投稿者情報
ニックネーム:ひろぽん
京都大学大学院 / 医学研究科 /21年
選考企業情報
企業名(正式名称):デロイトトーマツコンサルティング
職種:経営コンサルタント
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)
インターンシップ体験談(ES)
インターンシップのエントリーシート
エントリーシート提出の可否:必要
エントリーシート提出期日:6月上旬
提出方法:マイページ上
質問:インターン(4日間のジョブ選考)の志望動機
私が貴社のコンサルティングプログラムに関心を抱いた理由は以下の二点になります。
1つは大学・大学院での専門知識や経験を活かせること、2つ目は幅広い分野のクライアントを持つことでより多くの知識や経験を吸収できるという点です。
前者において、私は大学では理工学を、大学院では医学を中心に学習をしているため、理系分野全般に幅広い知識があるということがあげられます。また研究活動では常に論理性・分析力に重きを置きながら行うものであったため、この経験をビジネスで活かしつつ、さらに伸ばすことができるのは非常に魅力的でした。
後者について、私は現在まで科学オリンピックの運営として様々な分野の最先端研究者の方々とディスカッション等をすることで、多様な分野の知識に触れることができました。多くの知識に触れることで自身の研究に応用できることが発見でき、常に視座を高く保つことができたため、多くの分野と関わることができるコンサルティングという業界に魅力を感じました。
これらの理由をもとに、実際に仕事に従事している方々と接し、その思考方法を学ぶことで、よりコンサルティングへの理解を深めていきたいと考えております。
質問:学生時代に頑張ったこと
私は大学生のころから「○○」というサイエンス活動に従事しておりました。このイベントは1年に数回催され、ノーベル賞受賞者をはじめとした世界で活躍する研究者の方々と、世界中3000名を超える応募から選抜された30名の高校生とを「合宿・実習」を通してつなぐことで、今後のサイエンスの発展に貢献することを目的としています。かつて高校生の頃に参加したこの企画に、OBという形で今現在も関わっております。この企画で、OB・OGは研究者の方々の補佐として様々な実習を担当し、高校生を相手にかみ砕いた説明を行うこと、研究者の方々とのディスカッションを行うことが役割となっております。セミナーでは最もわかりやすいディスカッションや講義を展開することができ、その後のアンケートでは印象に残った学生講師としてOB学生20人中で1番であった。
質問:自身の長所・短所
自身の長所は集中力がある点です。科学オリンピックや研究活動の際には入念に自身の納得がゆくまで対策を行い、1日10時間以上一つの問題について試行錯誤を日常的に繰り返すことができたことは同世代においても秀でた点であると自負しております。
自身の短所については周りの対応を見すぎてしまうという点です。教授や講師の顔色を窺ってしまうことで、自身の考えを100%伝えられない経験があります。特に理解の少ない他分野におけるディスカッションではこの傾向が顕著に見られたと感じております。
各質問項目で注意した点:論理的な文章であることを心がけた。
結果通知時期:4~5日以内
結果通知方法:メール
インターンシップの参加内容
インターンシップ名:サマーインターン
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
Onecareer
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
専門性、事業内容が主な基準。インターンはコンサル中心にIBDやベンチャー、商社を受けていた。特に論理的思考力を活かすこと、短期的にプロジェクトを行うことができる事、さまざまな業界や企業との接触がある事が大きな軸であった。
このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
話を簡潔に構造化すること。論点を意識した話をすること。またチームメンバーをマネジメントする必要があったため、単純な仲の良さだけではなく業務割り振りにおいても、分かりやすく認識の齟齬が出にくいような振り分けを行った。
インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
他のコンサル系のインターンに参加する事
実施日程:9月中旬
実施場所:大阪オフィス
インターンの形式:グループワーク
インターン期間:4日間
参加社員数:1チーム当たり1人
参加学生数:40人程度
参加学生の属性:東大京大阪大、大阪市立大学
交通費補助の有無:交通費実費分支給
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容
e-sportsに関連する企業いくつかの内から一社を選択し、その企業の成長戦略を立案する。資料は豊富に存在し、自由に閲覧することができる。その間1日に一回または2回程度メンターとの壁打ちを行うことができる。
ワークの具体的な手順
1日目後半から4日目前半までがワークである。最終日には全体に向けたプレゼンテーションを行う必要性あり。
インターンの感想・注意した点
論理性やリーダーシップ、協調性などが見られている。(メンター談)
また最後のプレゼンで質問する際に、相手のグループを攻めすぎずかつ的を射ている質問をすることを心がけた。
懇親会の有無と選考への影響
懇親会はあり。選考に影響がもちろんある。そのまま三次面接に行く人もいるが、二次のケースからやり直す人もいる。
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
三次面接からのスタート
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
若手コンサルタントのメンターと積極的に関わる事ができる。毎日のタスクが終了後にメンターに飲みに連れて行っていただける。ただグループワーク中はあまりメンターとのかかわりはないことが多かったため、評価はかなり適当であったと感じた。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ
ドライなコンサル
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ
個人主義が猛烈に際立っている。
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:10月上旬
提出方法:マイページ上
質問:コンサル志望動機
回答
私がコンサルタントという職業を選択する理由は3点存在する。
はじめに、自身のバックグラウンドである専門性、分析力などを使うことができるという点である。今までの大学大学院教育、及び研究活動などを通じてヘルスケア分野には多少なりとも専門性や興味を持っている。その中でも研究活動では常に仮説構築・検証さらには分析業務を求められるものであった。こうした業務に対し自身は苦手意識を感じることなく、日常的に行うことができているという点で適性を感じ取っている。さらに、最終的にヘルスケア領域においてエッジを立てていきたいと感じている自身にとってindustryレベルで分画化された貴社のコンサルタント業務は今までの経験を余すことなく活かすことができると感じている。
2点目はコンサルタントとは自身の好奇心及び探求心が満たされる職業であるという点である。過去に自身が最も充実した経験である科学オリンピック合宿出場の中で最も根幹となる部分は「好奇心」の充実であり、自身の「探求心」が好奇心に付随する形で影響したために満足な結果に到達することができたと考えている。貴職業においてもお客様に寄り添う形でプロジェクトに取り組む際の課題解決の流れは、好奇心をもって深く取り組むといった同様のプロセスが求められていると考えている。
さらに研究とは違い、short-spanでプロジェクトに取り組むことができるため、幅広い分野の知見を包括的に得ることができるという点も好奇心向上の上で魅力的である。
最後に顧客に対して自身のコミュニケーション能力を活かすことができるという点である。過去4年間内部進学塾の個別指導のアルバイトを行い、学力レベルを伸ばすことはもちろん最優先としたうえで、生徒の進路選択についても深くアプローチを行うことができた。具体的には既存の偏差値重視の学部選択を生徒とともに再考し、彼らの性格及び能力適正を考慮しながら生徒に最も適した学部選択のアドバイザリー業務を行った。特に「過去の経験」「現時点の興味」「将来の夢」の3点からどういった進路を選択すべきかを具体化していくことで自身の夢というゴールに最短距離でたどり着けるようなアドバイスを行った。テーマは進路指導であったが、コンサルティング同様真摯に相手に向き合う中で本質的な部分を発見することが必要であったと思われ、こうした能力も活かすことができると感じた。
質問:就職先、進路を決めるにあたり重要視している点を教えてください。
回答
自身のバックグラウンドを活かすことのできる環境が存在する点。
多様なプロジェクトにかかわることで豊富な知見を得ることができるような業務である点。
質問:コンサルタントに興味を持ったキッカケや理由があれば教えてください。
回答
自身の高校時代の先輩がコンサルティング業界に就職したことでその存在を知った。業務内容を伺ったところ企業における問題解決を目的にしている点、論理的に課題分析を行う点に自身の研究と共通点を感じたため。
質問:コンサルタントになって具体的に実現したいことがあれば教えてください。
回答
自身のスペシャリティを10年以内に持つことを目標とする。
特にその業界におけるどのような課題に対してでも、俯瞰的な形で仮説構築及び人員のマネージングを可能にしたいと感じている。
質問:DTCについて興味・関心があるのはどのような点ですか?また上記のような興味、関心を持った理由を教えてください。
回答
幅広い領域で様々な仕事ができる 自分の能力を活かせる仕事ができる。社員が魅力的。
インターンシップを経験し、社員の方々の非常に優れた人間性や思考に感銘を受けた。また現在の社会課題は、領域にとらわれることはなく連関しあっていることから幅広い領域で仕事ができる事に魅力を感じた。
質問:DTCに対する印象、イメージを教えてください。
回答
社員の方々の思考スピードが非常に早く、かつ自身の業務に対して誇りを持っている。産業レベルでチームが編成され、まとまりのある組織である。またクライアントの種類も幅広く、官公庁などもクライアントに持つ。
各質問項目で注意した点
DTCのインターンでの話を盛り込むようにした。
結果通知時期:2~3日以内
結果通知方法:マイページ上
本選考体験談
選考概要
選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
自身の高校の先輩が就職していたため
どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
専門性、事業内容が主な基準。インターンはコンサル中心にIBDやベンチャー、商社を受けていた。特に論理的思考力を活かすこと、短期的にプロジェクトを行うことができる事、様々な業界や企業との接触がある事が大きな軸であった。
他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
大阪オフィスは特に自由な働き方ができる。ホワイト。
選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分かれていましたか?
職種別。経営コンサルとITコンサルタント
選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。
三次面接前に確認。
あなたが受けられた選考フローについて教えてください。
ES→Webテスト→一次面接→二次面接→JOB→三次面接→四次面接(最終面接)
この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
話を簡潔に構造化すること。論点を意識した話をすること。またチームメンバーをマネジメントする必要があったため、単純な仲の良さだけではなく業務割り振りにおいても、分かりやすく認識の齟齬が出にくいような振り分けを行った。
この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
インターンに合格してもその後の選考フローで落ちる可能性は大いにあり。志望動機はしっかり対策していこう。
WEBテスト/筆記試験
テスト方法:WEBテスト
実施時期:6月中旬
実施場所:自宅
試験時間:60分
形式:TG-WEB
試験科目:言語非言語性格
各科目の問題数と制限時間
75分。それぞれ30問程度
対策方法:市販問題集
結果通知時期:4~5日以内
結果通知方法:メール
ジョブ選考
ジョブ選考名:4days job
実施期間:4日間
面接会場:企業オフィス(支社)
面接官の人数:1人
学生の数:6人
会場到着から選考終了までの流れ:軽くデロイトについての説明の後にグループワークを行う。最後に懇親会あり。
ジョブで取り組んだ課題・業務の具体的な内容
e-sportsに関連する企業いくつかの内から一社を選択し、その企業の成長戦略を立案する。資料は豊富に存在し、自由に閲覧することができる。
その間1日に一回または2回程度メンターとの壁打ちを行うことができる。
ワークの具体的な手順
1日目後半から4日目前半までがワークである。最終日には全体に向けたプレゼンテーションを行う必要性あり。
雰囲気:非常に穏やか
注意した点・感想
論理性やリーダーシップ、協調性などが見られている。(メンター談)
また最後のプレゼンで質問する際に、相手のグループを攻めすぎず、かつ的を射ている質問をすることを心がけた。また一緒に働きたいかどうかなども同時に見られており、基本的にはメンターとの相性という点も非常に重要であると感じた。
懇親会の有無と選考への影響
懇親会あり。選考に影響がもちろんある。そのまま三次面接に行く人もいるが、二次のケースからやり直す人もいる。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:メール
一次面接
面接名:技術面接
実施時期:7月中旬
面接時間:15分程度
面接会場:企業オフィス(支社)
面接官の人数:2人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):若手二人
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:学生時代に力を入れたことについての深堀、志望動機の深堀。5分程度の雑談。
質問内容
(自身の取り組んだ業務について)なぜその業務を行おうと思ったのですか?
実際にその業務において困難であった点。今までの経歴が複雑だが、そうなった経緯などを深ぼられた。そののちに雑談。志望動機の深堀も多少あったがそこまで厳しいものではなかった。2往復程度の質問。
雰囲気:かなり穏やか
注意した点・感想
論理的に話すこと。基本的にこれができていれば、あまり落とされるような選考ではないと思う。またレスポンスを早くすることでスムーズな会話を心がけた。
最後に「論理的に説明できていましたか?」と質問したところ、非常に論理的でよかったとの返答を得ることができたのでこの部分しか見ていないと感じた。
結果通知時期:2~3日以内
結果通知方法:メール
二次面接
面接名:二次面接
実施時期:7月下旬
面接時間:1時間
面接会場:企業オフィス(本社)
面接官の人数:2人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):若手一人、シニア一人
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:40分でケース面接に回答、20分で発表
質問内容
e-sportsを東京オリンピックに導入すべきか否か。
ステークホルダーを決めたのちにメリットデメリットなどを評価したが、その評価方法についてより詳しく説明するように求められた。残りは基本雑談でESの内容にもベテランの方が目を通してざっくりと質問をされた。
雰囲気:非常に穏やかでフランクな感じ
注意した点・感想
非常に厳しいケース面接であると聞いていたが、視覚化して論理構造を示すこと、ステークホルダーの明示化などを行うことで自身の考えをきちんと伝えることができたと思う。また定義づけにおいても初めの段階でしっかりと行った点も評価されていたと感じている。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:メール
三次面接
面接名:三次面接
実施時期:11月中旬
面接時間:1時間
面接会場:企業オフィス(本社)
面接官の人数:1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):パートナー
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:交通費清算後すぐに面接
質問内容
アンケートとしてコンサルタント志望動機を事前に書かされるが、その深堀を中心に行われる。そのアンケートに書いていいない経験や価値観などもあれば教えてほしいと聞かれた。数あるコンサルの中でもなぜデロイトかという点も聞かれた。最後に自己PRをする時間も存在した。
雰囲気:非常に穏やかな出だしではあったが、質問はかなり圧があった。
注意した点・感想
まず論理的に話すことは大前提に志望動機を語った。また多少圧迫である面接ではあったが、しっかりと笑顔でかつレスポンスを早く回答することを心がけた。さらには突飛な質問に対しても粘り強く考えることを心がけた。
結果通知時期:2~3日以内
結果通知方法:メール
最終面接
面接名:四次面接(最終面接)
実施時期:12月上旬
面接時間:15分
面接会場:企業オフィス(本社)
面接官の人数:1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):HRパートナー
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:交通費清算後に面接
質問内容
コンサル志望動機の深堀。経営に興味を持っているか知りたいので、自身の知っている経営課題をできる限り挙げてほしい。また、コンサルタントになる上で総合コンサルであるデロイトを選ぶ理由は何かを教えてほしい。
雰囲気:かなり穏やか、その場で内定。
注意した点・感想
経営課題をあげてくださいといわれた際に即座にレスポンスをすることができた点。
この質問については事前に就活サイトなどにも書かれていたので容易に対策することができた。その際には自身の身近な企業の経営課題なども同時にあげた。5forceで網羅的な感じを出したうえで話した。
結果通知時期:当日中
内定後
内定時期:12月上旬
承諾検討期間:1か月
承諾/辞退:辞退
承諾/辞退理由:給与・福利厚生
承諾/辞退理由の詳細:戦略ファームに内定したため
内定後の課題の有無:簿記2級
内定後の拘束:特になし
内定後の研修など:特になし
自分以外の内定者の所属大学:東大京大早慶MARCH
自分以外の内定者の属性(体育会、学生団体、留学、長期インターン、ボランティアなど)
多様
希望通りの職種や配属先でしたか?(選考中に確認があった場合)
希望通り