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INTERVIEW

TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

希望職種の企業からのオファー!自身のスキルを活かせる企業への内定までの道とは

Yさん


今回お話を伺ったのは、理系大学院生のYさんです。TECH OFFERを通じて内定先と出会えた就活とは…

ー初めまして!本日は貴重なお時間いただきありがとうございます。Yさんがどのような学生生活、就職活動を送ってこられたのか、そしてTECH OFFERを使ってみた感想など、詳しくお話聞けたらと思います。よろしくお願いします!
初めまして!本日は、よろしくお願いします。
ー早速ですがYさんの趣味を教えてください!
大学時代にサークル活動でロボットを作っていたこともあり、そういったものを見たり、実際に作ったりするのが好きです。他大学から今の大学院に進学したということもあり、サークル活動はしていないのですが、今も個人的なところでロボットを動かすというようなことはしています。
ーそうなんですね!今の大学院に進学された経緯を教えてください。
大学院を変えた最大の理由は、浪人をして私立の大学に通っていたというのがファクターにありまして、やはり国立の大学に進むことで親への負担を下げたかったからです。もう一つは、大学院で学ぶ内容が、サークルでの活動に通ずるところがあったためです。このような点を踏まえて、せっかくならステップアップできる大学院に行こうと思ったのが大きな決め手になったと思います。また、大学は機械工学科だったんですが、もう少し機械以外の制御や、今までの自分とは違う分野での学びのある学部にも進みたいと思いました。

ー向上心があり、とても素敵だなと思いました!ロボットをつくるというスキルが大学院に進まれてから役に立ったと思うことはありますか。
そうですね。やはりコロナ渦で、大学院での研究活動が目立って行うことができませんでした。そのため、大学での活動がそのまま就職活動で話す材料になったということが、非常に大きかったなと感じました。今は主に、計測のためのロボットの設計開発になどに携わっています。
ーサークル活動から一貫してやりたいことをされているんですね!
では次に、就活についてお聞きしたいのですが、いつ頃から就活は始められましたか。
いつから始めたかというのは難しいのですが、説明会などに参加し始めたのは11月でした。実際にエントリーシートを出すまではあまり何もしていなかったので、2月頃からエントリーシートを出し始めたのがスタートだったと記憶しています。正直、コロナ渦で学校に行けていなかったのと、他大学の大学院に進学したことで知り合いが全くいない状態でした。そのため、あとで遅い方だったことに気が付きました。就活を始めた2、3月の段階で、ある程度希望職種は絞っていました。いわゆる総合電機メーカーかロボット系のメーカー、工作機械という観点で考えていました。
ーそうだったのですね!因みに、インターン等には参加しましたか。
学部3回生の時に参加していました。ただ、修士になってからはインターンには参加せず、オンライン説明会に参加していました。個人的にはコロナの影響でオンラインがメインになり、助かった面が多かったです。対面で行われる機会に比べて、移動時間の短縮などを含め、すべて自宅で完結していたという点はありがたかったです。また、コロナ渦でオンラインでの就職活動になるというのは全く予測できませんでした。しかし、対面での就活はかなりハードルが高かったなと思っていまして、オンラインでの就活でかなり前向きに取り組めたというのは否めません。幸いにも周りの人の就活状況がみえなかったため、自分の中である程度、焦らずに決めることができました。
ー大学時代からやりたいことを軸に就活を進められたのですね!研究と就活の両立はどうされていましたか。
そうですね。今年の前半は学校に行く回数は週一回あれば良いほうだった状態で、就活も研究もほとんど家でやっていました。そのため、研究をやりつつ、傍らで就職活動ができていました。
ーご自宅で研究ができるのですね!
次に、企業から内定がもらえたのはいつ頃でしたか。
6月の中旬当たりだったと思います。この内定がいただけたことで就活を終了しました。就活が終わってからは、学校によく行くようになりました。研究を家でできたとはいえ、学校に行けていなかった分、他人の進捗状況よりもすこし遅れているため、今は頑張って研究を進めています。また、就活が終わりましたが、どこかに出かけるというのも今の状況では難しいところですね。

ーそうですよね。あとは、Yさんが面接で対策されたことはありますか。
サークル活動の関係の話や、サークルの運営をしていた話などを、話の流れを思い出せるように繰り返し練習しました。サークル活動での自分の興味関心の中で自分が作ってきたことと、自分がこれまで学んできたことを、どのような形で企業に活かせるのかということを意識して話しました。運営していたことについては、企業に入ってから、実際の業務以外でも活かせる場面があるだろうということで、どういった運営に携わってきたのかを話しました。また、大学院での共同研究を通じて、色々な社会人の方とお話しする機会があったので、そのあたりを含めて話していました。
ーとても参考になります!ありがとうございます。
次に、自己分析や企業研究はどのようにされていたのか教えて下さい。
自己分析や企業研究はおろそかにしてしまっていて、3月中に出したエントリーシートはすべて落選してしまいました。学校の就活支援室に訪れた際に、何かを始めることが大切だということで、TECH OFFERを紹介してもらいました。TECH OFFERを通じてのオファーで、今回内定をいただいた企業をしっかりと知るきっかけになりました。3月に出したエントリーシートが通らなかったことで、自分を見てもらえなかったという窮屈な思いをしました。それに比べ、TECH OFFERを通じてのオファーでは面接に進めることが多かったので、まず自分を見てもらえたということ自体がありがたかったです。また、企業自体を研究するというよりは、企業の製品を調べ、自分の研究ややってきたことが、工作機械の動きや半導体製造装置の中でどういったところに使われているのかを考えました。
ーTECH OFFERの醍醐味を感じて頂くことが出来て、とても嬉しいです!
3月までの就活から一変してうまくいくようになったようですが、どのように改善されましたか。
明暗を分けたのは、3月までのエントリーシートと4月までのエントリーシートでした。3月までは、その企業に入りたいということを全く書いておらず、客観的に見た事実を羅列していました。それからはもう少し踏み込んで、「自分はこういった分野で入りたいです」ということを意識して書いたので、かなり印象が変わったのかなと思います。
ーとても参考になります!ありがとうございます。
今振り返ってみて、なぜ今回企業から内定がもらえたと思いますか?
一つ自分の中に芯を持って、何がしたくて、これまで何をしてきたか、ということを絡めて話せたのは大きかったのかなと思っています。あとはとにかく着飾らず、素の自分を見せることを意識しました。よく見せたかった自分もいたのですが、そうできなかったというところが本当の所です。やはり面接などで言葉に詰まってしまった経験から、事前に話す内容を頭に入れられるように書いたり、質問を想定して考えたりました。さらに、その質問を聞いてもらえるような流れで話せるように意識しました。

ー準備して臨むことはかなり大切なんですね!
内定をもらった企業に入社を決めた理由は何ですか。
半導体製造が今のトレンドになっているという側面と、実際の中の機構などは、根本的にロボットも工作機械も半導体製造装置も一緒の技術だということで、自分自身と近いと考えて入社を決めました。入社してからは設計という観点から、これからの半導体製造をよりよくしていき、それらの礎を築けたらいいなと考えています。
ー今就活を終えられて、早くやっておけばよかったと思うことはありますか。
たくさん思いつくのですが、まずはインターンシップに行って、もっと早くに見識を広めておくべきだったと思います。他には、もっと積極的に説明会に参加したり、推薦を検討していたりすれば、もっと早くに就活を終えられたと思います。
ー積極的に取り組むことが大切ということですね!最後にこれから就活を始める後輩に一言お願いします!
早く始めることは何よりも大事です。しかし、早く始めるだけでなく、しっかりと目標を定めてそこに向かうのが一番の近道ではないかと思います。
ー本日は、貴重なお話をしていただきまして、ありがとうございました!
A: こちらこそ、ありがとうございました!