で、研究成果をもとに国や地方自治体に提言する機会はありません。
しかし、研究成果を実際の政策に反映させなければ、研究活動の価値が薄れてしまうと感じています。
そこで貴社のインターンシップを通して、実際に国や地方自治体に対し、研究成果をもとに具体的な政策を提言する体験をしたいと考えています。
政策提言の実現にどのようなことが障壁となるのか、どのような提言が国や地方自治体に受け入れられるのかを、実際の業務を通して肌で感じたいです。
特に判断が慎重になりやすい国や地方自治体が、提言する政策を納得して実行できるような提案方法およびスキルの習得に注力したいです。
またこれらの学びから、利益追求を目的とする一般的なビジネスとの違いや貴社の政策研究の強みを理解することに繋げたいと考えています。
2点目は、総合シンクタンクにおける研究員としての働き方です。
貴社の業務はプロジェクトタイプであり、毎回制約が異なる業務を行うやりがいや難しさがあると考えています。
それらを感じるために、私はインターンシップの5日間という短い期間の中でどれだけ成果を上げることができるかに挑戦したいです。
また、インターンシップで貴社の雰囲気や社員の方の物事の考え方に触れることにより、総合シンクタンクで働く上で必要な能力を見極めつつ、1つでも多くのことを吸収したいです。
参加学生との議論を通しても、自分と異なる視点を見つけ、課題に対する新たなアプローチ方法を学び、研究員として活躍するための知識を深めたいです。
以上2点を踏まえて、私が貴社に入社できた際に、総合シンクタンクにおける研究員として貴社にそして社会に貢献していくイメージを明確にしたいと考えています。

各質問項目で注意した点:
結論ファースト。研究員としてのインターンシップ採用になるため、初見であってもどのような研究を行っているのかを明確に伝わるように意識した。

結果通知時期:2週間以内

結果通知方法:マイページ上

 インターン参加内容               

インターンシップ名 :サマーインターンシップ      

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
研究室の先生からの紹介   

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
研究の延長線上にある仕事として、コンサルタントの就職を探していた。また当時は、デベロッパー(三菱地所・NTT都市開発・日鉄興和不動産)に加え、鉄道(JR各社・首都圏私鉄)や通信(NTTグループ)を受けていた。                

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
研究室の先生からの紹介があり、自分のことは少し知ってもらえていた部分はあるが、面接等ではあくまでも自分自身を一から知ってもらう前提で話すように心掛けた。
また研究員という特殊な職種なので、事前に採用HPを見るなどして可能な限り理解するようにした。 

インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
自分の専門性について、どのように企業内で役立てることができるのか、頭の整理をしておくべきだった。          

実施日程:9月上旬              

実施場所:名古屋オフィス    

インターンの形式:実務体験

インターン期間:5日間         

参加社員数:全体で約10名

参加学生数:5人 

参加学生の属性:名古屋大・京都大・金沢大学の学部生・修士生・博士生     

報酬の有無(有の場合のみ記載):1日1.5万円

交通費補助の有無(有の場合のみ記載):実費分を支給(全員)      

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容
基本的にインターンシップに参加する学生と行動を共にすることはなく、個別に各部署に分かれて配属体験を行う。
また事前にテーマが与えられ、最終日にパワーポイントで自身の提案を発表する個人ワークがある。この2つを1日の前後半に分けて実施した。         

ワークの具体的な手順
配属体験は、その部署での実際の業務を取り組んでみるというもので、個人ワークは担当の若手社員の方に質問をしながら進める。  

インターンの感想・注意した点
クライアントに対して説得力のある提案を行わなければならないため、論理的思考力が非常に求められる仕事であると強く感じた。
またインターンシップ期間中に体調を崩してしまったので、当たり前ではあるが体調管理には十分気を付けるべきである。