内定者インタビュー

INTERVIEW

失敗から自己分析をやり直し、本当にやりたい仕事ができる企業から内定獲得!

21年卒

大倉 美紅さん

電気通信大学

情報理工学研究科 基盤工学専攻

マイクロンメモリ ジャパン合同会社

今回お話を伺ったのは電気通信大学に所属する大倉 美紅さんです!
自分自身と向き合い内定を勝ち取った大倉さんの就活とは・・・

ー本日はお時間をいただきましてありがとうございます。
 早速ですが、学内活動やアルバイトについてお聞かせください。

軟式野球サークルと軽音サークルに入っていました。
高校では弓道をやっていたりとスポーツをすることが好きで、中学生の時にソフトボール部に所属していたことから、近しく興味があった野球サークルに入部しました。
同学年では女子生徒が一人もいなかったのですが、毎週火曜日と土曜日にグラウンドに行きみんなで野球をしていました。
軽音サークルは月に一回くらいの頻度でライブを開催していたので、それに向けて練習をしたり、演奏するステージをゼロから自分たちで作ったりしていました。
演奏だけでなく演出も並行して行なっていたのでとても充実していました。
アルバイトは洋食屋で働いていました。
この仕事を始めてから、料理について興味が湧き、自分で料理をする際にも工夫するようになったので、家でご飯を作ることが生活のための自炊から作品を作るような感覚までレベルが上がった感じがします。

ーものすごくアクティブな方ですね。大学ではどのようなことを学ばれていたのですか?

電気通信大学というとプログラミングや通信というイメージを持たれる方が多いのですが、私は物理や化学、生物などを含め総合的に学んでいました。
学部4年生になると研究テーマをきめて研究室に所属しますが、それまでは色々なこと学んでいました。
中でも薬品を色々と触れる実験が特に好きで一番印象に残っている実験は液体から一成分だけを分離させるという実験です。
私は緑茶からカフェインを取り出す実験を行いました。
名前を聞いたこともないような薬とかを使うのではなく、緑茶をしようしたため自分の身近に感じることができたという点もよかったです。
カフェインというと具体的なイメージが湧きませんが、この実験を通して、カフェインの現物を目の当たりにすることができ、カフェインが本当に入っているんだなという実感を持てるようになりました。

ー大倉さんの研究テーマを教えてください。

空気中に二酸化炭素がどれくらいあるのか測定するセンサーを作る研究をしています。
このセンサーには二酸化炭素をものすごく吸収する特徴があるイオン液体を利用しています。
イオン液体は特殊な物質で液体に塩が溶けているようなものです。
まだ世に出てから30年くらいしかたっておらず、あまり注目されていないもので具体的にどのように利用していくのかを私たちで考え、提案することにより、将来的にイオン液体が世間から注目される架け橋となるようなことをしてます。
私が行なっている具体的な作業としては、
イオン液体は二酸化炭素を吸わせた際に液体の中を通る光の通りやすさが変化したり、
液体の粘度が変化するという特徴があるので、様々なパターンを検証しております。
空気中に含まれる二酸化炭素の濃度を測定するセンサーを火力発電所のトンネルなどに設定することにより、どれくらい二酸化炭素を放出しているのか調べられるという利用方法など提案していきたいと思っております。

ー新しい利用法を提案するとは興味深いですね。
 続いて大倉さんの就職活動についてお聞かせください。

私が就職活動を始めたのは修士1年生の夏頃からです。
インターンシップへ参加したり、就職したい企業を絞り始めました。
理系学生の多くは自分の研究と関連のある企業を志望するか、全く関係ない企業を志望するかに別れると思いますが、私は前者のタイプで研究と関連のあった精密機械やレーザー業界を中心にみていました。
面接を受け始めてまもない時期には「会社に入ってからこんなことがやりたい!」というような強い志望動機がないまま進めてしまっていたので、良い結果を得ることができませんでした。
この失敗はその当時は不安になりましたが、結果的に自己分析や志望動機を掘り下げる良いきっかけになった思っています。

ーそれについて詳しくお聞かせください。

表面的な自分の研究と関連しているから志望するのではなく、私は何が本当に好きなのかというところまで掘り下げることができました。
具体的には「自分で考えて新しいことをする、ゼロをイチにする」ことが好きだということがわかりました。
先ほどお伝えした私の研究テーマはイオン液体の新しい利用方法の提案であったり、
学部生の時に打ち込んでいた軽音サークルでは単に演奏するだけでなく、どのようなステージにするかなどの演出から自分たちで考えていていました。
また、アルバイト先の洋食屋で教えていただいたスパイスカレーは今や家に15種類のスパイスを揃え、オリジナルのカレーを創作するまでになりました。
このような経験から既存の枠組みにとらわれずに新しく発想することを仕事にしていきたいと思うようになりました。

ーその後の就職活動はいかがでしたか。

それからは範囲を広げて企業を見るようにしました。
内定先企業を見つけたきっかけはTECH OFFERからのスペシャルオファーでした。
オファーを受けたことによって、研究とは直接関係のない半導体業界から自分が求められていることを知り、嬉しいという思いと同時に興味を持ちました。
志望理由としては、半導体業界は日々進化が求められており、進化していかないと業界的に乗り遅れてしまうことが分かり、自分で考えて新しいことをするというやりたいこととマッチしていると思ったからです。
また、世界的に活躍できる基盤があり、マーケットシェアも十分に占めていることも入社を決めた理由の一つです。

ー配属先が大倉さんにとってゆかりのない広島県と伺いましたが不安などありましたか?

もともと広島県勤務を前提として面接を受けさせていただいたので、ある程度覚悟はできていましたが、不安もありました。
短期的に考えると自分の慣れ親しんだ土地を離れる不安やリスクがありましたが、長期的に自分のやりたいことを優先して広島県にいく決意を固めました。

ー入社をしてからやってみたいことはありますか?

内定先企業は市場が海外で会議も英語で行われたりと、海外を相手に仕事ができる企業なので、それを活かせるような仕事をしてみたいと思っています。
最初の配属先は広島県ですが、ゆくゆくは海外の拠点にも行ってみたいと思っています。
また、就職活動を終えて改めて振り返ってみると、様々な現場で経験を積み、最終的には人事部門にいきたいと思っております。
理由としては、私は最初からスムーズに内定先企業にたどり着いたのではなく、自己分析などを通して行き着いた企業なので同じ境遇の学生をサポートしていきたいと思ったからです。

ーTECH OFFERを利用してみてよかったことはありますか?

私は当初、自分の研究や学んでいることを中心に企業を絞っていたので、新しく視野を広げるという点から、様々な業界の企業からオファーをいただき、自分がみていない企業を知る良いきっかけとなりました。
また、内定が取れない時期にはオファーを通して様々な企業から求められていることを知りそれが自信にも繋がりました。

ー最後にこれから就職活動を行う後輩へのアドバイスをお願いします。

企業の選び方と面接についてアドバイスをさせていただきます。
まず、企業選びですが何となく自分の研究テーマと近いなどで絞ると志望動機などがぼやけてしまい、良い結果を得られないことが多いです。
なので、早い段階から自分の興味の範囲を狭めずに色々な企業の選考を受けてみて、自分と一番話が合うところを見つけるとうまくいくと思います。
次に面接についてですが、面接の雰囲気は会社によってものすごく異なり、それにより話しやすさも変わります。
私が面接を受けた時はコロナウイルスの影響で全ての面接がオンラインであったため、雰囲気に飲まれそうになったこともありました。
おそらく、来年度以降の就職活動でもオンラインの面接が行われる可能性があるので、慣れるために早いうちから場数を踏んでおくことをおすすめします。
みなさん頑張ってください!

トップページに戻る