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INTERVIEW

TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

憧れのシンクタンク企業からまさかのオファーを経て内定へ

Y.I.さん

徳島大学大学院

学部時代から憧れていた企業から見事内定を獲得したY.I.さん。その道のりとは...

ーこのインタビューでは、Y.I.さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERを使用した感想についてお伺いしていきたいと思います!どうぞよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
ー現在大学院2年生ということですが、どんな研究をされているのでしょうか。
知床という北海道の地域を対象に、エコツーリズムをテーマとした研究を行っています。知床には世界遺産になるほど貴重な自然があるので、そこを訪れる観光客がどこに行き、どういったものを好んで観光しているか調査をしています。またそこから過剰利用や需要と供給のミスマッチングを見つけ、自然と観光の両立を目指した改善策を模索しています。知床財団と共同で研究をしており、自然と観光を両立させたエコツーリズムの実現に向けた具体的な提案をすることがゴールです。
ー環境に優しい観光業を目指した研究ということですね。このテーマに決めたきっかけは何だったのでしょうか。
自然を利用した観光業をテーマにしたいと考え始めた頃に、指導教員が魚の生態調査を行っていた知床に連れて行ってもらったことがきっかけとなっています。観光客も多く、60〜70 年代というかなり早い段階からエコツーリズムに取り組んでいたということで知床を選びました。研究室自体は生態学寄りで、生物の生息の状況を調査して、それと人間の活動がどう関係しているかを研究することが多いのですが、私自身は以前より自然の利活用に関心があったので、ありがたいことに研究室でこのテーマについて研究をさせてもらっています。
ーそれだけ思い入れの強いテーマなのですね!では次に、就活についてお話を伺っていきたいと思います。就活をスタートしたのはいつ頃でしたか。
学部最終学年の秋頃でしたね。就活について何も分からない状態だったので、まずは就活アプリをダウンロードすることから始めました。就活生の動きや就活全体の流れなど初歩的なことから調べ、大学院1年になってからは夏インターンに向けて企業を絞っていきましたね。その頃は自己分析を1人でやっていたのですが、ESを書いたり、面接の対策をしたりする段階で大学のキャリア支援室を利用するなど本格的に動き始めました。
ーかなり早めのスタートだったのですね!夏インターンに参加された企業は何社だったのでしょうか。
対面参加が可能で、土木系のゼネコンやグリーンインフラなど自然に関係する事業を手がけている企業のインターンシップに絞り、2社ほど参加しました。また1dayのものは業界などを絞らず、当時興味のあった企業3社ほどのインターンに参加しました。
ーその後早期選考に進んだ企業はありましたか。
はい、第一志望であった内定先は、夏インターンを経て早期選考に進んだ企業です。TECH OFFERを通してインターン選考のお誘いがあり、それをきっかけに夏インターンに参加しました。そしてインターン参加後、早期選考へ進んでいきました。
ーということは、大学院1年の夏前にはTECH OFFERを使い始めていたのでしょうか。
そうですね、大学に置かれていたチラシを偶然見かけて良さそうだなと思ったので、大学院1年の春に登録しました。

ーありがとうございます。オファーを獲得するために工夫したことはありますか。
文章能力向上も兼ねてプロフィールをできるだけ埋めるようにしていました。記入後もたびたび見直し、修正もしていましたね。
ーやはり登録するだけではなく、プロフィールの推敲が重要なのですね。その後、自分に合ったオファーが届くようになりましたか。
はい、学部生時代からいいなと思いつつも、ハードルが高いと感じていた企業からまさかのオファーがあり、TECH OFFERを使って良かったなと思いました。
ー素晴らしいですね!TECH OFFERを使用することでY.I.さんにとっての利点はありましたか。
理系学生のためのサービスなので、他のオファー型就活サービスと比べて自分の専門性に特化したオファーが来て、選ぶ企業が絞られたことですね。他のサービスだとオファーが届く頻度は高いですが、自分に合っていないことが多かったです。
ーありがとうございます!オファーを経て選考に進まれたということですが、選考中に心がけていたことがあれば教えてください。
私の場合、ESに書いた内容が1000字ほどの長文だったので、それを丸暗記してそのまま伝えるのは不可能でした。そのため自分の考えを単語で整理し、端的に伝えられるようにしていました。

ー面接において端的な回答はとても重要ですよね。内定承諾を決めた理由は何だったのでしょうか。
自分の研究内容に親しい業務を行えるという、自分の就活軸に合致していたからです。またシンクタンクだと官公庁と民間を繋げる業務ができることも理由となっています。以前は環境省や国交省も魅力的だと思っていたのですが、2、3年で異動があるため、自分が携わっていた業務を続けて行えないことや長期的な責任のある仕事に携えることができない点が自身の希望とは異なると感じていました。
また一般的な民間企業だと政府が決めたことに従うような形で業務を行うことになるため、より上流の仕事に関わりたいと思っていました。そうした中、シンクタンクは官公庁と民間を繋ぐ仕事ができる点で、両者の良いとこ取りができるという意味でとても魅力的だと感じたんです。
ーY.I.さんの希望にぴったり合う企業に入社されるのですね!入社後にやってみたいことがあれば教えてください。
観光関係の業務に携わりたいですね。環境省と一緒に仕事をして、自然保護と観光の両立を促進できるような制度づくりができたらいいなと思っています。


ー入社後のY.I.さんのご活躍に期待は募るばかりです。では最後に、これから就活を控えている学生の皆さんにアドバイスをお願いいたします。
会社に対して自分を売り込めるポイントをはっきり意識することです。私が売り込めるポイントだったのは、社内では珍しい地方出身者なので地方が抱える課題を直に経験していること、また社内では調査地を持って研究をしてきた人が少ない中で知床現地に長期間入り研究していたので現場での機動力・対応力があること、の2点でした。面接で何を聞かれてもこれらをアピールすることをゴールに設定していたので、論理が崩れずに話せたと記憶しています。また、私が就活軸にしていたのは、自分がやりたいことができるかどうかということだったのですが、自分がやりたいことって曖昧で説明することが難しいと思います。でもそれをどうにか言葉にすることが、就活において最終的に1番大事だと感じました。最初は文章にならないと思いますが、少しずつでも単語にしていけば、段々と具体的になっていくので、それを持っていれば強いなと思いました。
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
ありがとうございました!