投稿者情報
ニックネーム:まりべり
信州大学/総合理工学研究科/ 21年
選考企業情報
企業名(正式名称):セイコーエプソン株式会社
職種:技術職
インターン参加:長期インターン参加
最終選考結果:2次選考通過
インターンシップ体験談
インターン参加内容
インターンシップ名:2weekインターンシップ
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
数年後、社会人となるイメージが出来ていなかったので、技術系職種で就職した後の生活のイメージを掴めそうな長期間、かつ実際に業務を体験できるインターンに参加したかった。
日程や希望職種の条件に合うインターンを選択した。
インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
企業研究を深めている人が多く、企業側としてもそれを期待していたような雰囲気だった。
実施日程:8月下旬
実施場所:各事業所
インターンの形式:実務体験
インターン期間:2週間
参加学生数:100名程度
参加学生の属性:高専生から学部、院生まで様々
交通費補助の有無:実費分を支給
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:
化学部門に配属され、当時検討中だったサンプルの一つについて合成・評価・発表を行った。
定時以降の活動は厳禁だったため、やりきれない業務は担当社員の方がフォローしてくださったが、内容としてはほとんど入社後の業務と遜色なかったと思う。
インターンの感想・注意した点:
配属部署で歓迎会を開いてくださったり、昼休みに積極的に交流してくださったり、社内を挙げてインターン生を迎えてくださった印象だった。
配属先の業務にはローカルルールも存在するので、勝手に判断せず、担当社員の方に確認を入れるのを怠らない(尻込みしない)よう注意した。
懇親会の有無と選考への影響:懇親会あり
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
本選考よりも先に選考の案内があった
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
基本的に業務中は担当社員さんに同行していることがほとんどだが、配属先(フロア)の社員さんが休憩時間内等に雑談を持ちかけてくれたり、就業時間内に年次の浅い先輩社員さんとの交流会を開いてくださったりした。
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:1月
提出方法:マイページ上
質問:志望職種
回答
学生時代専攻してきた化学の知識を自身の強みとして、今後の仕事に活かしていきたいというのが最たる志望理由です。貴社では近年、自社内製インクを開発していると伺っています。そこに携わり貢献していきたいと思い、研究開発を第一志望としました。
質問:当社で活かせること
回答
研究テーマとして合成を行ってきた経験や化学の知識は、業務内容に直接活かしていけると考えています。また、実験中に発生した不具合を洗い出したり改善したりすること、目標に到達するまでの実験計画の立て方、条件検討の方法、論理的な思考等、学生時代に培ってきた研究活動の基礎は専攻専門に関わらず活かしていけると思います。研究では、分析手法としてFE-SEMをはじめとする電子顕微鏡や、NMR、UV、FT-IR、MALDI-TOF-MS等の測定機器も使用しているので、入社後、化学品の分析において役立てると考えています。
質問:当社の魅力
回答
「省・小・精の技術」を核として、より便利に使いやすく、ニーズに合った製品を展開していこうとする、顧客に寄り添った事業展開を魅力に感じています。また、機械メーカーであるにも関わらず、化学分野であるインク内製化の試みのように常に挑戦を恐れない姿勢があることや、特許取得数が多数であること等を含め、企業としての力強さを感じました。夏季インターンシップに参加させていただいた際には、インターン生であるにも関わらず事業の一端ともいえる実験を経験させていただいたことや、社員の皆さんが生き生きと仕事に向かう姿勢にも好感を持ちました。
質問:研究概要
回答
私は高分子微粒子の創製を検討しています。私はまず初めの試みとして、シアン顔料内包粒子の創製を行いました。従来はバッチ式で製造されており、連続的に製造が可能となれば、コスト削減が見込まれます。また、マ反応時間を短縮・小ロットでの製造が可能となり、オンデマンド生産の実現が見込まれます。検討した結果、非球形の顔料粒子は、その周囲でモノマーが成長することで、反応後の粒子はより粒径分布の狭い球状粒子となりました。
各質問項目で注意した点:
数年前にキャリア採用で入社された方々から、「省・小・精の技術」については具体的に把握し、その内容について共感を持っていることが大切と伺ったので、ESに記入することはもちろん、ESに記入する段階で詳しく調べた。
質問の数が少ないこともあり、文字数も多くはないので、要素を絞ってアピールできるよう、第3者に文章の推敲を手伝ってもらうと効果的だと思う。
魅力に感じていることや、入社後に活かせる能力を質問に織り込んできていることから、かなり積極的にアピールするイメージで文章を練った。
インターンに参加したことを踏まえ、そこでの経験や伺ったことを面接で質問してもらえるように意識した。
結果通知方法:電話
本選考体験談
選考概要
選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
インターンに参加してみて
どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
専攻を活かした職に就きたかったので、化学系の技術職を募集している企業を探した。それなりに規模が大きく、福利厚生・待遇の安定していそうなメーカーを中心に、企業説明会に参加した感触等を総合的に判断して数社に絞った。
他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
拠点がほとんど一県内に収まっているところ。
一次面接
面接名:早期マッチング一次面談
実施時期:2月
面接時間:30分程度
面接会場:企業オフィス(支社)
面接官の人数:2名
学生の人数:1名
会場到着から選考終了までの流れ:到着→受付→筆記試験→面接
質問内容:
ESの内容を中心に、自己紹介からはじまり、研究紹介、他社への選考状況、志望度、入社後のビジョンを含めた質問をされた。パーソナリティを探る質問と、志望度を探る質問(どれくらい入社後へのイメージが出来ているか)がメインだったように思う。
雰囲気:硬い
結果通知時期:1週間以内
二次面接
面接名:早期マッチング最終面談
実施時期:2月
面接時間:30分程度
面接会場:企業オフィス(本社)
面接官の人数:2名
学生の人数:1名
会場到着から選考終了までの流れ:到着→受付→待機→面接→面接
質問内容:
自己紹介を含め、一次面接とほぼ同様の内容の質問をされた。一次と同様、志望度や他社への選考状況、入社後のビジョンがメインだった。私は特定の事業に携わりたかったため、その他の事業部への配属にも応じることができるかを確認された。
雰囲気:硬い
注意した点・感想:
本選考の後に、別室で別の職員さんと面談があり、本選考で伝えそびれたことや言葉がうまく出なかったことはなかったか、今一度確認しておきたいことはないか、を再度確認された。選考とは無関係といわれたが、正直怪しい。
逆質問をしなければならないタイミングなので、沢山用意しておくと良いと思う。
結果通知時期:2週間以内