投稿者情報
ニックネーム:ゆうぴょん
神戸大学大学院/工学研究科/21年
選考企業情報
企業名(正式名称):アクセンチュア株式会社
職種:ビジネス・テクノロジーコンサルタント職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)
インターンシップ体験談
インターンシップのエントリーシート
エントリーシート提出の可否:必要
エントリーシート提出期日:8月中旬
提出方法:マイページ上
質問:和魂偉才塾 コンサルタント塾(ビジネス・テクノロジー コンサルタント育成プログラム)を通じて、あなたが達成したいことを具体的に記述してください。
回答
ディベートにおいて培った、論理的思考力やプレゼンテーション力などの自身の強みが、働く上でも通用するのかを試したいと考えています。具体的には、実際に企業のコンサルティングにおいて議論を進める中で、私が行ってきた議論プロセスとの相違点を知り、自身が身につけてきた能力の中で、働く上でも活かせる部分と課題となる部分を見つけたいです。このように、実際に貴社のインターンシップに参加することで、今後私が働く上で求められる資質や課題を考察する心意気でインターンシップに取り組みます。
質問:あなたとTechnologyの関わりを教えてください。また、今後どのようにTechnologyを活用していきたいですか。
回答
私自身、スマートフォンやパソコン等、日常生活においてTechnologyと関わる機会は多くあります。その中でも、研究室での研究において、最も強くTechnologyの寄与を実感しています。一見すると、化学の研究ではTechnologyとの関わりはなさそうに思えるかもしれません。しかし、もしその寄与がなければ、私の研究は何十倍も大変なものになっていたことでしょう。例えば、化学物質の加熱においては、温度と時間をセットしておくだけで機械が勝手に温度コントロールをしてくれますが、もしTechnologyの力がなければ、加熱中常に自身で温度調整をしなければならず、大変な手間がかかってしまいます。このように、私の研究はTechnologyの寄与があってこそ、限られた時間の中で成果を残すことができています。今後、さらに研究が進むにつれて、また新たなTechnologyを用いる必要が出てくるかもしれません。そこで、様々な情報技術に触れる中で、自身の研究に活用することができるものを見つけていきたいです。
各質問項目で注意した点:
直接的に志望動機を問う設問はなかったが、志望動機が伝わるような書き方を心掛けた。また、日頃からTechnologyにたいしてアンテナを張っていることをアピールするつもりで書いた。
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:マイページ上
インターン参加内容
インターンシップ名:和魂偉才塾 コンサルタント塾
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
マイナビやリクナビ等の就活情報サイトで知った。
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
インターンに参加することで、本選考で別ルートに乗れることや面接回数が少なくなることなど、優遇がもらえるかどうかを基準に選んだ。また、コンサルティングファームに関しては、腕試しのつもりで受けていた。他には、関西のインフラ企業である電力・ガス会社や鉄道会社などを受けていた。
このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
"就活サイトからGDとケース面接が課されると知ったので、就活対策本として有名なケース問題の書籍を読んで勉強した。また、コンサルティングファームであるため、論理的思考が重視されるだろうと予想し、論理的に発言するように心がけた。
インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
ケース面接対策に必死で、志望動機など一般的な面接の回答を考えていなかったが、面接において深く聞かれたので、もう少し考えておけばよかった。
実施日程:11月上旬
実施場所:貸会議室
インターンの形式:グループワーク
インターン期間:3日間
参加社員数:10人程度
参加学生数:60人程度
参加学生の属性:
旧帝大や早慶が多く、関関同立もいた。文理や学部生院生の比は1:1くらいだった。
交通費補助の有無:実費支給(遠方者のみ)
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:
守秘義務があるため詳細なテーマについては書けないが、コンサルタントとしてクライアントに対して提案を行う。1日目は、午前中に座学を行い、コンサルタントに必要なスキルやについて勉強した。午後には課題が発表され、グループ内でスケジュールや概案などについて話し合った。その場での残業が認められていなかったため、終了後にカフェや自宅で深夜まで作業を行った。2日目も同様に、終日グループワークに充てられた。3日目は、午前中いっぱいまで発表準備を行い、資料作りや発表練習を行った。午後には、グループごとに発表を行い、社員からの質疑応答に答えた。最後に、座談会と個人フィードバックを行った。
ワークの具体的な手順:
1グループ6人程度で、仮想クライアントに対しての発表準備を行った。半日話し合って、社員に現状報告をしフィードバックをもらうという流れを、3日間で数回繰り返し発表準備を進めていった。
インターンの感想・注意した点:
時間が非常にシビアであり、スケジュールを具体的に決め、それを的確に実行しないと、プレゼンに間に合わない。また、常に社員が学生のそばにいるため、気を抜かずに取り組む必要がある。議論の内容だけでなく、どのようにグループワークを進めていくかなどの方法論に関しても重視されていた印象。
懇親会の有無と選考への影響:開催されるが選考には関係がない。
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
インターンシップでの優秀者は、最終面接に進むことができる。なお、この優遇に関しては、インターンシップ初日に全参加者に向けて告知される。
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
グループのメンバーとはグループワークの際だけでなく、昼食なども一緒に取る。しかし、同じグループ以外の参加学生と関わる機会は少ない。社員に関しても同様で、自分のグループの社員とは深く関われるが、他のグループの社員との関りは薄い。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:ガツガツしているイメージ。
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:
皆がガツガツしているわけではなく、協調性を重んじるタイプの社員さんや、大人しい社員さんもいた。
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:12月上旬
提出方法:マイページ上
質問:どのような軸で就職活動を行っていますか
回答
ディベートにおいて、自身の分析や提案によってにソリューションを与えることにやりがいを感じた経験から、働く上でも自らの提案によって顧客や社会に貢献したいという軸を持っています。具体的には、ディベートでは客観的にデータを分析し俯瞰的な視点から論点抽出を行う能力を身につけ、与えられたテーマに沿って課題解決を行ってきました。しかし、ディベートではいわゆる机上の空論で議論が終わります。そこで、実際に顧客を意識して分析や議論を行い、課題を解決していく中で、顧客や社会に貢献したいという思いが強くなりました。この思いを最も忠実に体現できるキャリアがコンサルタントではないか、という考えのもと就職活動をしています。
質問:アクセンチュアを「社員一人ひとりが夢を実現するプラットフォーム」と捉えたとき、あなたはアクセンチュアで何を実現したいですか
回答
日本の化学メーカーや研究所にデジタル活用を促すことで、化学業界の活性化を実現したいです。大学院で化学を専攻する中で、研究開発を成功させるかどうかは研究者の知見や経験に依存していることに問題意識を持ちました。また、研究者の知見や経験によって実験を行うため、実験時間が長く、再現性が低いといった問題もあります。日本の化学メーカーや研究所も同じ問題を抱えていることでしょう。そこで、欧州の化学メーカーに目を向けると、データを活用した研究開発に積極的に取り組んでおり、日本においてもデジタル活用によって前述した問題を解決することができると考えました。この課題に取り組むためには、デジタル化に対する技術や経験、また世界中の化学メーカーのデジタル活用の現状把握などが必要になると考えられます。貴社であれば、デジタル化に対する専門性はもちろん、世界中のネットワークから得られる情報を活用することができます。私は、このような環境下で、日本の化学メーカーや研究所の研究環境の向上や効率化を図り、現在とは違う視点から、化学業界の研究開発に貢献したいです。また、個人としても化学に対する基本的な知識は持っているので、これを活かしてクライアントに寄り添って課題を解決していけるコンサルタントになりたいと考えています。
質問:第1志望の職種を選択してください。第1志望の職種を選択された理由をお聞かせください。
回答
ビジネス・テクノロジー コンサルタント職
私の就職活動の軸に最も近い職種だと考えるからです。この職種であれば、自身の提案によってクライアントに直接的に貢献できることを、インターンシップを通して実感できました。一方で、私の地元である関西の企業に対して働きかけることができる環境にあるということも本職を志望する理由です。
質問:第2志望の職種を選択してください。第2志望の職種を選択された理由をお聞かせください。
回答
デジタルコンサルタント職
第1志望の職種とは違った視点で課題を解決できると考えるからです。デジタルテクノロジーに重きを置くことで、より専門性の高い領域で、クライアントに貢献したいです。
各質問項目で注意した点:
アクセンチュアで実現したいことについては、個性が出るように、自身の専門分野に言及しつつ書いた。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:マイページ上
本選考体験談
選考概要
選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
腕試しとしてインターンに参加して、そこで優遇選考ルートに進むことができたから。
どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
転勤がほとんどなく、東京か大阪で働くことができる企業を大きな軸にしていた。また、年収の額も重視していた。したがって、東京で働けるコンサルティングファームや、大阪で働ける関西のガス会社や鉄道会社などを受けていた。
他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
ビジネスの上流から下流まで一貫してコンサルティングできる点。コンサルタントだけでなくエンジニアも自社で雇用しているので、システムを外注する必要がない。
選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?
戦略コンサルタント職、ビジネステクノロジーコンサルタント職、デジタルコンサルタント職、ソリューションエンジニア職に分かれていた。
選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。
なかった
あなたが受けられた選考フローについて教えてください。
最終面接
この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
優遇選考ルートであり、最終面接のみの選考だったので、論理的思考力や熱意をアピールできれば内定は出るだろうと思っていた。よって、それらをアピールできるように、志望動機は自身の経験から論理的に結びつくように考え、また自身のキャリアや夢を明確にすることで熱意をアピールできるように準備した。
各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
逆質問の時間が長かったので、多くの質問を考えておくべきであった。
この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
インターンで評価されれば、最終面接のみで内定がもらえるので、インターンに参加することをお勧めする。
最終面接
面接名:最終面接
実施時期:2020年12月中旬
面接時間:30分
面接会場:企業オフィス(本社)
面接官の人数:1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):マネージングディレクター
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:
本社控室に集合し、人事社員から説明を受けたのちに、面接室に移動した。終了後はそのまま解散となった。
質問内容:
インターンに関することとキャリアに関することを中心に聞かれる。インターンに関することについては、反省点やそれを踏まえてどうなりたいかを中心に質問される。キャリアに関しては入社後のビジョンを聞かれる。また、逆質問が面接時間の大半を占める。
雰囲気:
優遇選考であるからか、非常に和やか。しかし質問は鋭い。周りの学生も同じような感想だった。
注意した点・感想:
最終面接であるので、志望度の高さをアピールしたかったが、そこについてはあまり重要視されていないように感じた。それよりも、どちらかというと、論理的に話せているかどうかや、どういう思考を持っている人なのかといった、パーソナルな部分を見られている気がした。
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:マイページ上
内定後
内定時期:12月下旬
承諾検討期間:3月末日までの4か月程度
承諾/辞退:辞退
辞退理由:経営戦略・ビジョン
辞退理由の詳細:
近年大変多くの採用を行っている会社であり、自身がどのようなフィールドで活躍できるかが明確でなかったため。