ーこのインタビューでは、C.I.さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERをご使用されたご感想についてお伺いしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
ーまず、C.I.さんの研究やプロジェクトについて教えてください。
トンネル火災における煙の流動性状をテーマに研究を行っています。主に縦30cm横45cmのトンネル模型を使って実験をしており、流動性状をどういった式に表せるかを卒業に向けて修士論文にまとめています。
ーすごくニッチなテーマで、自然災害の多い日本において重要な研究ですね!大学院へ進学されたきっかけは何だったのですか。
大学に入ってから安全工学という学問に興味を持ち、もっと時間をかけてより深く学びたいと思ったからです。学部時代から周りに院進学する人が多かったのもあり、自分もいずれその道に進むのだろうなという気持ちはありましたね。
ー進学されてからは研究で忙しない日々を送っていると思いますが、サークルやバイトもしているのですか。
サークルには所属していないのですが、バイトは学部生時代から個別指導塾に講師として勤めています。今年で6年目になりますね。
ーベテラン講師なのですね!では次に、就職活動についてお伺いしていこうと思います。C.I.さんはいつ頃就活を始めたのですか。
修士1年の7月頃に企業説明会に参加し始めました。その後4,5社のサマーインターンと6,7社の秋冬インターンに参加していました。インターンでは説明会と比較して社員さんと話す機会が多かったので、企業のリアルな情報を得ることができ、理解が深まりました。
ーインターンには積極的に参加されていたのですね。ちなみにTECHOFFERを使用し始めたのは、就活開始と同時期だったのでしょうか。
そうですね。紹介者の方が大学にいらっしゃったことをきっかけに登録しました。オファーをもらうというスタイルの就活は初めてだったのですが、そのおかげで企業の幅が広がりました。自分の専門性を活かせる企業からのオファーがあり、とてもありがたかったですね。
ーTECHOFFERを非常に上手くご活用されていたのですね。素晴らしいです。サービスを活用しながら就活を進められたと思いますが、企業を選定していくうえで軸にしていたことは何だったのでしょうか。
仕事内容ですね。学んできたことを活かせるかどうかということと、社会貢献ができ、やりがいのある仕事なのかどうかを軸として考えていました。
ーこれまで学んできたことを社会に活かせる仕事ができるかどうかを重要視していたのですね。本選考ではES準備や選考対策など大変だったと思いますが、研究との両立はどのようになさってたのですか。
ほとんどの選考がオンラインだったので、1日に1,2社の面接を研究室で受け、その合間に研究というようなケースが多かったですね。本選考を多く出しすぎたこともあり、思っていた以上に忙しくなってしまったのは辛かったです。
ー持ち駒が多いと精神的に楽な反面、ハードなスケジュールになってしまいますよね。ちなみに、内定が出たのはいつでしたか?そして、その企業に入社を決めた理由は何だったのでしょうか。
2月の中旬でしたね。決め手は、2つあります。まずは、自分の軸と合致していたことです。2つ目は先輩が働いている会社だったので、自分も働きやすいのではと思ったことが理由になっています。
ー自分にとって適切だと思える企業に入社できたということですね。入社後には何をしたいと考えていますか。
消火設備や火災報知機は人の命や財産を守るために設置すべきなのですが、それらが高額なために消費者が設置をやめてしまうという問題があるんです。入社後にはこの問題を解決するための仕事をしたいと考えています。
ーその問題が解決されたら多くの災害を未然に防げる可能性が高まりますね!素晴らしいです。では、最後にC.I.さんから、就活を控えている学生に向けてアドバイスをお願いいたします。
先ほども申し上げたとおり、本選考にたくさん書類を出したことでかなりハードな就活スケジュールとなっていまいました。皆さんもTECHOFFERを利用することで多種多様な企業からオファーを頂くことになると思いますが、自分の就活軸をしっかりと定め、それを基に自分にとって最適な企業を絞っていくことが大切だと思います。
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!