ーこのインタビューでは、竹内さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERを使用されたご感想について伺っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
ーまず、竹内さんの研究やプロジェクトについて教えてください。
大学院では都市計画×防災をテーマに研究しています。例えばハザードマップなど、都市計画の中でも主に政策面に注力しています。また仙台市の市街地と石巻市を対象にしたプロジェクトにも取り組んでいるんです。実際に住民の方にプレゼンテーションをしたり、一緒にワークショップをしたりすることもあります。
ー自然災害の非常に多い日本において非常に重要な研究テーマですね。ちなみに、院進学をされた理由は何だったのですか。
もっと研究やプロジェクトをする時間が欲しいと思ったからです。というのも、学部3年までの授業というのが座学中心でして、あまり実践的じゃなかったんです。そのため、自分が何をしたいのか、そして社会とは何なのかということ自体よく分かっていませんでした。院進学してからは色んな方々とお話をする機会が得られたので、良い決断をしたと思っています。
ー竹内さんの人生において重要な決断だったのですね。進学されてからは研究でお忙しい日々を送っていると思いますが、サークルやバイトもしているのですか。
まず、サークルでは「セパタクロー」というスポーツをしています。足で行うバレーボールのようなスポーツです。中高サッカーをしていたので、その繋がりで始めてみました。バイトは学部生時代には塾のチューターをやっていました。大学院に進学してからは、NPOのまちづくり法人にてまちづくりのプロジェクトを行っています。
ー学業もプライベートも充実しているのですね!卒業までの期間はどのようにして過ごす予定なのですか。
上半期は資格の勉強、あとは修士論文を仕上げ、仙台の市街地におけるプロジェクトを遂行していこうと思っています!
ー卒業までしっかり勉強に取り組むのですね!素晴らしいです...
では次に、竹内さんの就職活動についてお伺いしていこうと思います。竹内さんはいつ頃就活を始めたのですか。
4年生の3月末でしたね。周りより少し早いスタートだったと思います。まずは業界を幅広くみてサマーインターンに参加していました。オンライン開催で1day、3days、5daysのインターンと対面開催で2週間のインターンに参加しました。説明会などと比較して社員さんと話す機会が多かったので、具体的な仕事のイメージを掴むことができたなと思います。
ーサマーインターンには積極的に参加されていたのですね。ちなみにTECH OFFERを使用し始めたのは、就活開始と同時期だったのでしょうか。
そうですね。オファー型の就活サービスで最初に目についたのがTECH OFFERでした。登録の際の情報入力が細やかなので、それが自己分析に繋がりました。プロフィールの入力率がパーセンテージで分かるようになっているのですが、それができるだけ高くなるよう友達と競い合っていました(笑)
ープロフィール情報をしっかり埋められていたということで、適切なオファーがたくさんが来ていたのでしょうか。
はい、来ていました。たまには適切でないオファーもあったのですが、その度に入力情報を見直すことで軌道修正し、その後はより適切なオファーが来るようになりましたね。
ーTECH OFFERを非常に上手く活用されていたのですね。素晴らしいです。サービスを活用しながら就活を進められたと思いますが、企業を選定していくうえで軸にしていたことは何だったのでしょうか。
仕事内容ですね。「まちづくりに関われるか」ということを最も大切にしていました。もっと細分化すると、「どういう立場で何に関わるか」、「公共性の高い空間を扱えるか」、「ジェネラリストではなくスペシャリストとして評価される人になれるか」といった点を重視していました。これを軸にして、最終的には11月頃に本選考を受ける企業を15社に絞りました。そして何社か辞退させていただいたこともあり、面接に進んだのは5社でした。
ー竹内さんがこれまで学んできたことを活かせるかどうかを軸としていたのですね。本選考ではES準備や選考対策など大変だったと思いますが、研究との両立はどのようになさってたのですか。
就活を早く終わらせて研究に集中させようと考えていたので、比率は「研究<就活」でしたね。狙い通りの結果となってよかったなと思っています。一番忙しかったのは11、12月頃です。OB訪問を対面で行ったり、ポートフォリオの修正をしたりと忙しなく過ごしていた記憶があります。
ー短期集中で就活を終わらせたのですね。ちなみに、内定が出たのはいつでしたか?そして、その企業に入社を決めた理由は何だったのでしょうか。
2月の頭くらいでしたね。決め手は、3つあります。まずは、自分の軸と合致していたことです。2つ目は、OB訪問を対面で行って、社員の方と話す機会をいただいたうえに、ES添削に年末年始も対応してくださったり、面接練習をしてくださったりと、とても真摯に対応してくださったことです。最後が、最寄りの駅も手掛けている会社だったので、愛着が湧いていたということですね。
ー自分にとって適切だと思える企業に入社できたということですね。入社後には何をしたいと考えていますか。
個人規模では、資格の取得です。いろんな分野で関わる人々と対等に話せるようになりたいので、まずは一級建築士を目指して勉強し、土木系の資格も取得しようと思っています。組織規模では、地方の人口が減少していく中で重要性が増していると考えられる、人が駅に集まっていく都市計画など、時代の変化に合った提案をしていきたいと考えています。
ー目標にむけて自分のやるべきことが明確になっているのですね。見習いたいと思います。そんな就活生の鑑である竹内さんから、就活を控えている学生に向けてアドバイスをお願いいたします。
大勢に向けての説明会に参加することよりも、社員の方と話す機会を多く設けることがとても大切だと思います。こちらからの質問にもたくさん回答していただけるので、企業について自分が知りたいと思うことをより詳しく聞くことができます。ぜひ、社員の方々と話す機会を積極的に作っていってください。
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!