投稿者情報
ニックネーム:チュン
名城大学大学院/理工学研究科機械工学専攻/ 21年

選考企業情報
企業名(正式名称):三菱電機株式会社
職種:ソフトウェア開発設計
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:3月中旬

提出方法:マイページ上

質問:研究内容

回答     

私が行っている研究は、移動ロボットとマニピュレータを統合したモバイルマニピュレータというロボットの半自律的な遠隔操作による物体把持システムの構築と評価です。家庭やオフィスといった実環境において、掃除や介護、モノの運搬といった作業への応用を目的に研究を行っています。遠隔操作にはVRデバイスを用い、ロボットに搭載されたカメラ情報を基に操作を行いますが、カメラ情報だけではロボットの周りの障害物や、把持する対象物との距離感がわかりにくいという課題があります。その課題を解決するため、ロボットに搭載されたカメラやLidarといったセンサーを用いて周りの環境を認識し、その認識した情報を基にロボットが人の操作に対して補助動作を行うシステムを構築することで、誰でも直感的に遠隔操作ができるようにしていきたいと考えています。また、現在は対象物の認識をARマーカーを用いて行っていすが、今後は物体認識技術を用いて様々な形状の対象物にも対応したシステムを構築していくことを検討しています。

質問:当社でやってみたい仕事や夢、その理由

回答     

私は貴社の持つ多くの事業と連携し、IoTで様々な人やモノが繋がる中、自動運転技術を利用した新たなモビリティ社会を実現し、世界中の人々に幸せを届けられるようなエンジニアになりたいと考えています。例えば、自動運転車を利用し、免許を返納された高齢者でも活発に移動することや、道路などのインフラが整っていない地域でも人やモノを安全かつ効率的に運搬することができるような社会を実現していきたいと考えています。そのためには、自動車に関する技術だけではなく、通信技術や社会インフラなど、多くの分野に関する知識や技術が必要不可欠となります。そこで、私は貴社が多くの分野に事業を展開されていて、それぞれが連携して製品を生み出していくといった環境が、私の夢である新たなモビリティ社会の実現につながると考えています。その様な貴社の環境を活かし、私が貴社に入社した折には、今までの研究で学んできた知識に加え、自動車機器に関する部門以外の知識や技術についても積極的に学び、ソフトウェアの開発エンジニアとしてそれらを応用し、世界中の人々に幸せを届けられるような価値を創造していきたいと考えています。

質問:興味のある分野

回答     

自動運転技術

質問:自己PR

回答     

私には今までに経験したことがないような新しいことにチャレンジするという積極性があります。具体的には大学4年の時、3人のチームで設計製作した機械をアメリカの大学で行われる展示会に持っていくプログラムに参加する人の募集があり、英語で製作した機械に関して議論する機会を得ることができるだけでなく、海外の学生の研究に対する取り組み方や勉強への姿勢の違いを知りたいと思い、参加しました。海外の学生や先生と英語で自ら製作した機会に関して議論することは初めてでしたが、製作した機械についての説明を英語で行う練習をすることで自信を持って自ら積極的に声を掛け、製作した機械に関して議論を行うことができました。そして、目標としていた海外の学生の研究に対する取り組み方や、勉強への姿勢の違いについて理解することができました。また、私の積極性を認めてもらい、日本に帰ってからもアメリカ大学の学生と研究等に関して議論し、お互いに高め合える仲間となることができました。私はこれからも新しいことにチャレンジするという積極性を活かし、自ら進んで行動して成長し、貴社のエンジニアとして活躍していくことができると考えています。

各質問項目で注意した点:

研究内容に関しては誰にでもわかるように心がけて記載しました。三菱電機でやってみたいこととしては、三菱電機の特徴である、多くの事業を展開しており、それぞれが連携することで新たな事業分野を生み出していることを活かすことができるような内容にしました。短所は裏を返せば長所と言えるような内容がいいと思います。

結果通知時期:1か月以内

結果通知方法:メール

本選考体験談

 選考概要             

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?          

大学でのイベントで三菱電機のお話をお伺いし、自動運転に関する研究開発を行っており、通信事業も手がけているので、自動運転社会の実現に貢献できる企業だと感じたことです。

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?           

私の目標である自動運転社会を実現するのに貢献できる企業かどうかを重視して企業選びを行いました。三菱電機は通信事業も扱っており、自動運転に関する製品の開発との連携もあり、適していると考えました。他には自動車メーカーやサプライヤーを受けました。

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?          

多くの事業を展開しており、それぞれが連携することで新たな事業を展開していること。そして、自動車だけではなく、ビルや街全体のシステムを取り扱うことができるので、社会全体への影響力がとても大きく、自動運転車を活用した街づくりも行うことができる点が魅力的でした。

選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?

配リク制度があり、見学した事業所に対してマッチングを行うことができます。それにより、職種別の選考は可能です。私は一般選考で内定をいただいてから配リクでマッチングを行うという手順での選考フローとしました。これは個人で選択できるので、非常にありがたいシステムだと感じました。

選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。    

配リクで事業所とのマッチングが成立すれば希望通りの配属になります。配リクへは書類審査を通過でき次第すぐに始められ、配リクは選考と並行して行うことができます。

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。    

一般の選考フローで、書類審査→Webテスト→1次面接→最終面接です。私は内定が出たあとに配リクを受けることを検討していたのでこのような選考フローでしたが、途中で配リクを受ける場合は配リクの面談も間に入ります。

この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。 

三菱電気の強みである、多くの事業が展開しており、それぞれが連携することでより社会に貢献できる事業を生み出すことができるということを活かし、三菱電機で何をやりたいかを具体的に伝えられるように意識しました。

各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

配リクは早い者順で埋まってしまうため、もっと早くから配リクを始めておけばよかったと思いました。

この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。          

三菱電機には配リクという制度があり、事業所・職種別で選考を進んでいくこともできます。もし、三菱電機でやりたいことが決まっているのであれば、早い段階から配リクを進めることをおすすめします。

 WEBテスト/筆記試験     

テスト方法:WEBテスト

実施時期:3月中旬

実施場所:専用試験会場

試験時間:合計で65分(テストセンターで言語、非言語を35分、自宅等で性格適正検査を30分)

形式:テストセンター

試験科目:言語、非言語、性格適正検査

各科目の問題数と制限時間:言語40問と非言語30問で35分、性格適正検査で300問で30分

対策方法:SPIの参考書

結果通知時期:1か月以内

結果通知方法:メール

 一次面接             

面接名:技術系1次面接

実施時期:4月中旬

面接時間:30分

面接会場:WEB

面接官の人数:1人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):人事の方

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ:時間になったらログインする

質問内容:

志望理由

研究内容

研究をどのように活かすことができるのか

学生時代に力を入れていたこと

サークルではどのような役割で、チームにどう貢献してきたのか

自己PR

短所

短所をどのように克服してきたのか

三菱電機でどのように活躍することができると思うか

希望する職種

配リクを受けている、または希望するかどうか

逆質問

雰囲気:和やか

注意した点・感想:

回答に対してどんどん深堀りされていくので、エントリーシートや発言に対して矛盾がないように事前に考えを整理しておくとやりやすいと思います。三菱電機でやりたいことや実現したいことを明確にしておき、志望理由等で深堀りされてもいいように準備しておくことが大切です。

結果通知時期:2~3日以内

結果通知方法:メール

 最終面接             

面接名:最終面接

実施時期:6月中旬

面接時間:30分

面接会場:WEB

面接官の人数:2人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):人事の方とエンジニアの方

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ:時間になったらログインする

質問内容:

志望理由

研究内容と将来的にどのように活かすことができるのか

三菱電機、特に希望している自動運転技術に対してどう活かすことができるか

三菱電機でどのように自動運転社会を実現するのか

サークル活動で問題が起きた時のエピソード

自己PR

グループでの活動で意識していること、大切だと考えていること

配リクを受けるかどうか

他社の選考状況と三菱電機の志望度の確認

逆質問

雰囲気:和やかで話しやすい

注意した点・感想:

三菱電機で働くことにおいて、何に貢献し、どのように活躍できるのかを、研究やサークルでの活動に関する経験から、自身の強みの活かし方としてまとめておくと質問に答えやすいと思います。三菱電機は広く展開している事業同士が連携し、例えば、自動運転分野では通信やビルに関する技術と合わせた街づくりのような新たな事業を生み出していることを強みとしているので、それを活かして三菱電機の社員として活躍するイメージを持つことが大切だと感じました。

コロナの影響で本当は4月下旬に受けられるはずの面接が6月まで延期になってしまいました。そのように、日程の変動がある可能性があるので、スケジュール管理を気を付けてください。

結果通知時期:1か月以内

結果通知方法:メール

 内定後  

内定時期:7月上旬

承諾検討期間:3週間

承諾/辞退:辞退

辞退理由:配属職種

辞退理由の詳細:

希望する職種(自動運転の研究開発)に就くことができないため。基本的に自動車の職種は人気が高く、配リクで早期に埋まってしまいます。

希望通りの職種や配属先でしたか?(選考中に確認があった場合)

配リクで受けていたら希望通りの職種になっていたかもしれませんが、もともと自動運転に関する職はあまりないのでインターンや事業所見学で早期に埋まってしまい、希望が通ることはなかったかもしれません。