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INTERVIEW

TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

ES提出は1社のみ!オファーから希望の大手企業へ就職

F.I. さん

神奈川大学大学院
株式会社NTTデータCCS

学部時代の内定を辞退し、大学院への進学を決意したF.I. さん。どのように就活を進めたのでしょうか...?

ーこのインタビューでは、F.I.さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERを使用した感想についてお伺いしていきたいと思います!どうぞよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
ー現在修士2年生ということですが、大学院ではどのような研究をしているのですか。
経営工学とは程遠いのですが、野球をテーマに研究しています。具体的には、ピッチャーの投球にパターンがあるかを機械学習を使ってクラスタリングをしています。この研究のゴールは、機械学習を使ってピッチャーの投球を分類した上で、各状況に適した投球のスタイルを導きだすことで、戦術方針を立てられるようになることです。
ー機械学習をスポーツでの戦略策定に応用できたら面白いですね!では次に、就職活動についてお伺いしていこうと思います。F.I. さんはいつ頃就活を始めたのですか。
修士1年の2月頃ですね。実は学部時代にも就活を経験していたので、そのときと大筋は変えていませんでしたが、自分がどういった企業に行きたいのかを考え直し、データを扱うところに行きたいと思っていました。また改めて業界をイチから見直そうと思っていたので、いろんな分野の企業を学び直しましたね。
ー学部時代にも就活をされていたのですね!就活を辞め、大学院に進学した理由は何だったのでしょうか。
私は学部時代、あまり活動的な学生ではなく、サークルやプロジェクトに参加することもありませんでした。内定をいただいてからふと自分の進路について改めて考え直したときに、学生時代に何もやってこなかったことに後悔の念が生まれ、このまま社会人になっていいのだろうかと思うようになったんです。もちろん内定先はとても良い会社で、自分のことをすごく評価してくれていました。でも自分の人生として、学生時代に何も成し遂げられなかったのはもったいないなという気持ちが強くて。大学院に行き、修士論文を書くというタスクを達成したら自分の中で1つ自信がつくだろうと思ったんです。それで内定を辞退し、大学院への進学を決意しました。
ー大きな決断をなさったのですね。今、その決断に悔いはないと思えていますか。
入学後はとても忙しく、環境に適応するのも大変でした。私の研究室からは自分しか院進学しなかったので、同期がすでに働いている中、ひとり取り残されたような、疎外感を覚えたこともあります。良い会社に内定をもらっていたのに、本当にこれで良かったのかと思うこともありました。でも修士2年になった今、振り返るとその1年はすごく充実した学生時代を送れたと思えたので、全く悔いはないです。

ー入学直後の苦労も、今の自分にとってプラスとなったのですね。修士1年の2月に就活を始めたということは、サマーインターンなどには参加されなかったのでしょうか。
はい、研究や学会で忙しく、参加できませんでした。そのため、2月上旬から2〜3週間で8、9社のオンライン説明会を受け、志望度の低い業界を選択肢から削りました。その結果、以前より希望していたデータ系の企業へ進もうと決意しました。
ー短期集中で就活を進めていったのですね。本選考にあたり、TECH OFFERをどのように活用していたのでしょうか。
データ系へ進もうと決意したのが2月下旬ごろだったのですが、ちょうどその頃にTECH OFFER経由で内定先の株式会社NTTデータCCSさんからオファーをいただきました。自分が研究で使っているようなバックグラウンドがCCSさんの業務の中で重なる部分が大きかったため、オファーを受諾し、説明会に参加した後に選考に進みました。
ーまさに運命の出会いですね。その他にもオファーはたくさん受けていたのでしょうか。
はい、たくさんいただきました。希望の職種だけではなく、希望していない職種からのオファーもあったのですが、そのおかげで自分の知らなかった企業や職種を知ることができました。それをきっかけに興味を持ち、説明会に参加した企業もあります。希望職種外からのオファーにも価値があり、とても良いシステムだなと思いました。
ーオファー型ならではの良さを実感されたのですね。F.I.さんにとってTECH OFFERは、周りのご友人や後輩に勧めたいと思えるようなサービスでしたか。
はい、就活で悩んでる人には本当にお勧めしたいと思います。実際、バイト先の後輩にも勧めています。また以前から私は、学生側から企業を探し、自分を売りに行って、そこから企業が選ぶというシステムに違和感を抱いていました。最終的に採用するかどうかを決めるのは企業なので、まず欲しいと思う学生を選ぶのも企業であってほしいと思うんです。気持ち的にも、声をかけてくださった企業の方が印象としても良いし、お互いやりやすいのではないでしょうか。
ーありがとうございます!確かに、相思相愛の状態で選考を進められた方がいいですよね。本選考の話に戻りますが、オファーを受けたCCSさん以外にESを提出した企業はどれくらいあったのでしょうか。
実は、CCSさん1社にしかESは出していないんです。
周りにはよく驚かれます(笑)
ー珍しいですね!それだけCCSさんの魅力が大きかったということなのだと思います。オファーを経て本選考に進まれたと思いますが、選考フローと本選考において心がけていたことについて教えてください。
適性検査とES提出がほぼ同時期にあり、それを通過すると一次面接、2度目の適性検査、二次面接、最終面接という流れで選考がありました。一次面接はオンラインでの実施で、私1人に対して、現場の社員の方が2人いらっしゃいました。そこでは研究活動や院進学の理由、苦労したこととチームで活動した経験について聞かれましたね。それ以降の面接でも、このようなことを主に聞かれました。次にパーソナリティ診断のような適性検査を経て、二次面接は本社で対面での実施でした。現場に近いところで働いている社員の方と役員の方、あと人事部の偉い方がいらっしゃいました。初めての対面面接で緊張しましたが、面接官の方々が良い雰囲気を作ってくれたので、自分の言いたいことは言えたと思います。自分のアピールポイントは研究活動だったので、アピールすべきことを明確にして、それを全面に押し出せるように準備していました。最終面接では、人事部の方と取締役の方がいらっしゃいました。
ー面接では緊張なさったと思うのですが、それを解すためにされていたことはありますか。
緊張はしましたが、それによって自分の力が発揮できないということはありませんでした。修士になってから学会発表や発表するスタイルの授業が多く、緊張の場に慣れてしまったのだと思います。
ーやはり場数が大切だということですね。就活中も研究で忙しかったと思うのですが、どのように両立していたのでしょうか。
研究と重なってしまうのが嫌だったので、春休み中には絶対終わらせようという目標を立て、短期集中型の就活をしていました。春休みだと授業がなく、研究は進捗報告のみでよかったので、就活だけに多くの時間を割くことができました。無事3月上旬には内定をいただいたため、春休みを謳歌することもできました。
ー素晴らしいですね!内定承諾の決め手は何だったのでしょうか。
決め手は、3つあります。まず面接の雰囲気が非常に良かったということです。自分の話をよく聞いてくれて、自分をすごく評価してくれていると感じることができました。2つ目は、自分が研究で使っているようなバックグラウンドがCCSの業務の中で重なる部分が大きかったためです。3つ目は、NTT系列ということで、安定していると思えたからです。今後長く働くことになると思うので、環境としてすごく恵まれていると思えました。
ー自分のキャリアを考える上で大切な要素ですよね。ちなみにどんな職種なのでしょうか。また内定先でどんなことをしたいと考えているのですか。
職種はシステムエンジニアですが、データサイエンスの側面も強いです。
システムエンジニアだけでなく、データサイエンス系にも興味があったので、私にとって好いとこ取りの職種ですね。自分が研究で用いたものが、業務でどう活かされているのかということを、第一線に立って肌で感じたいです。自分が研究で用いているものであっても、当然現場レベルでは今の自分の知識なんてあまり通用しないと思うので第一線の現場で実際にどのように使われているのかまず見てみたいですね。そして、自分が学んだことと入社後に必要なことの溝を埋める作業をしていきたいと思っています。
ーF.I.さんが専門性を活かして入社先でご活躍される日々に期待は募るばかりです!
では最後に、これから就活を控えている学生の皆さんにアドバイスをお願いいたします。
就活は今後の人生を決める大切なイベントになると思いますが、どのような結果であっても受け止めてほしいと思います。たとえ希望と外れていても、蓋を開けてみるとよかったと思えることもあるかもしれないからです。私自身、現段階では希望の企業に就職できたと思っていますが、果たしてそれが本当かどうかは当然入社してみなければ分からないと思います。それを念頭において、自分のコアをアピールできるようにして、自分にとって後悔のない就活にできればいいのではないかと思います。
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
ありがとうございました!