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TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

研究と就活のメリハリをつけ、自分が納得できる内定獲得へ

M.M.さん

山形大学大学院
IT業界のリーディングカンパニー

将来やりたいことを軸に内定を獲得したM.M.さんは、就活においてどのような工夫をしたのでしょうか?

ーこのインタビューでは、M.M.さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERをご使用されたご感想についてお伺いしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
よろしくお願いいたします。
ー始めに、M.M.さんの研究テーマを教えてください。
蛍光X線CTにおける再構成画像のアルゴリズムの最適化について研究を行っております。蛍光X線CTという一般的な病院で使われているCTとは少し原理が違い、より良い質の体内の断面画像を作り出すことが最終的なゴールです。良い画像とは様々な定義があると思いますが、より細かいところまで見えるようにするとか、ボケた画像を無くすとか、あとは患者さんの負担を少なくするために撮影時間を少なくするとか、色んなことがあげられると思います。現在はそれらの基礎的な部分の研究を行っております。
ーこれからの医療の発展に関わるような研究をされているんですね。ちなみにM.M.さんが院に進学された理由をお伺いしてもよろしいでしょうか。
もともと学部2年生の頃から家族と話し合い、院進学をすると決めていました。それから研究室に配属され、プログラミングやITに関する分野に関わることで将来的にこれらの分野で活躍していきたいと思うようになったことから、より専門的な知識を身に付けたいと考えるようになり、院進学への想いがより強くなりました。
ー研究室で新たな興味を見つけ、院進学を改めて決意されたのですね。では次に、M.M.さんの就職活動についてお伺いしていこうと思います。M.M.さんはいつ頃就活を始めたのですか。
本格的に始めたのは修士1年の5月頃ですね。まずはサマーインターンに向けて動き始めました。オンラインの合同説明会に参加し、それを通して気になった企業などにサマーインターンのESを出しました。
ー比較的早い段階から就職活動されていたんですね。夏のインターンにはどれくらい参加されたのでしょうか。また参加することで自分の中での変化はありましたか。
夏頃は行きたい業界、業種が決まっていなかったので、自分の知見を広げていけたらいいなと思い、様々な業界にESを出していました。ESの数だけだと20社くらい出したと思います。実際にインターンに参加したのは1dayインターンシップを含めて10社前後です。インターンシップに参加し、実際に社会人と話すことで、本当に自分のやりたいことは何なのか気づくきっかけの場になりました。さらにインターンシップのグループワークで同じ志を持った学生と出会い、お話することで良い刺激を受ける機会にもなり、夏のインターンに参加できて良かったです。
ーインターンに参加後、本選考に進んだ企業はどれくらいありましたか。
本選考では20社前後に出したのですが、インターンに参加して早期選考につながった企業は4, 5社くらいあります。
ー本選考でもかなり多くの企業に挑戦していたのですね。本選考を進めていく中においてTECH OFFERも利用していたと思いますが、TECH OFFERを利用するにあたって意識していたことはありますか。
プロフィール登録の入力パーセントを上げることを意識していました。また序盤は専攻の機械系に合わせてメーカーからのオファーが多かったです。将来やりたいことがITに近かったので、将来やりたいことに合わせてプロフィールを修正しました。修正することでより自分に適切なオファーが届くようになりました。
ーご自身でプロフィールを工夫してご利用されていたようですね。ちなみに他の就活サービスを並行して使用していく中でTECH OFFERならではの良さはありましたか?
TECH OFFERを利用している企業は有名な企業が多く、そういった企業からオファーを受けることができるため、効率よく就活を進めることができて良かったです。
ー技術系の業種だと面接で研究概要をお話したりとか、専門的なことを話すことが多いと思うのですが、その際に心がけていたことはありますか。
専門外の人にも自分の研究概要が伝わるように、一度自分の研究内容を全く知らない人に説明していました。そこで伝わらなかったワードや文章を把握し、常に推敲を続けていきました。
ー研究で忙しい中、就活にもコミットされていたと感じたのですが、研究と就活を両立していくために工夫されていたことはございますか。
研究と就活をする時間を分け、メリハリをつけて就活を行っていました。また12月から2月くらいまではアルバイトをほとんど行わず、削れる時間は削って研究と就活の2つに集中できるようにしていました。
ー忙しい中工夫して研究と就活を進められていたんですね。ちなみに内定先はどのような職種なのでしょうか。また内定先で何かやってみたいことなど、これからの展望はありますか。
職種はシステムエンジニアです。大きい規模で話すと、日本の経済に貢献したいです。具体的にはDX関連に勤め、業務効率化などを行うことで日本の企業を助けていきたいと考えております。
ー自分の研究内容を活かした分野で活躍する展望が描けていて素敵ですね。では最後に、これから就活を控えている方にアドバイスをお願いします。
就活をする中で上手くいかず苦しい時期があると思います。しかし就活生であるメリットはすごく大きいと思っておりまして、色んな会社の方にどんな質問をしてもいいというのは社会人ではできない、就活生の特権だと思います。さらに就活を通して同じ志を持った学生に出会うことで、自分の将来の夢や自分の世界が広がっていくと思うので、よい機会をつくっていってもらいたいと思います。
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
ありがとうございました!