ーこのインタビューでは、R.Y.さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERをご使用されたご感想についてお伺いしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
ーまずR.Y.さんの研究内容から、簡単に教えていただいてもよろしいですか?
現在宇宙で観測されている力は4つあるのですが、まだ1つの理論で書くことができていません。その理論の候補が超弦理論と言われており、現在は論文に向けてその理論を勉強しています。
ー見えない力に対して、超弦理論を用いて式でアプローチしているのですね。大学院に進学された理由は何ですか?
学部生の頃に超弦理論に興味を持ち、学びたいと思うようになりました。超弦理論をやっている教授に話を聞いてみた際、院に行かないと学ぶことができないと言われました。そのため大学院への進学を決めました。
ー自分のやりたいことを明確に持って大学院への進学を決めたのですね。それでは次に就活の話を伺えたらと思います。就活を始めた時期はいつ頃でしたか?
就活を始めたのは大学院1年の6月です。様々な就活サービスに登録しました。さらに興味のある企業のマイページに登録してプレエントリーを行い、企業の説明会に参加していました。
ー自分から積極的に応募して就活を進めていたのですね。説明会参加後は夏のインターンシップに参加されたのでしょうか?
合同説明会でいいなと感じた企業やそれと同じような業界へ、10社ほど夏のインターンシップに応募しました。しかし研究が忙しく、エントリーシートを書くことに時間をかけられなかったため、夏のインターンシップに参加することはできませんでした。
ーそれでは説明会に主に参加し、その後本選考に進んで行ったと思いますが、本選考ではどのような企業を受けていたのでしょうか?
業界は絞らずに、職種を軸に本選考を受けていました。ITでは自分のできることとできないことが明確にわかるため、自分ができることが増えていくことがしっかり見えて楽しいのではないかと考え、ITを軸に本選考を受けていました。その他は自分が面白そうと思うか、興味があるかを大切にしていました。
ー夏のインターンシップに応募した際はエントリーシートを書く時間がなく、書類選考で上手くいかなかったとおっしゃっていましたが、本選考の際はエントリーシートの作成をするにあたって意識していたことはありますか?
本選考のエントリーシートは1か月程度時間をかけて仕上げました。完成途中を人に見せることが苦手だったため、誰かに見せてフィードバックをもらうことはしていませんでした。自分で書くにあたって、他者との差別化を図るために真面目にふざけて書くことを意識していました。そのため小説のあとがきなどを参考にしていました。
ー他の人とは違った観点を入れるために、面白い工夫をされていたのですね。実際に面接を行っていく上で、研究内容の伝え方など工夫していたことはありますか?
研究内容の説明で工夫していたこととしては、面接官が知っている言葉を使うことです。具体的にはみんなが知っている言葉や簡単でわかりやすい言葉を使っていました。
ー本選考を受けるにあたって、研究も忙しかったと思いますが、研究と就活を両立させるために意識していたことはありますか?
大学院2年生になると今より忙しくなると考えていたため、終えられることは大学院1年生の間で終わらせるよう意識していました。1番時間がかかったのがエントリーシート作成であったため、大学院1年の12月で大枠を完成させました。その大枠を基に内容を少し修正することで忙しい中でもエントリーシートの提出には困りませんでした。
ーご自身の研究スケジュールに合わせて、前もって計画的に就活を進めていたのですね。それでは、現在の内定先に決めた理由をお伺いしたいと思います。内定先を決める際に軸などはありましたか?
最終的に複数社から内定をいただきました。現在の内定先に決めた理由としては、1番自分が成長できる環境であると思ったからです。入社後はできることを増やしていきたいです。できることを増やす過程でやりたいことを見つけていけるかなと考えています。
ー最後に、これから就活を控えている方にアドバイスをお願いします。
あまり自分を着飾らないことがポイントかなと思います。着飾った状態で会社に入社しても自分と合わない部分が出てくると思うので、ありのままの自分を見せた方がいいと思います。あとは運次第ということも就活では多いですが、自信を持って頑張ってください!
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!