投稿者情報
ニックネーム:Null
豊田工業大学/工学部先端工学基礎学科/ 21年
選考企業情報
企業名(正式名称):トヨタ自動車株式会社
職種:車両系生技製造
インターン参加:参加していない
最終選考結果:1次選考通過
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:6月中旬
提出方法:マイページ上
質問:学生時代に最も力を入れて取り組んできたこと(400)活動内容(15)
回答
専門以外の学識への理解と尊敬(13)
大学のシステムを利用して専門以外の分野についても積極的に学ぶことで幅広い学識を得ることに努めました。
私は大学で機械系を専攻していますが、副専攻として電子情報系も修めて卒業する予定です。高校時代から電子工作を趣味にしていたこと、サークルで製作を担当していた電装システムに回路やプログラミングの知識が必要だったことがきっかけです。授業や実験を通して、機械と電気電子にはそれぞれの強みがあり、その2つを制御やプログラムによって橋渡しすることで複雑な動作が実現できることを学びました。この経験はメカトロニクスを専攻する動機にもなりました。
世に出回る製品は、上記の要素に限らず物性工学や人間工学も含めた様々な分野の学識を上手に組み合わせることで成り立っています。私は大学での学業を通して自らの知識の殻に閉じこもるのではなく、他者と積極的に交流して知識を共有する姿勢の重要性を実感しました。
質問:学生時代にチーム・仲間と協力し取り組んだエピソード(400)活動内容(15)
回答
電気自動車サークルでの大会出場
大学では電気自動車サークルに所属し車体を製作してEne-1 GP(エコラン:低燃費競技)に4年連続で出場しています。
設計にあたっては車両の形状、製作の難易度、ドライバーの視界など相反する要素をまとめる必要があります。車両・駆動・電装それぞれの要素に詳しいメンバーが話し合って設計の意図を理解しあい、ときには譲歩することで摺り合わせ開発を進めました。
私は電装システムの構築を担当し、回路やプログラムの製作を行いました。その結果、従来の市販品を流用したシステムでは不可能だった走行データの記録とインターネット経由でのデータ送信が行えるようになりました。これにより試走のデータを生かし、ドライバーの能力に依存せず走れるようになったため、2018年の大会では総合で36チーム中9位、大学部門では準優勝を獲得することができました。
私はサークルでの活動から、複数の設計者で摺り合わせ開発をすることの重要性を学びました。
質問:志望理由とやりたい仕事(400)
回答
生産技術の職種において、新しい製造技術・設備の導入や、生産を支援する装置・システムの開発に関わりたいと考えています。
大学でのトヨタ生産方式の授業や電気自動車サークルの活動を通して、生産現場の環境を整えて生産効率を上げること、工程で品質を作り込むことが不可欠だと実感しました。また、サークル活動では複数の設計担当が各人の強みを活かしつつ、互いに意見をぶつけ合いながら摺り合わせ開発を行うことの難しさと重要性を学びました。
今後の自動車は、新たな機能の追加により価格がますます高騰すると考えられますが、この問題を生産技術の力によって少しでも解決できればと思っています。貴社は自動車産業を牽引する存在であり、トヨタ生産方式が日本の工業に与えた影響は大きいものでした。そのため、貴社での生産技術の職に関わることで、工業のさらなる効率化と発展に貢献していきたいと考えています。
質問:どのような人だと言われるか(30)そのように言われる理由(150)
回答
当事者意識を持って根気強く問題解決を行う
サークル活動や授業の製作を伴う課題などでは、困難な技術的問題に直面することが何度もありました。簡単に諦めるのではなく、考えうるあらゆる手段を使ってどうにか解決しようとする姿勢と、それによって実際に問題を解決してきたという実績により、他のメンバーから評価を受けてきたと考えています。