はじめまして、理系就活情報局です。
今回は、理系学生の進路・就活について解説していきます!
理系学生の方の中でも、「就活って何から始めればいいかわからない」「大学院は行くべき?」といった疑問をお持ちの方は多いと思います。
そこで、この記事では、「理系学生の進路」「就活のスケジュール」「就活生がやるべき事」などを解説していきます。
進路・就活に不安がある理系就活生は是非参考にしてみてください!!
理系の進路は何がある?
理系学生の進路には、具体的に何があるのでしょうか?
ここでは、大学卒業後の具体的な進路について説明していきます。
理系学生の方はぜひ参考にしてみてください。。
就職
理系学生の主な進路のうち1つ目は就職です。
理系学生全体の約6割は、学部卒業後就職を選んでいるようです。
理系学生に多い就職先として、コンサル・金融・外資系・文系職などが挙げられます。
就職を考えている人は、このような職種も視野に入れてみるとよいでしょう。
大学院進学
理系学生の主な進路のうちの2つ目は、大学院進学です。
学生全体のうち大学院に進学する割合は理系学生で約40%、文系学生で約5%(文部科学省調べ)であり、理系学生の大学院への進学率はかなり高いことがうかがえます。
大学院へ進むと専門性を深められるため、理系学生の大学院進学は就職の際に有利になる可能性が高いです。
大学院進学のメリット・デメリット
前述したとおり、理系学生の主な進路のひとつに大学院進学がありますが、大学院進学にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ここでは、理系学生が大学院に進学するメリット・デメリットを解説していきます。
大学院に進学するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
メリット①
大学院へ進むメリットの1つに、研究の専門性を深められることが挙げられます。
実際に、研究・開発職などの職種は、院卒以上でないと応募できない場合もあります。
「研究・開発職に興味がある」「就職先の選択肢を広げたい」という方は、大学院進学を検討してみると良いでしょう。
メリット②
大学院進学のメリットの2つ目は、初任給が高いことです。
学部卒の学生よりも2年間長く研究をしている大学院生は専門性が高いと評価されます。
そのため、学部卒に比べ初任給が高い場合が多いのです。
デメリット
大学院へ進学するデメリットに、社会に出るのが遅くなることが挙げられます。
学部卒の学生と比べると社会人としてのスタートが2年遅れるため、実務経験で差がついてしまいます。
早く社会に出て実務経験を積みたい方には、大学院進学はあまりおすすめできません。
就活の流れ
ここまで、理系学生の進路について解説してきました。
ここからは、「就活したいけれど何から始めたら良いか分からない」という方に向けて、就活のスケジュールを説明していきます。
就活の一連の流れが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
就活をはじめる
就活をすると決めたら、まずは、自己分析や業界研究・企業研究を始めてみましょう。
就活をはじめるのに早すぎることはありません。
学部生であれば3年の4月ごろ、院生であれば修士1年の4月ごろから始められるとよいでしょう。
また、余裕がある方や企業の絞り込みで悩んでいる方は、インターンに参加してみるのもおすすめです。
申し込み期間
学部3年の1〜3月は、申し込みの期間です。
この時期に、企業説明会が開催されたりES(エントリーシート)を作成したりします。
事前エントリーが必要な説明会もあるため、早めの情報収集を心掛け、大事な情報を逃さないようにしましょう。
また、3月以降になると説明会の日程が被ることも多々あるため、優先順位をつけて参加することも必要になってきます。
選考期間
企業説明会などが終わり4月になると、いよいよ選考期間が始まります。
【エントリー →書類選考 →面接】
という流れで選考が進んでいきます。
面接の回数は企業によって異なりますが、2〜3回の場合が多いようです。
忙しくなるため、直前に慌てる事が無いよう余裕をもって準備・対策しておきましょう。
内定確定
10月以降になると採用が確定し、採用が決まった人には内定通知が届きます。
企業によって異なりますが、内定式を執り行う企業もあります。
内定式では、入社までに取り組む・勉強する課題が出されるケースもあるようです。
理系就活生がやるべき事
ここまで、就活の一連の流れ・スケジュールを解説してきました。
ここでは、具体的に理系就活生が必ずやるべき事4つを説明します。
内定をゲットしたい理系学生の方は要チェックです!
自己分析
自己分析は、理系就活生が必ずやるべき事のひとつです。
丁寧に自己分析を行うことで、自分のやりたい事や将来のビジョンが見えてくるはずです。
また、自己分析がしっかりできているかどうかは、面接の際の受け答えや面接官に与える印象にも関わってきます。
時間をかけて丁寧に行っておきましょう!
業界研究
理系就活生がやるべき事のひとつに、業界研究があります。
業界研究は自身のキャリア設計を考える上で非常に重要です。
働き始めてから後悔することのないよう、業界研究にも必ず時間をあてましょう。
理系学生に人気・有利な業界についても調べてみるとよいかもしれません。
インターン
エントリー期間が始まる前に、ぜひ一度インターンに参加してみましょう。
インターンに参加することで、企業・職場の雰囲気や業務の流れを知ることができます。
2週間程度の短期インターンから長期のものまで、さまざまなインターンがあります。
複数の企業のインターンに参加すれば、自分の興味のある企業・業界に出会える可能性もあるのでぜひチャレンジしてみましょう!
情報収集
理系学生は文系学生に比べ研究で忙しく、就活に割ける時間が少ない場合が多いです。
研究活動・学生生活と並行して、効率よく就活を進める必要があります。
そのために、早めの情報収集を意識し、説明会やエントリーなどの日程確認も忘れずに行いましょう。
まとめ
この記事では、「【理系の就職】理系大学生の進路・就活を解説!」について解説してきました。
重要なポイントをおさらいします。
・理系学生の主な進路には、就職と大学院進学がある
・大学院進学にはメリット・デメリットがある
メリット…①専門性を深められる
②初任給が高い
デメリット…社会に出るのが学部卒より遅くなる
・理系就活生がやるべき事
➀自己分析
②業界研究
③インターン
④情報収集