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INTERVIEW

【崇城大学の理系学生】やりたいことができる企業へ就職できた秘訣とは

C.K.さん

崇城大学
フクシマガリレイ株式会社

崇城大学の理系学生の就職活動|深い自己分析が就職成功の秘訣!?

―内定が決まって今は何をされて過ごしているのですか?
今は卒業論文を頑張っています。ラストスパートというような感じですね。
休みの日はアルバイトがメインですね。アルバイトはスポーツ用品店の販売スタッフをやっています。大学1年の時から4年間同じ所でアルバイトをしています。スポーツが好きでこのアルバイトを始めました。小学校の頃から野球をやっていて、高校からはバスケを始めました。私は結構背が高くて、190㎝あるんです。中学の頃、怪我をして野球を続けられなくなった時に、この身長を活かせるスポーツがいいと思ってバスケを選びました。今はバスケは趣味程度に続けています。
―アルバイトではどんなことをするのですか?
アルバイトは接客というより裏方の仕事をしています。ラケットのガット(糸)を張り替えや、野球のスパイクやグローブの修理などもやっています。
―楽しそうなアルバイトですね!崇城大学の工学部に進学した理由は何ですか?
高校はもともと進学校だったので、高校卒業後の進路は大学以外考えていませんでした。あまり夢なども持っていなかったので、なんとなくものづくりというものに興味を持って今の大学を受けようと思いました。もともと理系で物理科目が得意で、面白いなと思っていました。身近なものが落ちることの計算式で表すことができることや、解を求められるところが面白かったです。そんな理由から工学部を受験しました。崇城大学を選んだのは、自分が実家から通える熊本にあったというのと、学費免除してもらえることになったのでこの大学に決めました。
―学費免除!親孝行ですね!院進学しなかったのは何か理由はありますか?
そうですね。一番は早く社会人になりたかったということが大きかったです。
アルバイトが結構楽しかったというのが理由の一つにあります。社会人になれば、アルバイトの頃よりも責任感はあり大変だと思いますが、その分面白いこともあるのではないかと思うからです。アルバイトをしていた時、同じ店舗の社員の方は自分のことを社員と同じように扱ってくださいました。アルバイト時代に社員の方と一緒にどうすればもっと売り上げが伸びるのかなどを話し、仕事をしていくのが楽しくて早く卒業をして働きたいと思うようになっていました。
―4年間同じアルバイトをされたと思うのですが、どんな魅力があるからそんなにも長くアルバイトを続けることができたと思いますか?
4年間もこのアルバイトを続けられたのは、人間関係に恵まれていたからだと思います。社員さんの人柄が素敵で、アルバイトの自分にも社会人として働く心得を教えてくれました。お給料をもらっているのだからそれ相当のパフォーマンスを発揮しなければいけないことや見目の重要性など、働く上で大切な様々なことを教えていただきました。4年になったころには社員の方と信頼関係を築くことができていたので、様々なことを自由にやることができました。そのおかげで、先ほどの売り上げを伸ばすための施策として、スムーズに加工し受け渡す方法を考えたり、後輩のアルバイトの指導をしたりし、お店に貢献できたと思います。
―社員の方としっかりと信頼関係が気づけているからこその体験ですね。働くこと、社会人になることにポジティブな姿勢で就活に臨めたのはすごく良いポイントですね!
大学ではどんなことを研究しているのですか?
災害対応ロボットの自動走行の研究です。災害が起きた時、その災害に救助に行った人が二次災害に巻き込まれるという恐れがあり、今災害対応ロボットが注目されています。その災害対応ロボットもオペレーターがいて、遠隔で操縦するのが主流になってきています。今は操縦者がいますが、それをそのロボット自体が自分で考えて自動で動いてくれるシステムをつくろうと頑張っています。
―面白そうな研究ですね!頑張ってください!
では、早速就活についてお聞きしたいと思います。就活の流れを教えていただけますか?
最初は、3年の8月頃から企業研究をスタートしました。12月に東京で開催されるインターンに2社参加しました。12月~2月の間は何もしていなくて、3月から本格的に就活を始めました。自己分析や一問一答に答えることなどは3年の夏からずっと続けていました。
本格的に就活が始まってから、3、4月はオンラインの企業説明会などを参加をしました。3月からエントリーしたのは5社ほどでした。行きたい企業があまりなかったので、本当に行きたい企業だけ受けていました。4月末頃から面接が始まり、5月末に最終面接を終え、就活は一段落しました。内定をいただいたのは6月の始め頃です。5社受けたうち、内定は2社からいただきました。
―3年の夏から結構長い間自己分析をされたということですが、何を参考にどんな風に自己分析をしたのですか?
前田裕二さんの『メモの魔力』という本を参考にしました。自己分析をする期間は長かったですが、そんなに色々な方法は試さず、この本に沿ってじっくり深く自己分析を行っていました。この本を読みながら自己分析をしたことによって自分の長所を新しく見つけることができました。
―業界や職種は絞っていましたか?
業界は特に絞らずに、職種を技術職に絞っていました。技術職の中でもソフト系に絞っていました。
―そうだったのですね。就活の軸について詳しく教えていただけますか?
企業を選ぶときは、自分のやりたいことをやれるのかをみていました。
プログラミングや制御の仕事に興味があったのでそういったソフトの仕事ができるかをみていました。
―ソフト系の仕事に興味を持ったのはなぜですか?
最初はAIが世間で話題になっていて、どんなもんなのかと興味を持ちました。また、これからはソフト系の人材が必要になってくるということを新聞で読んで、プログラミングの勉強を独学で学び始めたのがスタートです。大学2年生の2月から学び始めました。興味のあることは集中してできる性格なので、心が折れながらも続けることができました。プログラミングは自分の専攻の物理科目と違って答えがなくて、自分で答えを見つけてどんどん先に進めないといけないので、そこが面白く、将来もソフト系の仕事に就きたいと思いました。
―本選考では5社しか受けなかったと思うのですが、
その5社には特に共通点はなかったと思います。業界もバラバラでした。
企業をみる時は、面談や面接の雰囲気や、その時に聞いた仕事内容に対するこだわりや考え方から自分に合った企業を探していました。雰囲気というのは例えば前向きに仕事をしているかどうかなどです。結構直感で動いていたので、雰囲気というのを上手く説明することは難しいですが、自分の中でアルバイトとして働いていた感覚が強くあるので、社員の方と話した時に、アルバイト先の社員の方と同じような雰囲気、考え方の人と会った時はしっくり来た感じがありました。
―アルバイト先は本当にCさんに合っていたのですね。
フクシマガリレイ株式会社とは別にもう1社からも内定をもらっていたと思うのですが、フクシマガリレイ株式会社に決めた決め手はどんなところですか?
そうですね。決め手は業務内容です。自分がやりたいと思ってイメージしていたことに一番近かったのがフクシマガリレイ株式会社でした。
もう1社はフクシマガリレイ株式会社より規模の小さな企業だったのですが、迷っていた時期がコロナウイルス感染拡大の影響が様々な業界に出ていた時期だったので、フクシマガリレイ株式会社の方が規模の大きく、上場している企業で安定しており不安が少なかったというのもあると思います。
―内定をもらえたのはなぜだと思いますか?
内定をいただいてから、人事の方に伺ったのは、面接の際に技術担当の課長の方が、自分が独学でプログラミングを勉強したことを評価して下さり、またソフト系の仕事を面白いと思っているのが伝わったということです。私自身も自分が本当にやりたいことができる企業に入りたいと思っていたのでその熱は届いたのではないかなと思います。
―強い思いだったからこそ、技術担当の方の心を動かしたのですね。素敵ですね。
直感で企業を選んできたと思うのですが、そんな中でどんなことが重要だと思いますか?
そうですね。企業を選ぶ基準は直感ですが、面接になると選ばれる立場になるので、受ける企業がどんなことをやっていてどんな問題に直面しているのかをしっかりと分析しておく必要があると思います。
その問題に対して、自分という人材が入社してどんな形で貢献できるのかや、どんな目標があるのかはしっかりと考えて、伝える必要があると思います。
―企業と自分の将来を考えるのが重要なのですね。
最後に、就活を控えている後輩へ一言アドバイスお願いします。
自分が好きなことや興味のあることが、得意じゃなくてもいいから、それに対して、今までの自分がやり続けてきたことをどう活かせるのか、ということに注目して面接官に伝えられればいいと思います。
得意じゃないからやめようとかといった形で興味のあることを諦めるのはもったいなく感じます。やりたいこと、興味のあることに正直に就活するのがいいと思います。