ーインタビューにご協力いただきありがとうございます!今回のインタビューですが、三重野さんについてもお聞きしたいのですが、どの様な就職活動をされてきたかも後々お聞きできればと思いますのでよろしくお願いします!
はい、香川大学在学の三重野です。こちらこそ今日はよろしくお願いします!
ー早速ですが香川大学ということですがお住まいはそちらの方なのですか?それと、どの様な経緯で香川大学に進学されたのでしょうか?
そうですね、出身は岡山県なのですが、大学受験をする際はこちらの地域で進学先を選びました。香川大学に進学した理由としましては、高校受験にまで遡るんですけど、社会をどうしても受験したくないということから始まりました(笑)中学時代社会が大の苦手で、社会を使わずして入学できる高校を探していたところ、国語、数学、英語、理科で特別推薦入試として受験できる高校があり、すぐにそこに決め、受験して合格することができました。
その高校が少し変わっていて、理数科というコースがあってそこに僕はいました。県内では2校しかそのようなコースはなかったみたいです。ですので必然的に理系科目を勉強するようになったのですが、正直学校的な勉強が面白くないなと常に思っていたのを覚えています(笑)ただそれでも大学受験しなくてはということで自分のレベルにあった進学先で岡山県の近場にあったのが香川大学だったという感じです。
ーそんなに社会が嫌いだったんですね(笑)香川大学に進学した後も勉強に力はなかなか入らなかったのですか?
入ったか入ってないかで言うとはっきりはしませんが、嫌いではありませんでした!特に量子力学について勉強していく中で、最初は座学だったものの、その後の実験などをするのは結構楽しかったです。ただ今はですね、新型コロナウイルスの影響でほとんど研究活動が進めることができなくて少し残念ではあります。
ーやはり研究活動は地道な積み重ねによる結果が楽しさであったり喜びに繋がるかとは思いますが、その点早くこの状況も収まってほしいですね。大学ではサークル活動にも参加されていたのですか?
直島地域活性化プロジェクトという活動に参加していたのと、軽音活動をしていました!直島地域活性化プロジェクトでは、名前のまんまですが直島の地域活動を行っています。古民家を所有しているのですが、そこで経営しているカフェで、例えば直島産の海苔を使用した「直島のりのり丼」であったり、「瀬戸内いりこの炊き込みご飯」などを販売して実際の経営を学生だけで考え学びながら、地域にも貢献するような活動をしていました。そこでは良くも悪くも自分に自信が付いちゃうので、いかに謙虚に目の前にあることに取り組めるかが、そのプロジェクトを退いた今となっては大事であると思うようになりました。
ー今調べてみたんですけどかなり本格的なカフェで、「直島のりのり丼」美味しそう!まだ四国に行ったことないので是非行ってみたいです(笑)かなり本格的な実践形式のプロジェクトに参画されていたかと思うのですが、軽音活動もされていたんですね!
そうなんですよね(笑)小学生の頃に父親にXJAPANを聞かされてから、今もずっとメタルにどはまりしていまして、私はベース担当なんですけど、中学高校と思うようにバンド活動ができなかったのですが、大学では新しい仲間とめちゃくちゃバンド活動を楽しんでいます!ちなみにメイクとかもしっかりします(笑)
ーすごい、このプロフィール画像(Zoomでインタビュー)が三重野さんですか、別人ですね(笑)でも格好いい!面白い話をお聞かせいただきましたが、一見かなりサークル活動を中心に忙しいように思える学生生活ですが、就職活動はいつごろからどのように進められていったのですか?
就職活動は3年生の6月から始めました。周りが2年生から始めていたりしたので遅い方かなと思いながら当時は焦っていたのを覚えています。それでもサマーインターンではやりたいこととして「楽器を作る」ということがあり、行きたい音楽メーカーのインターンに参加しました。しかしそのインターンを通して、その企業で製作している楽器は残念ながら、私が好きなベースなどのバンド活動で使われるような楽器ではなく、少しお上品な感じの楽器メーカーであったことがわかりました(笑)
ーなるほど、バンドへの愛が止まらなかったんですね(笑)その後も引き続き他の音楽メーカーを志望されていったのですか?
確かに念頭にはありましたが、知り合いに楽器の修理屋を営む方がいるのでそこでやりたいことは叶えられるなと思ったのと、やっぱり音楽はバンド活動をプレイヤーとしてやっていく方が楽しいなと思って、他の会社も探すようになりました。それが夏休み明けで、確かそのころにTECH OFFERを登録したと思います。
TECH OFFERを通じて多くのオファーをいただくことができたのですが、その中でも特にこの企業は良さそうと思えるオファーを2社だけ受諾しました。それと学校推薦の1社を合わせて、最終的には計3社に絞りました。それが年末から年明けくらいでしたね。
ーそうだったんですね!その受諾した2社のうちの1社が春から入社するカトーレック株式会社だと思いますが、最終的に入社を決意したのにはどのような経緯があるのですか?
はい、そのうちの1社がカトーレック株式会社になります。
入社の決め手は大きく2つあるかなと思っていまして、事業内容と働く方々の雰囲気に押されたことになります!事業内容は簡単に説明しますとお客様からこういったものを作ってほしいという製作依頼に対し、1からそれを作り上げるというメーカー的な業務に惹かれました。私自身が技術者としてそこに大きくかかわるというわけではなく、どちらかというと営業職なのですが、お客様の依頼に対して企画したり、それに対する試行錯誤を常に行える環境は面白そうだなと考えました!
また、その製作するものに特に縛りがないというのも魅力で、EMS(電子機器の受託生産)企業として高い技術力があり、様々な製品に携わることができるという点で、自ら学ぶことも多くあるかと考えました。あとはやはり人事の方をはじめとする社員の方々の雰囲気が決め手でした。オファーの文章からも私に親身になって書いてくれた印象があったのですが、実際に会ってみてもその印象が変わることはありませんでした。先程学校推薦の1社の話をしたと思いますが、その話を正直に話しても来てほしいと仰って下さったので、この会社で頑張ろうと思えました。
ー音楽メーカーを志望するところから始まった就職活動だったとは思いますが、作るものは違えど、三重野さんがカトーレック株式会社の事業内容に惹かれたのも納得できた気がします!
また、TECH OFFERを通じてそのような先輩社員の方々に出会えたことは本当に良かったですね!
最後にですが、これから就活を迎える学生にメッセージをお願いします!
わかりました!就職活動はやりたいことがあれば、もしかしたらそれがその人にとっての最適解になるかもしれませんが、私のようにそのやりたいことが他の可能性に繋がることもあるということを是非知っていただきたいです。
それも自分から企業を探すだけではなかなか気づけない部分が多くありますが、TECH OFFERであれば簡単に自分の情報を登録でき、その上で、個々人に少しでも関係するオファーが待っているだけで多くの企業から来るという点で、私たち就活生の可能性を広げてくれると思いますので、とてもよかったです!ですので、たくさんの可能性の中から是非それぞれの最適解を見つけ出してみてください!