投稿者情報
ニックネーム:ST
関西学院大学大学院/理工学研究科環境・応用化学専攻/21年
選考企業情報
企業名(正式名称):三菱ケミカル株式会社
職種:技術職
インターン参加:参加していない
最終選考結果:1次選考通過
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:5月下旬
提出方法:マイページ上
質問:当社を志望する理由を教えてください。200文字以下
回答
環境・エネルギーやメディカルなどの幅広い事業内容に魅力を感じ、未利用の既存技術または全く新しい技術の探索・応用でさらに新しい価値を見出して多くの人々の生活に貢献したいと考え、貴社を志望しました。私は研究を通して身につけた物事に取り組む姿勢と創造力を活かして時代の変化に対応できる知識・技術を習得し、物事をあらゆる視点から考え創意工夫することで新たな価値を生み出し続けたいと考えています。
質問:上記職種を希望する理由を教えてください。150文字以下
回答
私はエネルギー問題・環境問題に強い関心があり、省エネ技術や環境にやさしい新素材・新製品の開発・創造に貢献していきたいと考えており、研究を通して取得した分析力と創造力を生かして新素材や新製品を自分たちの手で一から創出していく現場に携わり、未知なる分野に積極的に挑戦していきたいと考えたからです。
質問:現在行っている研究概要を簡潔に記述してください。その際、従来技術(研究室の保有技術)とご自身の研究テーマ部分を明確に区別して記述してください。600文字以下
回答
私が所属する研究室では天然色素・細菌類の光合成によって得られるエネルギーを人工光合成に応用するための研究を行っており、電子エネルギー移動に関する現象を観測するための高性能レーザー分光装置や色素溶液の結晶化技術、細菌の培養技術などを駆使して様々な調査を行っています。私はその中でも、豊富な資源である藻類の光合成による電子エネルギー移動を調査するための分光測定を行っています。私がこの研究を行っている理由は、化石燃料や原子力といったエネルギー源は量が限られている、放射性物質による危険性等の問題点があるため、天然光合成を模倣した「人工光合成が」実現すればエネルギー問題の解決に大きく貢献できると考えたからです。光合成におけるフコキサンチンのエネルギー伝達効率はほぼ100%であり、この高い伝達効率には分子の会合状態が関係していると考えられます。天然色素を人工光合成に応用できれば、従来の太陽電池や燃料電池よりもクリーンで発電効率の高いシステムの実現に近づくのではないかと考えられます。私は、フコキサンチン分子会合体が光合成におけるエネルギー伝達効率にどう関係しているのか解明するため、分光測定による会合体の物性調査を行い、電子エネルギー移動のメカニズムを分析・考察しています。
質問:上記の研究に取り組む上で見出した課題とご自身が考えて行った解決手段、そこに至る背景(発想)について記述してください。例えば、どのような実験中(解析中)に、どのような事象に気付いて(誰のアドバイスで)、何を考えた、など具体例を挙げて分かりやすく記述してください。600文字以下
回答
レーザー性能評価のために500個以上のデータを取る際、条件値の入力と測定値の記録を手作業で行う必要があり、データ収集に時間がかかり苦労していました。レーザー測定は温度や湿度の影響を受けやすく、同じ条件下で一日のうちに測定しなければ信頼性のあるデータが取れません。手作業で行うとどうしても日を跨いでしまい、モチベーションが上がらずもどかしさを感じたため、私は測定における無駄を省くことができないか考えました。私はプログラムが得意な研究室のメンバーのアドバイスを参考に、測定・保存の一連の流れを自動化するオリジナルプログラムを組むことにしました。プログラミング経験がなく不安もありましたが、支障なくプログラムが動作し続けるよう試行錯誤を重ねた結果、一連の操作を自動化できました。このプログラムにより、一日以上かかる測定を12時間程度で終了させ、レーザー性能のグラフ化に成功しました。この経験から、やったことのない困難なことにも臆せず挑戦し、最後まで粘り強くやり切る大切さを学びました。また、自分一人の力でできることに限界があることを認め、一人で抱え込まずに周りの人に相談して試行錯誤しながら物事を進めていく力を習得しました。
質問:学生時代に課外活動で挑戦したことを通じて、あなたを自由に自己PRしてください。600文字以下
回答
私は塾講師のアルバイトから他者への貢献のために自分から行動し、信頼される力を身につけました。塾講師を始めて間もない頃、周りと比べてうまく授業ができずに社員の方に怒られてばかりだった自分が嫌で仕方ありませんでした。このままではいけないと思い、私は他の講師の授業を参考にしました。その結果、自分には生徒との勉強面以外でのコミュニケーションが足りないことに気づきました。私は周りの講師に指導法や生徒とのコミュニケーションの取り方を相談し、自分の授業を見直してコミュニケーション不足を補う授業を考えました。私は小学生に計算問題を出題してどちらが早く解けるかゲーム感覚で演習する、授業の間に雑談を挟むなどして生徒に興味を持ってもらえるような授業を展開しました。その努力もあり、1年後には受験生の指導や保護者面談などの重要な業務を任されるようになりました。業務が増えるにつれて責任も伴ってきましたが、担当する生徒のニーズをくみ取り、個人に合わせた指導法を考えて実践することにやりがいを感じました。誰よりも分かり易く、ためになる授業をモットーに指導を続けた結果、生徒の志望校合格への貢献や保護者様からのご指名をいただくことができ、2年後には顧客満足度90 %以上を達成できました。この経験をもとに私は将来、顧客のニーズとそれに伴う問題点を考えて最適な解決策を提供し、信頼される技術者になりたいと考えています。
各質問項目で注意した点:
どの質問においても結論から述べて説明した。自身の経験をもとにして、強みやPR内容を明確にした。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:メール