投稿者情報

ニックネーム:Y

早稲田大学/先進理工学研究科応用化学専攻/21年

選考企業情報

企業名(正式名称):スリーエム ジャパン株式会社

職種:技術系総合職

インターン参加:短期インターン参加

最終選考結果:1次選考通過

インターンシップ体験談

 インターン参加内容

インターンシップ名:会社説明会

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか:研究室の同期

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。

自分が働くイメージを具現化するため、実際に働く環境を見れること、及び働く人とコミュニケーションをとれることを重視して、インターン選びを行った。従って、グループワーク系よりも、工場見学や、座談会があるインターンに積極的に申し込んだ。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

説明会の間は、積極的に質問し、この会社に興味があることをアピールした。また、説明会の最後も残って人事の方と個別でお話しをさせていただき、公では聞き出せない会社に対する本音の部分を聞き出すよう心掛けた。

インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

特になし。

実施日程:12月上旬

実施場所:本社

インターンの形式:その他

インターン期間:1日

参加社員数:3人

参加学生数:30人程度

参加学生の属性:学部3年及び修士1年(博士課程の学生含む)

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:人事の方が2時間ひたすら会社説明をしてくださる。途中で技術系の社員(修士卒の方1人と博士卒の方1人)が登壇してくださり、日々の業務内容や会社の仕組みについて説明してくださる。その後、学生側から質問する時間がある。

ワークの具体的な手順:説明会のみ

インターンの感想・注意した点:自分が思っていた以上に日系の企業文化が深く根付いた会社だった。説明会中も、日本企業と仕組みや文化はほとんど変わらないことが随所で強調されていた。ただ、勤続ではなく経験を重視した評価制度などから外資系の一面も感じられた。

懇親会の有無と選考への影響:無し

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。:無し

インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)

会社説明をしてくださった年配の人事の方とお話しさせていただいた。その方は3M以外にも複数の外資系の会社で人事をしておられたので、他社と3Mとの違いについて詳しく聞くことができた。技術系の社員は相模工場からのリモートでの参加だったため、直接会話することができなかったのが残念だった。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:外資系、実力主義

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:日系、実力主義

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:1月初旬

提出方法:マイページ上

質問:大学での「研究・ゼミ」の内容(500字以内)

回答

私は、形状や大きさ及び組成が制御されたナノスケールの細孔を持つシリカ系多孔質材料の研究をしています 。無機多孔体 は、大きな表面積や高い耐熱性を有し、特に細孔のサイズや形状が制御された無機多孔質材料は、形状選択性が高いことから触媒や吸着材として利用されています。 このような無機多孔体の合成方法の中でも、無機層状物質の層間へゲスト種を固定化させ、細孔を形成する方法は、ゲスト種の選択により細孔の形状や大きさが分子レベルで制御可能です。しかし、この手法では層間でのゲスト種の配列を制御しないと無孔質になってしまう欠点がありました。そこで、私は、ケイ素と酸素からなる結晶性の無機層状物質 と、ゲスト種として同じくケイ素と酸素からなる分子設計の容易なケイ素オリゴマーに注目しました。この無機層状物質は、層表面に規則的に反応性のシラノール基が配列した構造を有することから、ゲスト種の配列を規定しつつ層表面に固定化可能です。また、このケイ素オリゴマーは、剛直な骨格を有し、様々な官能基を構造内に導入可能な設計性の高い分子です。私の研究では、このケイ素オリゴマーの層間での配列が制御された新規多孔体の作製を試みています

質問:"自分が3M企業文化のいずれかのエレメンツを体現したエピソード(500字以内)「イノベーションを大胆に」を選択"

回答

私は学部生時に、海外への留学や留学生との交流を通じて異文化に多く触れてきました。 この経験を通じて自分とは全く異なる価値観や環境に自主的に触れ、自分の人間性を深めることに注力できました。私は、親戚に外国人がおり、異文化と接する機会が多く、幼少期から海外に興味がありました。そのため、学部生時に、自分の英語力向上と異文化交流を目的に、短期留学に行きました。  留学中は、アメリカ人とだけでなく、英語が母国語でない外国人とも自ら進んで会話しました。初めは相手の母国語訛りの英語が聞き取れず意思疎通を図るのに苦労しました。しかし、持ち前の粘り強さと行動力を活かし、諦めずに彼らと会話し続けたことで、自分の英語力が向上するとともに言葉の壁を越えた真のコミュニケーション能力を磨くことができました。 また、帰国後も、英語力の維持のため、留学生との交流イベントに頻繁に参加しました。そこでは、日本人として自国の文化を伝える機会が多くありました。伝える側として、日本の文化について改めて深く理解することができました。この経験を通じ、自国の文化を発信することが、結果的に自分自身を理解することに繋がることを学びました。

質問:あなたにとって3Mはどのような会社?そのイメージの中で、どの部分があなたの志向とマッチして応募に至った?(300字以内)

回答

私にとって、貴社は、豊富な技術力を活かした高品質、高付加価値の製品を生み出し、世界中の人々の暮らしを多方面から豊かにする会社であると考えています。貴社は、他の外資系メーカーとは違い、日本でも精力的に開発・製造を行い、海外に製品を送り出しています。私は、自らの手で作り出した製品で世界中の人々を豊かにできる貴社の研究環境に魅力を感じています。また、貴社は、勤続ではなく経験を重視した外資系らしい雰囲気と内資系のような和やかな雰囲気を併せ持ち 、15%カルチャーに代表される社員の主体性を重んじた自由な風土であり、この点が自主性と協調性を併せ持つ自分の性格とマッチしていると考え、応募に至りました。

質問:選択した採用コース(R&D)であなたの強みがどのように活かされるか?(300字以内)

回答

私の強みは、行動力です。私は、興味を持った物事に対していち早く行動し人より多く情報を吸収しようとする意志があります。研究を進めるうえでは、次に来るメガトレンドを察知するため、自分の専門外の技術にも触れ、新たなアイデアを生み出すことが重要であると考えています 。貴社では、社内に技術的なコミュニティや、技術交流の場であるテクフォーラムのようなシナジー効果を生み出す環境が整っています。このような環境では、自主的に考え、行動できる自分の強みが活かされると考えています。さらに、大学時代に数多くの異文化交流で得た コミュニケーション力を活かして、世界中に顧客のいる貴社でグローバルに活躍できると考えています。

各質問項目で注意した点:簡潔に、分かり易く説明することを心掛ける。特に研究テーマに関しては、自分の研究を知らない人にも分かり易く伝わるように心がける。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:メール