ー本日はインタビューにご協力いただきありがとうございます。よろしくお願いいたします!
早速ですが、趣味やバイトなどMさんについて少し教えてください!
こちらこそよろしくお願いします!
そうですね、バイトは家が遠いためできませんでした。埼玉の実家から片道2時間をかけて通学しているのでバイトをやるための時間がありませんでした。一人暮らしも考えましたが、一人暮らしだと家事などに時間を取られたり、不摂生になると考え、断念しました。しっかりと生活リズムを保ちながら勉強したかったので、実家から通学する選択をしました。
サークルは合唱サークルに入っています。
中学の時に吹奏楽、高校の時にオーケストラをやっていたので、大学でも音楽は続けたいと思っていました。歌は自分の中であまり深められていなかったので、歌に挑戦しようと思いました。
ー往復4時間もかけて通学しているんですね。では今の学部に進もうと思ったきっかけは何だったのですか?
プログラミングを知ったのは中学の時です。たまたまプログラミングを知る機会があり、その際に自分が書いた通りに機械を動かせることが新鮮で面白く、興味を持ったのがきっかけです。高校の時もパソコンの強い友達と仲が良く、よくプログラミングをやっているところをいじらせてもらうことがありました。大学進学のことを考えた時に、自分の好きなプログラミングは情報系の学部で学べるということを知り、今の学部に入りました。
ー研究はどんな研究をしているんですか?
多面体の研究をしています。先生が研究テーマとして持ってきたものの中で、理学寄りのものを研究したいと思ったので、多面体の研究をテーマに選びました。多面体の研究が直接的に工業に役に立つことは少ないですが、実践的なことを進めるためには基礎化学が必要不可欠になると思いこの研究を選びました。
ー院進学をされなかったと思うのですが、その理由を教えてください。
今、私は学部生ではなく、研究生という立場にいます。学部生の時に院進学の書類を出し忘れてしまい院進学ができなくなったものの、研究を続けるため、研究生として研究室に残りました。大学は卒業していますが、研修生として研究室に所属しています。今年の8月に院進学の試験を受けるはずでしたが、今年はコロナウイルスの経験を経て、院進学への考えが変わったため、就活をすることにしました。
ー就活はいつから始めたのですか?
就活を始めたのは今年の5月の頭です。
研究生になってからも院進学を考えていたので、とても遅いスタートとなりました。
そのため、インターンシップなども1社も行きませんでした。
ーそうだったのですね!急に就活をしようと思ったきっかけは何ですか?
コロナの中で世の中の移り変わりを肌で感じた時に、就活の選択肢を考えました。
コロナ禍で失業者が増えていることを知り、自分はこのまま研究を続けてみて社会に求められる人間になれるのかと疑問に思ったのがきっかけです。このまま専門性を磨くより、幅広く色々な経験をしてみたいと思い就活してみようと決めました。上手くいかなかったら院に行けばいいと思っていたので、割と軽い気持ちで就活を始めました。
ー一般的な就活のフローとは異なると思うのですが、どんな流れで就活をしましたか?
まず5月に始めたことは、TECH OFFERなどのオファー型の就活サービスへの登録です。
1日に1社くらいのペースでオファーが届き、実際にお話を聞きに行ったには10社ほどです。エントリーは4、5社のみで、内定をいただいたのは内定先の1社です。
時間がなかったので自己分析などもしなかったためこれという就活の軸はありませんでした。4、5社を受けていく中で比べてみて、自分の理想とする企業と一番近い所にいこうと思っていました。
順調に選考を進み、内定をいただいたのは6月の末でした。
ーなぜ就活サービスをナビサイトではなくオファー型のものに絞っていたのですか?
研究を疎かにしたくなかったので、研究しながらオファーのきた企業を調べてみる形で就活をしていました。就活にあまりウェイトを置いていなかったので、研究の片手間でできるオファー型のものが自分に合っていたと思います。
ーTECH OFFERを使い始めたキッカケは何ですか?
ー実際にTECH OFFERを使ってみてどうでしたか?
サービスを使い始める前は、オファー型のものは数社からしかオファーは届かないものだと思っていましたが、使ってみると毎日のようにオファーが届きとても嬉しかったです。
今まで知らなかったBtoB企業などからたくさんオファーをいただき、今まで知らなかった企業を知ることができたところが良かったです。また、私は技術職を希望していたのですが、他のスカウトがくる就活サービスに比べ、技術職のオファーが多かったところも良かったです。
ー就活の軸はなかったかもしれませんが、実際に企業を比べる際、どのようなことを基準にしていましたか?
まず、就活を始めた時に考えていた基準は、院進学をして研究を続けるより面白いかどうかです。自分がワクワクできる事業をしている企業で働きたかったので、自分の直感に従い面白いかどうか判断することは重要でした。
また、自分が成長できるかという点も気にしていました。今できないことをできるようになりたいという気持ちがあり、色々な経験をさせてくれる企業がいいと思っていました。
ー入社を決めた理由は何ですか?
自分の可能性を広げることのできる企業がいいと思っていたので、株式会社ジェイテックが技術者の地位向上を掲げている所がとても刺さり、入社を決めました。
ー入社後の目標などはありますか?
昔から何かをつくり出す、クリエイティブなことが好きだったので、それを仕事にできるということでとても嬉しく、働くのが楽しみです。
私の理想として、良い技術者は他の人にできない事ができる人だという考えがあります。ですから、入社後は私もプロ意識を持ってオンリーワンの人材になれるようになりたいです。
ー最後に就活を控えている学生にアドバイスをお願いします!
私は自己分析もやっていないし、これといった軸もありませんでした。面接練習も全然しないまま本番に挑んでいました。でも、そんな私でも内定をもらえました。深く考えすぎずに、自分が話したいことを話し、質問に正直に答えれば自分に合った企業から内定をもらえると思います。焦らずに頑張ってください!