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INTERVIEW

【東北大学の理系学生】過去の経験が就職成功の決め手!

赤坂 理世さん

東北大学
日産化学

東北大学の理系学生赤坂さんの就職活動|過去の経験が理想企業との出会いを生んだ!

ー初めまして、本日はお忙しいところこのような貴重な機会をいただきありがとうございます!
赤坂さんの学生生活や、就職活動について今日は是非お聞かせください!
初めまして、分かりました!今日はよろしくお願いします!
ーまずは、学生生活に関してお伺い出来ればと思うのですが、
大学を選んだ理由や院への進学を選んだ理由について教えて頂けますか?
大学を選んだ理由は大きく2つあります。
1つ目は、国内でもトップレベルでの学費補助があった事ですね。
理系の場合、私立か国立かでもかなり開きがあるので気になりました。
2つ目は、親戚の家が東北にあることもあり,東北地方に馴染みがあったからですね!
院に進むことを選んだ理由も、2つありまして、
1つ目は、就活という長い目線で考えた時に圧倒的に有利になると感じたからですね。
2つ目は、周りのほとんどが院を選んだことです。割合としては大学の9割がそのまま同じ院に進んで、それ以外は他の院に進むという形で、進まない方がむしろ理由が必要なくらいでしたね。
ー9割以上ですか!?凄いですね。
大学院での研究は、どのような内容なのでしょうか?
物体の表面や中身の性質を、電気を使って調査するというものです。
私は、特に細胞に関して研究を行っていました!
例えば、心臓や肝臓などの臓器によって様々な物質が作られます。 また、それらの物質の中には電流を流すと反応するものもあり、電流がどのくらい流れたかで,その物質がどのくらいあるかがわかったりします。「電気化学」や「生物化学」を掛け合わせた分野ですね。
ー何か、私の研究室と言えばこれ!といったようなキーワードなどありますか?
そうですね、
「バイオセンサー」「Organ-on-a-chip」「電気化学評価」あたりが挙げられますね。
これらの分野は、東北大学でこれを学んでいる!と言えば間違いなく通じると思います!
ー詳細なキーワードをありがとうございます!
大学でも、同じような分野を研究されていたのですか?
そうですね。かなり近しい分野で、大学での研究の延長線上が今の研究と受け取ってもらって大丈夫です!
ーかしこまりました!
何か、この分野に興味を持ったきっかけとかあったのでしょうか?
「生物」に興味を持ったのは、実はかなり昔の出来事がきっかけでした。
それは、幼少期に草むらで捕まえたカマキリとカエルを一緒の虫かごに入れてしまったことで、食べられているのを見た事です。気付いた瞬間に、すぐに蓋を空けたので何とか逃げだせて大事には至らなかったので良かったのですが。
それを、見た時から小・中・高とずっと「生物」について学びたい欲求がありました。
人間として薬を使っているうえで、知っておかなければならないような倫理観のようなものだと感じています。
ーそのようなきっかけがあったのですね。
それをきっかけに、生物の生死について学びたいと感じたのは素晴らしいですね。

アルバイトやサークルには所属されていましたか?
実はアルバイトはしたことなくてですね、
しかし金銭を稼ぐという切り口で言えば、ティーチングアシスタントは積極的に行っていました。動画作成も出来たので、非常に幅広く手伝っていましたね。
サークルは、漫画研究会に所属していて漫画を描いていました!
ー研究に、動画制作・漫画も描けて特技が沢山ですごいですね!

では、本題の就職活動についてお伺いして行きます!
就活自体は、だいたいどれくらいの時期から始められましたか?
就活は6月頃からやっていました。
周りは、まだまだ始めていない人が多かったのでかなり早かったと思います。
私は、昨年の先輩たちがコロナの影響をかなり受けていて苦しんだのを見ていたので、余裕をもって早めから動くようにしていました。
特に業界などは絞らず理系以外も見ていましたが、コロナの影響でインターンは軒並み中止になってしまいました。
ー周りの方が動き出していない中で、動き出していたのは素晴らしい行動力ですね!
確かに今年は、かなりインターンは中止が多かったですよね。
6月の時点では、業界を絞っていなかったとのことですが、おおよそいつくらいに絞れましたか?
秋ごろには、もう絞っていました!
というのも、漫画研究会のサークルにも入っていた影響で芸術系も好きで見ていましたが、夏のインターンを通して、自分はやはり研究職が好きと気付いたので「研究職」に携わるような方面に決めました!
他には、学んでいる研究は半導体業界に応用する事が出来て、「リソグラフィー」という分野を活かして半導体を作る点ではかなり親和性が高かったので見てはいました!
ーそうなんですね!
インタビューを通しての印象だと、非常にお話が上手で喋るのが好きなのかな、という印象を受けていたのでどちらかというと研究職は合わないのかなと感じていました、、
そこも私自身の自己分析で気づいた点で、友達とかと喋るのは凄く好きですが、オフィシャルの場面や職場で喋るのは実はあまり得意ではないです。
ー確かに、それは自己分析を早めにしっかりやったからこそ、防げたミスマッチですね!

見事内定を獲得された日産化学株式会社さんのことは、もともと知っていましたか?
名前は知っていました。
研究室に歴代の先輩たちが、自主的に自分たちの内定先や就活に関する情報をまとめてくれているものがあって、そこで見た事がありましたね。
ー素晴らしい先輩たちですね!
では、もともとエントリーはされていたのですか?
そうですね、マイページは作ってはいましたが正直あまり気にはしていませんでした。
しかし、実際にオファーを頂いて調べてみると自分の研究してきた事は活かせるし、昔から気になっていたことにも関われそうだし、働く上での希望の条件も一致していて、何でこれまで見ていなかったの!?という感じでした。
ーもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。
「生物科学研究所」というところの研究開発職では、分析や評価を行うのですがここでは生物と触れ合う機会が多いとのことで解剖や、新しい技術に触れる事も多く大学から学んできた「生物・バイオ」の経験も活かせると感じました。
働く上での希望の条件としては、私は非常にバランスを重視しています。具体的には「給与」「仕事のやりがい」「残業時間」「勤務地」「職場の雰囲気」などです。いくら残業時間が短いとしても、仕事が本当につまらないくらいなら、楽しい仕事で多くの残業をした方がいいと感じていました。給与も同じように、仕事とのバランスですね。勤務地に関しては、関東で働きたいと思っていましたが研究職で関東勤務は少ない中、なんと埼玉勤務でした。
ー類を見ないくらいの、赤坂さんにぴったりの企業ですね!!
そうですね!
なので、他の企業よりも早い時期に内定を頂いたのですが、日産化学さん以上に行きたいと思える企業がなかったのでその時点で、残っていた他社の選考も辞退して承諾しました!
ーそのような企業と思いがけない出会いを生み出すお手伝いが出来て、非常に嬉しく思います!本日は、お忙しい中ありがとうございました!
ありがとうございました!