内定者インタビュー

INTERVIEW

自分の研究テーマとマッチする企業からオファーを獲得

21年卒

大木裕太郎さん

熊本大学

自然科学教育部 化学専攻

今回お話を伺ったのは熊本大学に所属する大木裕太郎さんです!
自分の専門性を活かしたいと思っていた大木さんの就活とは・・・

ー学内外活動について教えてください。

まず、学内活動ではテニスサークルに所属していました。そこでは会計係を担当していました。週二回の学外練習を行っていてそのコート代や行事などの宿泊費の管理をしていました。またサークルの運営にも携わっており、旅行会社や旅館の方とやり取りを行ったりもしていました。
学外の活動はアルバイトとボランティア活動を行っておりました。
アルバイトでは飲食店のキッチンスタッフとして5年半働き続けております。長く働いているので新人に仕事を教えたりとアルバイトリーダーのようなポジションでした。
ボランティアについて何を行っていたのかというと、2年前の福岡豪雨に被災ししてしまった友人の実家に行き、泥で完全に埋まってしまった家を掘り出すという作業をしていました。
このような経験を通して人の役に立つ喜びと周りの人をまとめる力がついたと思っております。

ー化学系のに進もうと思ったきっかけはありますか。

親戚に足が悪い子がいたこともあり、最初は医学部・薬学部に進もうと思っていました。
しかし、技術の進歩が目覚ましく今では補助機械を使うことで、その子は問題なく日常生活ができています。そこで体を直すのではなく、機械で補助ができるという世界になっていることに気づきました。機械学科で具体的に補助機械を作りその機械の素材を作るのは物質ということから化学科に魅力を感じました。

ー研究室での活動について教えてください。

同じ研究室のメンバーは新しい物質をつくり、それを水に入れ、太陽光にあてて水素を生み出すという光触媒を使う研究をおこなっていましたが、自分だけはメッキの研究をしていました。
半導体ICチップのように、ものすごい小さい空間にメッキ加工を施すという研究内容です。
微小空間にメッキをする場合、技術的に難しくなり特別な装置を導入する必要があるので費用がかかってしまうのですが、その装置を導入しなくてもメッキ加工をできるようにするのが研究テーマです。これは私の研究という形ではなく企業との共同研究でした。

ー大木さんだけなぜメッキの研究をすることになったのですか?

幼少期から細かいところがすごく気になり、円周率などの数字の羅列や気になった言葉を覚えるのが好きだったのでそのことを希望調査で教授に話したら企業との共同研究でメッキの研究を紹介していただけたからです。
メッキの評価というのが最終段階でメッキを施し、それを割り、その断面を顕微鏡で観察し良し悪しを評価するというものでとても楽しいと思えたので自分の研究テーマに選びました。分析装置をつかって研究をすることにわくわくしていました。
実は学部4年生のときもメッキについて別の企業と共同研究をしていて、それが終了になってしまったのですが、運よく別の会社から再びメッキの共同研究をしていただけるということになり学部修士を通してメッキの研究することができました。

ーすごい偶然ですね。
 続いて就職活動についてお話を伺いたいのですが、企業選びの軸を教えていください。

人の役に立つことと自分の専門性を活かせることの2つです。
福岡豪雨でのボランティア活動を経験して人の役に立ちたいと思いそれが軸になりました。またせっかく学部修士とメッキに携われたので自分の研究内容など専門性を活かせる企業に就職したいと思いました。
ほかにも給料はもちろんのこと子供手当など福利厚生が充実している企業を重視していました。
先輩から教えていただいたことで給与額よりもある地域での平均家賃や物価と比べた時の相対的な裕福さの部分にも着目するようにしていました。

ー大木さんはどのように就職活動を進めていましたか。

12月末くらいから学校にOB訪問という形で企業の方がたくさん来て下さっていたので、時間があるときにお話を伺っていました。
私の大学では修士1年生のうちに修士2年分の単位をとるというのが一般的でそれで忙しく就職活動の開始時期が遅れてしまいました。
また、私は企業との共同研究をしていたため、その打ち合わせが1か月半に一回のペースで行われ、なかなかインターンや就活イベントに参加できませんでした。なので基本的に学内で開催されている就職活動セミナーや説明会などに参加していました。
就職活動を本格的に始めたのは学内活動がひと段落ついた2月の中旬過ぎくらいから気になっていた企業のインターンに参加したりしました。TECH OFFERに登録したのもちょうど2月の中旬過ぎくらいでした。

ーTECH OFFERに登録したきっかけと利用した感想を教えてください。

登録したきっかけは学内掲示板で見つけた同じ研究室の友達が登録していて、理系の技術職系の就職にすごく強いと聞いたので登録してみました。
TECH OFFERを通したオファーだと企業によっては書類選考免除など特別待遇を受けることができたのでよかったです。
私はTECH OFFERに登録する時期が他の友達と比べて遅かったのにも関わらずしっかりとオファーをいただくことができました。
夏休みや秋頃に登録していた友人には3、4倍くらいのオファーが来ていたのでもしTECH OFFERを利用するなら早めに登録することをおすすめします。

ーTECH OFFERに登録して他によかったことはありますか?

私の研究テーマであるメッキに直接関連する企業は数が少なく企業を探そうにもとても苦労しましたが、自分の研究テーマに合致する企業に出会うことができました。
TECH OFFERに研究内容を登録したらイビデン株式会社からオファーをいただき、研究内容をまとめた研究用紙のようなものを提出したところ私の研究内容と事業内容が全く同じでした。
具体的にはパソコンのマザーボードにおいて、微細空間にメッキ加工を施すという事業を行っている点です。
確かに内定先とはメッキという点で私の研究テーマと直接関係のある企業でした。
しかし、メッキは事業の一部分に使用されている技術に過ぎず、就職活動をしている学生からしてみるとその共通点に気づくには限界があると思います。
なのでTECH OFFERのような研究テーマに焦点を当てて企業からオファーを受けることができるサービスに登録しておいてよかったと思っています。

ー内定先に就職を決めた理由をお聞かせください。

就職を決めた理由は研究内容の合致と会社の安定性、社員の方の雰囲気の3つです。
研究内容については先ほどお話ししましたので割愛させていただきます。
会社の安定性について半導体業界は環境変化の影響を受けやすく、代替品などの台頭ですぐに廃れてしまう可能性があるので、いくつか事業の柱を持っている企業が良いと思っていました。
その点、内定先は電子事業と有害物質分離膜などのセラミック系事業、フェイクミート事業の3つがあり安心感を持つことができました。
社員の方の雰囲気に関しては、説明会や面接から誠実性を感じることができたのでとても好印象でした。共同研究で忙しかったので日程調整など無理を聞いていただきとても助けていただきました。
また、工場見学では実際に働かれている現場をみることで自分が働くイメージを持つことができました。

ー最後にこれから就職活動を控えている学生に一言お願いします。

私の就職活動はコロナウイルスの影響をもろに受け、面接が全てオンラインで行われました。何が起こるのかわからないので早めに準備することをお勧めします。
また、私は企業との共同研究や学校の授業で就職活動を始めたのが遅く就職活動中も忙しかったので、早めに動くことの大切さを痛感しました。
その中でも特にインターンに行くことをお薦めします。
第一企業の業界を決めて、その業界の中で1社くらいはインターンに行くことで、将来自分が仕事をすることになるかもしれない業界が好きなのかか嫌いなのかがわかります。
もしその業界に違和感を感じた場合には次の業界や別の企業にシフトできるのでインターンはとても大切だと思いました。

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