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INTERVIEW

TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

研究と両立しながら、希望の化学業界からオファー、内定へ

R.S.さん

名古屋大学大学院

研究にもしっかり取り組みながら希望の企業から内定を獲得したR.S.さん。その方法とは...

ーこのインタビューでは、R.S.さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERを使用した感想についてお伺いしていきたいと思います!どうぞよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
ー現在大学院2年生ということですが、大学院に進学された理由は何だったのでしょうか。
学部3年生までは座学がほとんどで、少しだけ実験が始まった際、自分で手を動かすのが面白いと感じたことをきっかけに、研究をしっかり行ってみたいと思い、院進学を決めました。

ーなるほど。大学院ではどのような研究に取り組んでいるのでしょうか。
人工タンパク質を用いた、柔らかくて伸び縮みが可能な導電性材料の開発に取り組んでいます。人間の体に貼り付けたり埋め込んだりしても毒性がない、かつ伸縮性が有るフレキシブル導電性材料は求められているものの、世界的に研究が始まったばかりで実用化は進んでいないのが現状です。医療分野や、人間の体に貼り付けて、体温や運動から発電できるようなデバイスへの応用が期待されています。先述の通り、この分野はまだ発展途上なので基礎的な研究にはなっていますが、応用可能な材料を開発することをゴールとして研究を進めています。
ー将来性のあるテーマを研究されていらっしゃるのですね!毎日お忙しいと思いますが、研究以外に取り組んでいることもあるのでしょうか。
軽音サークルに所属し、ベース担当として活動しています。
ー多才なんですね!羨ましい限りです。研究とサークル活動でお忙しい中で、就活をスタートしたのはいつ頃だったのでしょうか。
大学院1年生の5月頃に、夏インターンに向けて企業を調べたり、エントリーしたりということを始めました。TECH OFFERをはじめとした就活サイトへの登録を行ったのもその時期でした。その後、文理問わずインターンのエントリーが始まっているところにエントリーしていきました。
ー就活をスタートした段階からTECH OFFERを活用されていたのですね!オファーを獲得するために工夫したことはありますか。
基本的なことですが、プロフィールをきちんと埋めることですね。あとは研究概要を分かりやすく書くことを意識していました。
ー研究内容が理解できるよう工夫されていたのですね。自分に合ったオファーが届いたと感じられましたか。
はい、プロフィールをよく読んでくださっていると感じられるオファーが多かったです。
自分の専門とは違う業界や職種の企業からも、人柄やガクチカに触れて興味を持ったというメッセージもいただいたので、プロフィールのいろんな部分に目を通してくださっているのだなということを感じました。
ーありがとうございます。その他に、TECH OFFER を活用したことによって、R.S.さんに利点はありましたか。
オファーをいただくことで、これまで自分が知らなかった企業との出会いがあったことや、企業だけではなくその業界を調べていく1つのきっかけとなりました。例えばBtoBなどは普段触れる機会はあまりないですが、その業界や分野、主な企業を知ることができました。
ーオファーを有効活用されていたのですね。夏インターンにはオファー経由で参加されたのでしょうか。
内定先の企業からTECH OFFERを通してインターンのお誘いをいただき、
夏インターンに参加しました。その他にも、メーカーに絞って半導体、化学系、自動車系など合計6,7社のインターンに参加しました。
ーメーカーに絞られた理由は何だったのでしょうか。
自分で手を動かし、チームで何かを作っていくことが好きだなと感じていたからです。そのため、研究開発、製品開発をチームでやりたいということを自分の就活軸の1つとして定めていました。また夏インターンや座談会を通して技術系の社員の方とお話し、ものづくりへのこだわりであったり、やりがいについて伺ったことでメーカーに就職したいという思いが強まりました。
ーその他に就活の軸としていたことはありますか。
自分が大学院で学んだことが業務に活かせることに加えて、社員の方々の人柄が自分に合うことを軸としていました。インターンや座談会の際に、社員の方同士の会話の様子を観察したり、自分から質問をしたりして、雰囲気を探るようにしていました。

ーありがとうございます。内定先の企業の夏インターンに参加されたとのことでしたが、その後早期選考には進まれたのでしょうか。
はい、1月ごろに早期選考がありました。ESのようなものを提出後、2度の面接を経て内々定をいただくに至りました。
ー選考において心がけていたことがあれば教えてください。
面接の冒頭3分で研究概要を説明したのですが、とにかく簡単な単語を用いて伝えられるようにしていました。研究がニッチな分野なので、誰にでも伝わるようにということを意識しました。またキャリアビジョンを短期→中期→長期で考えて伝えるということを意識して面接に挑んでいました。
ー長期展望だけでなく、そこへ至る段階をきちんと説明されていたのですね。研究と就活はどのように両立なさっていたのでしょうか。
研究と就活において向こう1、2週間でやるべきことをピックアップしてから、カレンダーと睨めっこをしてパズルのように予定を埋めていき、スケジュール管理を徹底していました。

ーどちらかだけに集中するのではなく、バランス良く両立されていたのですね。その後内々定を獲得し、入社を決めた理由は何だったのでしょうか。
自分の就活軸に合致していると感じたからです。職種別採用のため研究開発、製品開発の仕事に就けることが確定していて、かつ研究で扱っている化学の知識が業務に活かせるうえに、インターン、対面の座談会で社員と話していく中で、雰囲気の良さを感じたり、自分と合っているなと感じることができました。

ーご自身の就活軸とぴったり合致する企業に入社されるのですね!入社後にやってみたいことはありますか。
化学の知識をベースとして活かしながら、現在やっていることとは異なることにも挑戦してみたいなと思っています。

ー入社後のR.S.さんのご活躍に期待は募るばかりです。では最後に、これから就活を控えている学生の皆さんにアドバイスをお願いいたします。
就活は大変ストレスのかかる活動になるかと思いますが、臆さずにたくさん行動して、たくさん考えて自分なりの選択ができればそれが正解だと思うので、ぜひ頑張ってください。
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
ありがとうございました!