投稿者情報
ニックネーム: カズ
京都大学/工学研究科化学工学専攻/21年
選考企業情報
企業名(正式名称): サントリーホールディングス
職種: 生産研究
インターン参加: 長期インターン参加
最終選考結果: 最終選考通過(内定)
インターンシップ体験談(ES+体験談)
インターンシップのエントリーシート(ES)
エントリーシート提出の可否: 必要
エントリーシート提出期日: 7月
提出方法: マイページ上
質問: 志望動機
回答
大好きな化学を通じて人の役に立つものを作りたいという思いを叶えるため、これまで学んできた化学工学を生かすことができる貴社のインターンシップに参加させて頂きたいと考えています。
特にサントリーのインターンシップは現場での体験を重視した、実践的なものであるとお聞きしているので、実際の現場で自分のできることは何なのかを見つけ、その力を最大限出したいと考えています。
また、「ものづくり」に携わるにあたって、自分の武器である化学工学をどのくらい生かすことができるのかという肌感覚を、ぜひ体感したいと思っています。
質問: サントリーのインターンシップで試してみたい知識・経験・学んできた事を書いてください。
回答
化学工学を学ぶ中で、チームを組んでプラントを設計するための知識や手法を学んできました。反応担当と分離担当に分かれ、自分のすべきことを明確にしつつ、コミュニケーションを取りながら設計していきました。
最初は簡単に思えたのですが、いざやってみると困難にぶちあたることばかりで、さらにお互いの進捗を調整しながら行う難しさも痛感しました。
設計の終盤に最適化を行い、ようやく完成した時の喜びは今でも昨日のことのように思い出されます。しかし、この設計はシミュレーションを用いたものであり実際にプランを建設したわけではありません。
貴社のインターンシップに参加することで、机の上での議論を超えた技術、製品開発のプロセスをぜひ体験させて頂きたいと考えています。
私がこれまで学んできたことがどれだけ活かせるか、「ものづくり」を行うにあたってどのように生かしていくべきなのかを肌で感じ取りたいと強く望んでいます。
インターン参加内容
インターンシップ名: 夏期インターンシップ
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか: 友達の応募
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
革新的なビールサーバー洗浄方法の開発、エネルギーのロス構造化と改善方策提案,用水工程ロス構造調査と改善方策提案、AEセンサーを用いた予知保全技術開発など、過去のテーマがとても実務的だったので応募しました。
実施日程: 8月下旬から9月上旬
実施場所: 栃木
インターンの形式: 実務体験
インターン期間: 2週間
参加社員数: 10人
参加学生数: 2人
交通費補助の有無(有の場合のみ記載): 交通費実費
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:
食品工場ではお客様のために最善の品質を管理する必要があります。その一環としてタンク内を洗浄、殺菌さらに着香成分を除去するCIPという工程があり、その革新的な手法の開発に取り組みました。
およそ500種類の飲料を製造している梓の森工場では大量の水、熱水がCIP中に使われているためいかに水使用量を削減するか、さらにどうすれば着香成分を効率よく除去できるのかについて、モデル式を構築し改善策を考えました。
インターンの感想・注意した点:
インターンシップでは現場体験を通じて工場での働き方を学ぶだけだと思っていました。しかし、実際に参加し本当に多種多様な体験をさせてもらえたことで、これから社会で働いていく上でどこでも通用する考え方を身に着けることができました。
例えば、一つの課題に対しての捉え方、その解決のために必要な作業の選定法、一緒に仕事をしていくにあたっての人との付き合い方、などです。
また、どんな仕事をするにあたっても人と作業のマネジメントが本当に大切だということを、実体験を通じて初めて得ることができました。
さらに、普段の授業で得た知識はあくまで机上の計算に使われるだけでしたが、実際の現場でも役立つことが実感できたことも、私にとって大きな収穫でした。
特に、紙の上で導出したモデル式が実機に応用できることを確認できた時は、その結果に喜びを感じただけでなく、これまでの勉強に自信を持つこともできました。
懇親会の有無と選考への影響: あり、影響があるかはわかりません。
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。: ある
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください):
エンジニアの仕事は工場を設計し、実装するという正直堅苦しいイメージがありましたが、実際はもっと幅広い仕事内容があり、かなり自由度が高い仕事だということが分かりました。
「食のエンジニア」として責任感を持って仕事をされている姿を目の当たりにし、その正確さと真剣さにも感動しました。また、身の回りにあふれている製品の製造過程を見学したことで、製品に込められた工夫にも気づくことができるようになりました。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ: アグレッシブ
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ: 仕事が丁寧
本選考エントリーシート(ES)
エントリーシート提出期日: 3月中旬
提出方法: マイページ上
質問: 志望動機
回答
私は「食のエンジニア」として,人々の生活に密接に結び付いている水・飲料のものづくりに挑戦したいと考え貴社を志望いたしました。
夏インターンシップを通して、自身のもつ化学工学の知識を現場で生かせるヒントをつかむことができただけでなく、エンジニアの仕事の幅広さや情熱を持って仕事をされる社員の方々に魅力を感じ、貴社のエンジニアとして働きたいと心から思いました。
質問: 力を入れた学業
回答
私は研究に力を入れて取り組みました。研究背景や目標を明確にして実験を計画し、結果に基づいた考察を行なうことはもちろん、予測とは異なる結果が出た時も論理的にかつ優先順位をつけて対処する方法を身につけることができました。以上のように効率よく研究を進めてきた結果、半年間の研究成果として昨年11月の成形加工学会でポスター賞を受賞することができました。
質問: クラブ活動
回答
外国人観光客向けのガイドサークルに所属していました。最初はガイドに不安を抱えていましたが各要望に応じた最善のものとなるよう努力を重ねたおかげで、ガイドした100組のほぼ全員の方から満足したというアンケート結果を頂きました。
また、ガイド後もずっと連絡をしたりプレゼントをやり取りする方が多いことから、人に喜んでもらうためには自らの努力を惜しまないことが大事だと体感しました。
質問: 趣味特技
回答
私は多くの人と一緒に楽しめるイベントが好きです.一万人の第九はこれまで5回参加させて頂いており、毎年人の声の素晴らしさとそれが一体となった時の見えないパワーにに感動しています。
また特技は京都旅行の計画を1分以内に立てられることです。これまで京都でガイドをしてきた経験から、行きたい場所、家族構成、気候、鉄道状況など状況に応じた計画を柔軟に立てることができます。
質問: 私の特徴セールスポイント
回答
私は人と柔軟に接しながら物事を進めることができます.ガイドサークルでは応募が月に100件近く来るため、自動化するべくNECの方と協力しながら予約自動システムを作りました。
前例のない挑戦だったため、提携する際は部員から猛反発をされました。しかし、部員に対し個別に説明するなど柔軟に対応した結果、全員の理解のもと導入でき、今では月500件を超える応募を自動で処理できるまでになりました。
質問: 希望職種
回答
私は生産研究部門で省水や二酸化炭素排出量削減をさらに進化させた工場をデザインしたいと考えています。
まず現場で経験を積み、人と作業のマネジメントのノウハウを身につけたいと考えています。さらに、環境目標2030や環境ビジョン2050を達成することはもちろんのこと、それ以上の成果を上げる世界で最も環境にやさしい工場の設計に挑戦し、社会に貢献したいと考えています。
各質問項目で注意した点
なるべく短文になるように心がけました.
結果通知時期: 2週間以内
結果通知方法: メール
本選考体験談
選考概要
選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
夏期インターンシップ
どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
社員さんと合うかどうか、一緒に働きたいと思うかを第一の基準にしていました。また、変化をいとわない社風であるかも重要視していました。
コロナの時期にオンラインの面接に素早く切り替えていたところも好感でした。
他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
変化に強いところ
選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?
生産研究や、研究開発、ビジネスにわかれていました。
選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。 ありません。
あなたが受けられた選考フローについて教えてください。
ESを受けたのち、一回の面接で内定をもらいました。
この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
夏期のインターンで得られた経験をほかの人にも伝えることで、より自分の思っていたことが洗練され、本選考でもうまく伝わったのではと思います。
この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
面接は本当に柔らかい雰囲気の中で行われるので、ぜひリラックスして臨んでください!
参加したイベント
イベント名: 夏季インターンシップ
実施時期: 8月下旬から9月上旬
時間: 2週間、1日は8:30-17:00
内容: CIP制御の革新的開発
注意した点・感想:
ほぼ毎日飲み会を開いてくださったので、いろいろな社員さんと話すように心がけました。工場長も本当に優しい方で、1:1で2時間も話してくださりました。
業務中ではなかなか聞けないこともスムーズに聞くことができました。
リクルーター/OB・OG面談
面談の種類: リクルーター面談
経緯: 夏期インターンが終わったのち
実施時期: 12月中旬
面談会場: 東京駅の居酒屋
企業側の人数: 2人
学生の人数: 1人
会場到着から面談終了までの流れ:
飲み会中に自分の思っていることを聞かれました
面談内容(質疑応答等):
サントリーへの入社意思はあるかどうか、他の企業はみているかどうか、見ているとすればどこをみているかを聞かれました。
また、現段階でサントリーの志望順位はどのくらいかも聞かれました。また、最終面接で効かれたことも教えてくれました。
雰囲気: とてもなごやか
注意した点・感想:
久々に再開したリクルーターの方だったので、本当にリラックスしてお話しすることができました。
インターン中にサントリーにたいして感じていることや、考えていることは十分話していたので、時期が変わっても特に伝える内容は変わらなったように思います。
結果通知時期: 2~3日以内
結果通知方法: 電話
WEBテスト/筆記試験
テスト方法: WEBテスト
実施時期: 3月
実施場所: オンライン
形式: テストセンター
最終面接
面接名: 個人面接
実施時期: 4/20
面接時間: 20分
面接会場: オンライン
面接官の人数: 3人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など): 役員
学生の人数: 1人
質問内容:
サントリーの志望動機、ESに書いている内容の質問が多かったです。自分の所属していたサークルに対する質問や、ヒッチハイクをしたことへの質問が多かったです。
また、サークルでオンライン予約自動システムを作ったことに対する質問も多くしてもらえました。
雰囲気: なごやか
注意した点・感想:
なるべく簡潔に話すことを心がけました。もし面接官が聞きたいことがあれば追加で聞いてくれるので、とくにこちらから多くを語るようなことはしませんでした。
面接官のうちの一人は工場長だった人だったので、余計にリラックスできました。
結果通知時期: 2~3日以内
結果通知方法: 電話