投稿者情報
ニックネーム: aki
名古屋大学工学/研究科生命分子工学専攻/21年
選考企業情報
企業名(正式名称): シンプレクス株式会社
職種: ITコンサルタント
インターン参加: 参加していない
最終選考結果: 最終選考通過(内定)
本選考エントリーシート(ES)
エントリーシート提出期日: 11月上旬
提出方法: マイページ上
質問: ご自身の長所・短所をお書きください。(500字)
回答
長所は「吸収力の高さ」である。所属するアカペラサークルでは、全く未経験の編曲に挑戦した。私は編曲経験のある先輩や同期に楽譜を添削してもらったり、全国のアマチュアグループや国内外のプロの音源を聴き漁ることで、彼らのノウハウを吸収していった。
また、編曲経験のないサークル員の楽譜への意見も、取捨選択しながら柔軟に取り入れ、さらなるブラッシュアップを図った。これまでに約80曲の編曲を行い、今ではサークル内外から楽譜の使用、編曲の依頼を頂くまでに成長することができた。この吸収力は、常にトレンドが移り変わり、必要な知識量が膨大になるIT業界を生き抜く上で、必ず生きると考える。
短所は「ストイックになり過ぎて周りが見えなくなること」である。全国の舞台を目指してアカペラバンドを結成した際、演奏クオリティに拘るあまり、メンバーにプレッシャーをかけ過ぎてしまった。
その結果、ライブ審査本番の演奏は萎縮したものになり、落選を経験した。この経験から、チームを運営する際には、定期的に話し合いの場を設け、メンバーの想いを的確に汲み取るようにしている。
質問: Webセミナーを見て感じたこと(500字)
回答
特に印象に残ったのは、次の三点である。
一つ目は、一気通貫のソリューションを提供している点である。通常のITコンサルタントやSIerではそれぞれ分業制が敷かれ、一人が関われる範囲は更にごく一部に限られてしまう。貴社の上流から下流まで携わるビジネスモデルは、顧客に対する真の意味での課題解決を徹底したものであると感じた。
二つ目は、社員の方々の「挑戦を歓迎する姿勢」である。私は、20代のうちに出来るだけ経験を積むことで、どんな環境でも生き抜くことができる実力を身につけたいと考えている。社員の方々の話からは、成長を促す実力主義の文化を感じることができ、「ここで働きたい」という思いがますます強くなった。
3つ目は、グローバルトップを取りに行くという意思表明である。「金融×ITで日本No.1」という立ち位置に満足することなく、世界に挑戦する姿勢からは、貴社の仕事に対するプライドと誇りを感じることができた。貴社の一員としてどこまでも高いプロ意識を持って働くことで、他の追随を許さない専門性を身につけることができると感じた。
各質問項目で注意した点: 入社意欲を示すこと、結論ファーストで構造化して書くこと、正直に書くこと
結果通知時期: 1週間以内
結果通知方法: メール
本選考体験談
選考概要
選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?: プログラミング選考があると知ったこと。
どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?:
・会社を離れたとしても生きるノウハウが身につくか
・都会で働けるか
・給与水準がよいか
・会社の将来性があるか
・企業の理念・価値観に共感できるか
を重視していた。SIerやITコンサルタントを中心に受けていた。
他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?:
・一気通貫のソリューションを提供しており、下請けに仕事を振らないため、幅広いスキルが身につくこと。
・働きたいだけ働けること。
・様々なキャリアパスが描けること。
・金融とITという二つの軸から専門性を身につけられること。
・ストレッチの効いた仕事を振ってもらえること。
・意識の高い社員と働けること。
・実力主義であること。
などに魅力を感じた。
選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?:ITコンサルタント職のみ
選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。: なし
あなたが受けられた選考フローについて教えてください。: ES提出→プログラミング選考→一次選考→二次選考/筆記試験→社員面談(任意)→最終面接
この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。:
①自分の人生の棚卸し。シンプレクスの選考では、幼少期から現在までのモチベーショングラフを書くことになるので、深い自己分析が必要であった。
②自分の就活に対する考え方をまとめること。就活の軸、企業の志望順位と、その理由を深掘りされる。自らの考えを論理的に説明できることが大切である。
この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。:
ロジックとパッションの両方があって初めて合格できる企業だと感じますが、しっかり対策すれば問題ないです。内面をしっかり掘ってもらえ、かつ選考時期も早いので、自己分析にも役立つと思います。頑張ってください。
一次面接
面接名: プログラミング選考
実施時期: 11月下旬
面接時間: 3時間
面接会場: その他
面接官の人数: 2人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など): 若手〜中堅程度の社員
学生の人数: 50人程度
会場到着から選考終了までの流れ:
貸会議室前で待機していると社員の方に案内される。着席したら会社と選考について説明がある。お題が出されたらプログラミングを開始し、完成した人から退場。
質問内容:
「自分が指定した数より、PCが指定した数の方が大きいか小さいかを当てるゲーム」をJavaを用いてプログラミングする。与えられる教本を参考にして構わない。完成した後は新たな課題を出される。全て完成した人から退場するが、すべてできなくても良い。
雰囲気: 静かで緊張感がある
注意した点・感想:
選考に参加する前に、Progateで軽くJavaに触れておいた。当日初めてプログラミングに触れる場合でもある程度はできる内容とは思うが、人次第といったところ。情報系の人なら余裕でクリアできるはず。「この時点でIT嫌だなと思ったら選考を受けないでください」と社員の方が述べていたことから、自らのITへの適性を学生に判断してもらうことが主な目的と思われる。自分は半分程度しか解けなかったが合格した。
結果通知時期: 1週間以内
結果通知方法: メール
二次面接
面接名: 二次面接
実施時期: 12月上旬
面接時間: 1時間程度
面接会場: 企業オフィス(本社)
面接官の人数: 1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など): 5年目くらいの現場の社員
学生の人数: 1人
会場到着から選考終了までの流れ: 本社ビルで面接。部屋に入ると紙を渡され、モチベーショングラフを書くよう言われる。出来上がったら社員を呼び提出。しばらく待っていると社員の方が現れ、面接が始まる。
質問内容:
・モチベーショングラフに沿って自己紹介をする。
・モチベーショングラフに沿った深掘り。幼少期から現在まで、広く深く掘られる。
・就活の軸について
・他に受けている企業について
・逆質問
書いたモチベーショングラグによって質問内容は異なる。
雰囲気: 淡々としている。
注意した点・感想:
・幼少期から現在まで一貫している自分の性質をアピールできるように、モチベーショングラフを予め練っておいた。
・基本的に嘘は通じないと思われるので、正直に話した。
・合う人合わない人がはっきり分かれそうな企業だと感じていたので、「面接官に判断してもらおう」くらいの気持ちでリラックスして臨んだ。
結果通知時期: 1週間以内
結果通知方法: マイページ上
三次面接
面接名: 二次面接/筆記試験
実施時期: 12月下旬
面接時間: 2時間(筆記試験1時間→面接1時間)
面接会場: 企業オフィス(本社)
面接官の人数: 1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など): 中途の人事の方
学生の人数: 1人
会場到着から選考終了までの流れ:
本社ビルで筆記試験→面接。部屋に入り、筆記試験(1時間)の説明を受けてから問題を解く。試験終了時間になると社員が問題と答案を回収。しばらく待っていると面接官が現れる。この時の面接官(人事部)が選考終了まで窓口となる。
質問内容: 筆記は全30問
・図表読み取り
・資料読み取り
・数的推理
・文章読解
面接は
・モチベーショングラフの深掘り(続き)
・志望企業をランキングすると?(予めやっておくように言われる)
・それぞれがその順位である理由は?
・他社の選考状況
・就活の軸は?
・逆質問
など
雰囲気: 真剣な雰囲気
注意した点・感想
筆記のボーダーは7割。面接では就活の軸と志望企業ランキングをマッチさせて話すことが重要。ここが論理破綻していると詰められそうな雰囲気だった。
逆質問の時間をかなり多くとってもらえたので、疑問を解消しておいた。なお、合格だと後日連絡が来て、社員との面談を任意の回数セッティングしてもらえる。
結果通知時期: 1週間以内
結果通知方法: 電話
最終面接
面接名: 最終面接
実施時期: 1月下旬
面接時間: 1時間程度
面接会場: 企業オフィス(本社)
面接官の人数: 1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など): 創業メンバーの役員の方
学生の人数: 1人
会場到着から選考終了までの流れ: 最初に人事と10分程度近況等について話し、その後役員の方と面接。
質問内容:
・今までの就職活動での考え方の移り変わりをおしえて?
・英語、数学に抵抗はない?
・学生時代に頑張ったことは?
・家族構成
・シンプレクスの志望度を他の企業含めて100%の円グラフで表すと?なぜその配分?
・シンプレクスの事業内容を説明すると?
・大学院ではどんな研究をしている?
など
雰囲気: 厳か
注意した点・感想:
・役員の方ということで緊張した。
・なぜ志望するかを論理的に話すことを心がけた。
・これまで述べてきたことと矛盾がないように、話した内容をまとめておき復習しておいた。
・逆質問をたくさん用意し、入社意欲を示せるようにした。
結果通知時期: 当日中
結果通知方法: その他
内定後
内定時期: 1月下旬
承諾検討期間: 5月下旬まで待ってくれる。自分は4月上旬に承諾したので2ヶ月半程度。
承諾/辞退: 承諾
承諾/辞退理由: 経営戦略・ビジョン
承諾/辞退理由の詳細:
①企業から感じたフェアで本質的な価値観に惹かれたため。
②ニッチな領域に強みを持っていること、一気通貫でソリューションを提供していることから、他の企業では得難い経験ができ、強みを築ける環境であると考えたため。
内定後の課題の有無: Javaの課題を渡され、秋までにやっておくように言われる。
内定後の拘束: 2週間おき程度で就活状況を報告するように言われるが、基本的に拘束はない。
内定後の研修など: 入社までにITと金融の研修がある(学業優先)。
内定者の数: 100人程度
自分以外の内定者の所属大学: 早慶がボリュームゾーン。他には東大や旧帝大、関関同立、MARCHなど。
自分以外の内定者の属性(体育会、学生団体、留学、長期インターン、ボランティアなど)様々