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INTERVIEW

TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

【東北大学の理系学生】TECH OFFERのおかげで理想企業に就職!

A.Sさん

東北大学
株式会社SUMCO

東北大学の理系学生の就職活動|オファーをきっかけにまさかの理想企業へ就職!

―初めまして!本日はSさんがどういう就職活動を送ってこられたのか、TECH OFFERを使ってみてどうだったかなど、詳しくお話聞けたらと思っております。よろしくお願いします!
こちらこそよろしくお願いします!
ーでは早速ですが、就活全体の大まかなスケジュールを教えていただけますか?
大体M1の5月頃から就活を始めました。就活支援団体に登録したり、夏のインターンに備えて自己分析したり、ESを書いたりしていました。その後、6,7月はサマーインターンにエントリーしたり、実際に参加したりしていました。サマーインターンが終わった後、9月末ごろに学会発表があったので、その時期はそっちの方に力を入れていました。秋ごろから冬のインターンのエントリーが始まって、SUMCOさんも含めエントリーしました。10月、11月は選考の準備をして、12月から2月にかけて、選考通過した企業さんのインターンに参加しました。年明けには、SUMCOさん等の本選考募集も始まったので、その準備も同時期に行っていました。なので、学会発表が終わってからはずっと休みなく就活のことを何かしらしていたと思います。
ーSUMCOさんを知ったのはいつ頃でしたか?また、知った後はどのようなイベントに参加しましたか?
大体9月頃にTECH OFFER経由でオファーをいただいて、それで知りました。その後説明会や大学別セミナー等を経て詳しく知っていったという感じです。12月末ごろにあった冬のインターンにも参加したので、SUMCOさんを知ってからはほとんど全てのイベントに出席していたと思います。
ーTECH OFFERを通じて出会った企業さんなんですね!ありがとうございます。ちなみに、夏のインターンは何社くらい参加しましたか?
大体4社か5社くらいだったと思います。その頃は研究室で化学系のことを学んでいたこともあって、化学系のメーカーを志望していていました。ESは書けば書くほど経験値になると思うので、ES対策をするような感覚でエントリーしていました。
ーES対策をこの時期から始めていたのは凄いですね。9月、10月頃は中だるみの時期と
も言われていますが、その時期に中だるみしないように何か工夫したことはありますか?
工夫したことは特にないのですが、9月末に学会発表が終わって、そこで研究室の方が一区切りついたのは大きかったかと思います。一区切りついたおかげで、「これからは就活に力を入れて頑張ろう!」という風にうまく切り替えることができたのだと思います。
ー切り替えがしっかりできているところがさすがです。秋頃は大体何社くらいエントリーしていましたか?
秋にエントリーしたのは大体2~3社くらいです。その頃には少し化学系のメーカーから離れていて、他のメーカーにもエントリーしていました。
ー化学系のメーカーから一度離れてみたきっかけはありますか?
TECH OFFER経由で、化学系ではない企業さんからもオファーが来ていたので、自分はこういう会社からもオファーを貰えるんだと分かって、いただいたオファーに従ってイベントに参加していました。
ーオファーを貰ったことで視野が広がったんですね!冬頃には何社くらいエントリーしましたか?

4~5社くらいだと思います。化学系のメーカーだけでなく、TECH OFFER経由でお声掛けいただいた企業さんの説明会やインターンにも積極的に参加していました。
ーなるほど!では、冬のインターンで一番印象に残っているエピソードはありますか?
SUMCOさんでは、現場の部長クラスの偉い方が直々にコア技術についてお話してくださったことが印象的です。このインターンを通じて、会社がいかに技術力を大切にしているかを学ぶことが出来ました。その分、夏に比べて自分が働くイメージというのをより鮮明に掴むことができたと思います。
ーかなり偉い方が直々に説明してくださるのは確かにすごいですね。
次の質問ですが、面接対策はどのようなことをされましたか?
面接対策は、ネットによく載っている過去に質問された内容等をチェックして、当日聞かれるであろう質問を想定し、それに対する回答を考えて文章にまとめたり、友達や家族に協力してもらって実戦形式で練習してみたりしていました。あとは、オンライン面接だったので、いつも以上に笑顔でいることを意識しました。また、身振り手振りが多すぎるとよくないと聞いたので、あまり動かないように我慢するようにしました。
ー身振り手振りの話は初めて知りました!そうなんですね。面接を受けた中で、一番印象に残っているのはどの面接ですか?
やはり最終面接です。一か月前から緊張していたんですが、実際始まってみると、すごく穏やかな雰囲気で進んでいって、自分にとっては意外なことだったので、印象に残っています。最終が厳しいことを言われたり、圧迫されたりする場でなくて安心しました。
ーSUMCOさんに最終的に入社を決めた理由は何ですか?
まず、シリコンウェーハという一つの分野の技術を追求できるという点が魅力的だと思いました。また、自分自身田舎育ちだったので、SUMCOさんの地方にある工場で働き続けることができるという点が、プライベートの面ですごく良いと思って決めました。
ー仕事内容もプライベートも希望通りで正に理想の企業ですね。
次の質問ですが、研究と就活の両立は大変でしたか?
今思えば結構大変でした…。割と実験をしないといけない研究室ではあったので、実験の数をできるだけ減らさないように就活をする必要があり、大変でした。大体1:1くらいの配分で研究と就活を進めていた印象です。
ー大変な時期を乗り越えるために何か工夫したことはありますか?
研究室の同期と就活についてよく話していたのは大きかったと思います。皆同じ状況ではあったので、「最近辛いよね」とか「ここ乗り切ったら少し楽になるね」とか話すことで、自分一人が辛いわけじゃないことが分かって何とかやれていたのだと思います。
ー就活を始めたのは周りと比べて早かったですか?遅かったですか?
早かった方だと思います。周りは夏のインターンから始める人が多くて、6~7月頃の人が多かった印象です。
ー早めから動いていて結果的に良かったと思うことはありますか?
自己分析を深めたり、ESをたくさん書いたりと、色々なことの積み重ねで経験値を貯めることができたので、いざ夏のインターンが始まったときに急いでやらなければならないという気持ちにならずに済んだのだと思います。
ーやはり早めから動いたことで貯金が大きかったんですね!では、就活の中で辛かったことはありましたか?
やっぱり選考に落ちたときは辛かったです。(笑)
結構イベント等に参加していて、かなり企業研究出来ていた企業さんの面接で落ちてしまうと、「こんなにこの企業のこと知っているのに、それでもだめなのか…。」と落ち込むことはありました。
ー選考に落ちたら誰でも落ち込みますよね…。落ち込んだ時に、次に引きずらないように工夫したことはありますか?
少しかっこ悪いかもしれないのですが、「まあ落ちたなら自分に合っていなかったんだな。」と考えて、逆に受からなくて良かったと思うことで気持ちを落ち着かせていました。
ーなるほど!すばらしい考え方だと思います!コロナの影響は就活にどの程度出ていましたか?
イベントがすべてオンラインになってしまっていて、現地の雰囲気をイメージしづらいというのは大きかったと思います。僕は特にメーカー系志望だったので、地方の工場の雰囲気は見てみたかったんですが、そこが見られなかったのは残念でした。ただ、逆に良かった点もあって、自分は仙台に住んでいるんですが、オンライン開催が多かったおかげで、東京や大阪に行かなくてよくなったという点は時間的にも金銭的にも良かったと思います。そのおかげで場所や時間にこだわることなく、気軽にインターンや選考にエントリーすることができました。
ー現地の雰囲気を直接見ることができない分、その欠けた情報を埋めるためにしたことはありますか?
なかなか会社のことを知れる機会が少なかったので、案内が来たものに関しては極力すべて参加するようにしていました。また、質疑応答の時間が設けられていたら、現場の雰囲気とか、この先暮らしていく中での良い面・悪い面とかを必ず自分から質問するようにしていました。
ー主体的に情報を集めていらしたのが素晴らしいですね。ちなみに、企業研究と自己分析はそれぞれどのように行っていましたか?
企業研究に関しては、説明会等に行くことで大まかな概要は理解するようにしていました。後は、企業さんが出しているIR情報等をよく読みこんで、企業の向かう先(将来性)や、これまでの実績について調べるようにしていました。
自己分析に関しては、M1の夏頃にモチベーショングラフのようなものを作りました。後は、ESを書くにあたり、質問に答えていく中で自己分析を深めていきました。なので、特別に時間を取って、ガッツリやったわけではないです。
ー丁寧に教えていただき、ありがとうございます!
次の質問ですが、SUMCOさんに入って何かやりたいことはありますか?
プロセス技術をやりたいと思っていたので、まずは5年から10年くらいその部門で働いて、現場で必要な技術を学んだうえで、その後は基礎の技術開発に携わりたいと思っています。
ーしっかりとした将来像があって素晴らしいですね。
TECH OFFERを使っていて良かったことはありますか?
技術キーワードのマッチからオファーをいただけるので、自分の気付いていなかった企業さんからオファーをいただけて、視野が広がりました。また、自分が様々な企業さんからどのように見られているのか分かったという点がすごく良かったと思います。SUMCOさんも最初は自分のバックグラウンド(化学系)とは異なると感じたのですが、オファーを通じて、詳しく調べてみたら「結晶」という自分の研究と共通する部分を持っていることがわかりました。オファーのおかげで、自分の強みを活かせる部分をはっきり理解したうえで選考に臨めたのも大きかったと思います。
ーオファーを通じて、理想の企業との出会いのきっかけを作れたこと非常に嬉しく思います!ありがとうございます。では最後に、先輩として後輩の就活生にアドバイスをお願いします!
積極的に周りの人の力を借りるというのは大事なことだと思います。一人で就活していると、気分が落ち込んでしまったり、もうやりたくないなと思ってしまったりするので、友達と話すことで、皆も大変なんだと知ることは大事だと思います。また、皆はこう考えているけど自分はこうなんだと知ることができて、自己分析に繋がる面もあるので、一人で就活をしないというのは大事なことだと思います。
ー周りの人の力を積極的に借りることも就活では大事になってくるんですね!本日は貴重なお話をしていただきましてありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!