投稿者情報

ニックネーム:ST

関西学院大学大学院/理工学研究科環境・応用化学専攻/21年

選考企業情報

企業名(正式名称):エスペック株式会社

職種:技術職

インターン参加:短期インターン参加

最終選考結果:最終選考通過(内定)

インターンシップ体験談(ES)

 インターンシップのエントリーシート

エントリーシート提出の可否:必要

エントリーシート提出期日:11月上旬

提出方法:メール

質問:大学で好きな授業

回答

私が好きな科目は学生実験です。化学変化・色の変化を観察したり、試薬を混合して別の物質を造ることが楽しく、毎回新しいことを学ぶことができたのが大きな理由の一つです。また、どうすれば実験をスムーズに進行・終了できるか計画しながらペアと協力し実験することや、誰が見ても実験の概要が分かるようなレポートを作成する練習を通じて、社会人になってからも必要なスキルを学ぶことができたことも理由の一つです。

質問:インターンシップに向けての意気込み・学びたいこと

回答

私は貴社の5Daysインターンシップに参加して環境試験だけではなく、試験機の設計にも興味を持ちました。普段、AUTO CADを扱う機会がないため、環境試験器の設計に携わり、実験で使われている機器がどのようにして設計されているのかを学びたいです。また、研究分野以外の実習に携わり、未知の分野に対して自分で考えながら物事を進めていく機会が得られると考えたため、本インターンシップへの参加を希望します。

各質問項目で注意した点

CADを扱ったことがなかったが、分からないことを学んで実践したいという姿勢をアピールできる内容を書いた。

結果通知時期:1か月以内

結果通知方法:電話

 インターン参加内容

インターンシップ名:設計業務体験

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか

学校の紹介

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。

どんな製品にも関係している環境試験器がどのように設計されているのか興味があったので、このインターンに参加した。他には電子・光学機器系や化学系・化学工学系のインターン(1day~5days)を中心に受けた。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

CADを使うのが初めてだったので、分からないことは社員の方に聞いて知識を吸収するようにした。短時間で意見・要点をまとめてプレゼンをおこなう機会が多かったので、集中力を切らさないようにワークに取り組んだ。

インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

特になし

実施日程:2020年1月上旬

実施場所:大阪府

インターンの形式:実務体験

インターン期間:2日間

参加社員数:4人

参加学生数:4人

参加学生の属性

大学院生2人、学部生2人

交通費補助の有無

実費分を支給

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容

・環境試験器の原理に関する講義
・顧客への営業を想定したプレゼンを行った(浴槽のデザイン・機能を考え、提案)。
・CADを用いた設計業務の体験
・グループワークを通して、新しい製品の提案・プレゼンを行った。

ワークの具体的な手順

営業を想定したプレゼン→CADを用いた設計業務体験→新製品の提案・プレゼン

インターンの感想・注意した点

装置設計だけではなく、営業目線から物事を考えられるとてもいいインターンだと思った。新製品の提案では4人グループで話し合いながら意見をまとめていくのが困難だったが、最終的には必要な意見をピックアップしてプレゼンに繋げることができて良かった。

懇親会の有無と選考への影響

懇親会はあったが、選考への影響はなし。

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。

早期選考の案内があった(選考の免除はなし)。

インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)

人事の方は夏のインターン時からお世話になっていた方だったので、就活から日常のことまで様々な話をした。技術系社員の方にはどのような業務をしているのか、仕事をする中で大変なことは何かなど様々な質問をした。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ

真面目なイメージ

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ

とても個性的で面白い方が多かった。

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:2月上旬

提出方法:メール

質問:1.当社のどんなところに関心を持たれましたか。その理由もお書きください。(最大3つまで)

回答

・圧倒的なシェアを持ち、高い信頼を得ている点に関心を持ちました。塾講師のアルバイトで生徒・社員からの信頼を得るのに苦労した経験から、信頼を得ることの難しさと大切さを学んだからです。信頼関係を築くことによって円滑なコミュニケーションを取ることができ、次の仕事につながる可能性があると考えているからです。また、信頼を獲得するだけではなく、高いシェアを維持し続けている点にも魅力を感じました。
・顧客とともに製品を作り上げる点に関心を持ちました。貴社のインターンシップを通して、顧客のニーズをくみ取りながら製品を提案することの重要さを学んだからです。私は就職活動を進める前までは、技術系はただ製品を作るだけだというイメージを抱いていましたが、顧客とコミュニケーションを取りながら製品を作り上げていく貴社の業務に魅力を感じ、顧客の要望を叶える現場に携わりたいと思いました。
・様々な業界との繋がりがある点に関心を持ちました。多くの業界の製品試験に貢献でき、その業界の最先端技術に触れることができることに魅力を感じたからです。また、食品や化粧品など人々の毎日の生活に直接関係している製品を試験するなど、産業製品から身近なものまで様々な分野に対して貢献できる点にも魅力を感じました。

質問:2.あなたが当社に入社して、チャレンジしてみたいこと、実現させたいことがあればお書きください。

回答

私が当社に入社して実現したいことは、担当したすべてのお客様に信頼され、感謝される技術者になることです。私は塾講師のアルバイトを始めた頃、うまく授業ができなかった自分が嫌で仕方ありませんでした。しかし、生徒が何を求めて塾に来ているのか、その生徒に足りないものは何かを雑談を通して聞き取ることで生徒のニーズが分かり、勉強が楽しいと思ってもらえるような授業を展開することができました。この経験から、技術職の中でもお客様との関わりが深く、ニーズをくみ取りながら協力して製品を作り上げていく貴社の事業に大きな魅力を感じました。今後、他の産業が発展していくにつれて新しいタイプの環境試験器が求められると予想されます。私は産業を取り巻くニーズの変化に対応できる知識・技術を習得し、お客様1人1人と真摯に向き合ってどの案件においても妥協することなく、満足していただける製品を作り上げていきたいです。また、自分1人の力だけではなく、周りと協力しながら製品を作り上げる喜びも体感したいと考えております。

質問:自由記入欄(自己PR)

回答

私の強みは創意工夫して最後まで粘り強く物事に取り組む所です。私の研究では主に、生体試料にレーザー光を照射することで起こる現象に関係するデータの測定・解析を行っています。ある時、500個以上のデータを測定・保存する機会がありましたが、測定・保存から次の測定へのつなぎまでの過程が自動化されていませんでした。また、測定時は常にカーソルを操作しなければならなかったため拘束時間が長く、他にやらなければならないことに着手できずにもどかしさを感じていました。この経験から、私は測定における無駄を省くことができないか考えました。そこでプログラミングを用いて、一連の操作を自動化するプログラムを作成しました。このプログラムにより、1回の測定が終了するまで実験室にいる必要がなくなり、空いた時間を論文講読やゼミの準備に充てることができました。貴社においても工夫して粘り強く業務に取り組み、新しい価値を生み出したいです。

各質問項目で注意した点

どの質問においても結論から述べて説明した。自身の経験をもとにして、強みやPR内容を明確にした。

結果通知時期:2週間以内

結果通知方法:メール

本選考体験談

 選考概要

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?

環境試験器(電気製品等の耐久試験を行う装置)を製造している企業があることを知って、興味を持ったから。

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?

研究内容である光学系および色素系に興味があったのでこの2つを軸に企業を選んでいたが、どんな製品にも関係している環境試験器にも興味があったのでこの企業を受けた。他には電子・光学機器系や化学系・化学工学系の企業を中心に受けていた。

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?

人事の方の人柄が良く、選考時も雑談などで緊張をほぐしてくださったから。

選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?

技術職・事務職・企画職

選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。

二次選考・最終選考にて配属先希望の確認があった。そのときには技術職を希望していた。

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。

書類選考→1次選考→2次選考→最終選考→内々定

この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。

インターンで行ったGDやプレゼンの反省点をまとめておくことで、本選考に役立てることができた。また、筆記試験の代わりにクレペリン検査があるのでその対策も行った。選考が多いので自己分析や面接練習も早めに行った。

各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

将来のビジョンに関する質問(数年後にどうなっていたいか)があったため、なりたい自分の理想とそれを裏付ける根拠やエピソードをもう少し考えておけばよかった。

この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。

プレゼンや選考結果のフィードバックが丁寧なので、学生のことをよく考えている企業だと思います。インターンではGD・面接対策がプログラムに組み込まれているので、この企業を受ける学生はインターンシップへの参加を強くお勧めします。採用人数が少ないので自己分析やES、面接対策を早めにしっかりと行ったほうがいいです。皆さんの就職活動がうまくいくことを願っています。

 参加したイベント

イベント名:模擬面接会

実施時期:2020年2月上旬

時間:4時間

内容:社員の方との模擬面接

注意した点・感想

面接官によって質問の内容・形式が全く違ったため、様々な質問に対する返答練習ができてよかった。最後に各自フィードバックがあったので、改善点を次に活かせるようにメモしておいた。

 WEBテスト/筆記試験

テスト方法:筆記試験

実施時期:2020年2月中旬

実施場所:企業オフィス(本社)

試験時間:30分

形式:企業オリジナル

試験科目:クレペリン検査

各科目の問題数と制限時間:30分

対策方法:クレペリン検査の練習

結果通知時期:2週間以内

結果通知方法:メール

 グループディスカッション(GD)

実施時期:2020年2月中旬

面接時間:1時間

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:2名

学生の人数:6人

会場到着から選考終了までの流れ:30分のGD→15分でまとめ→発表

GDのテーマ・お題

社員の満足度を上げるためにはどうすればよいか

GDの手順

複数の意見を出し合いながら、グループの結論をどうするか方向性を固めていった(30分)。その後、15分程度で模造紙に必要なこと・強調して伝えたいことをまとめていき、最後に3分間のプレゼンをしてGDを終えた。

GDが始まる前のアイスブレイクの有無

10分ほど同じテーブルのメンバーで自己紹介を兼ねた雑談をした。

プレゼン時間の有無

グループの意見を発表する3分間のプレゼンがあった。

選考官からのフィードバックの有無

発表に関するフィードバックがあった。

雰囲気:終始和やかだった。

注意した点・感想

GDでは書記を担当したが、全員の意見を書きまとめるだけではなく積極的に議論に参加して結論を導き出すように心がけた。役職に固執しすぎると周りが見えなくなるので、あくまでも書記はオプションで話に参加することが大切だということを常に考えていた。

結果通知時期:2週間以内

結果通知方法:メール

 二次面接

面接名:二次面接

実施時期:2020年3月上旬

面接時間:50分

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:3名

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など)

人事1名、技術系役員2名

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ

面接(スライド発表10分+質問40分)

質問内容

・研究内容と自己紹介のスライドに関する質問があった。
・開発職で具体的に何をしたいか?
・入社後にどうなっていたいか?(数年後のビジョンや、管理職になりたいかなど)
・並行して受けている企業と選考状況、志望度。

雰囲気

和やかな雰囲気だった。

注意した点・感想

全ての質問に対して、結論から簡潔に述べることを意識した。研究内容の発表では専門用語を使わずに誰が聞いても分かるような表現を心がけた。

結果通知時期:2週間以内

結果通知方法:メール

 最終面接

面接名:最終面接

実施時期:2020年5月中旬

面接時間:1時間

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:3人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など)

人事1名、技術系役員2名(幹部クラス)

学生の人数:3名

会場到着から選考終了までの流れ:面接50分

質問内容

・研究内容について分かり易く説明してください。
・学生時代に力を入れたことは何か?→答えた内容に関して深堀された。
・どんな時にストレスを感じるか、またどうやってストレスを発散するか。
・並行して受けている企業と選考状況、内定(内々定)の有無

雰囲気

若干の堅苦しさもあったが、終始和やかだった。

注意した点・感想

学生3人が順番に質問に答えていく形式だったので、他の学生の話をよく聞いて相槌を打つ姿勢を意識した。逆質問では質問内容が被らないよう、あらかじめ複数の内容を考えておいた。最終面接まで来たので余計なことはあまり考えず、自然体で自分の考えを伝えるようにした。

結果通知時期:当日中

結果通知方法:電話

 内定後

内定時期:5月中旬

承諾検討期間:2週間程度

承諾/辞退:辞退

辞退理由:業界

辞退理由の詳細

内々定をいただいたが、自身の専攻である化学系の知識を活かせるかどうか不安だったから。