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TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

面接の機会を上手く活用しながら、自分のスキルを活かせる内定先を獲得!

K.H.さん

金沢工業大学
日本電産モビリティ株式会社

就職活動解禁1か月前に就職活動を始めたK.H.さんは、どのような就職活動を行っていたのでしょうか?

ーこのインタビューでは、K.H.さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERをご使用されたご感想についてお伺いしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
よろしくお願いいたします。
ーまずH.K.さんの研究内容から、簡単に教えていただいてもよろしいですか?
半導体をより効率的に加工するための加工方法の研究を行っています。半導体を加工する際に不要なものが付着してしまうと不良品として扱われ廃棄されます。廃棄が発生すると、半導体を改めて加工しなおす必要があるためコストがかかります。そのため廃棄を減らすために正確さと速さの両方を追及できる加工方法を研究しています。
ーコスト削減のために正確さと速さの両方を兼ね備えた効率的な加工方法を研究されているのですね。大学院に進学せず就職を選んだのはなぜですか?
高校時代も工業高校だったため難しい勉強を行ってきました。大学院に進学した場合、さらに内容が複雑になると考えたため、大学院への進学を選ばずに就職を選びました。また周りの9割程度の人も就職をしていたことも理由の1つだと思います。
ー高校から専門的な内容の学習を行い、大学の研究を通して自分のスキルを磨いてきたのですね。就職活動はいつから始めたのでしょうか?
就職活動を始めたのは、学部3年生の1月か2月だったと思います。大学が主催する企業の合同説明会に参加したことがきっかけでした。合同説明会に参加していた大手企業や自分が気になる企業の説明会に参加していました。また就活の流れなどは就職活動サービスが主催するイベント等に参加し、情報を得ていました。
ーまずは企業研究を行うことから始めたのですね。自己分析はどのようにされていましたか?
自己分析に関しては就活サービスが提供している自己分析ソフトを使用し自己分析の土台を形成しました。またエージェントなどを通してリクルーターの方と面談をし、形成した自己分析の土台を深めてもらいました。自分では得られない観点からアドバイスをもらうことができたため大変よかったです。
ー就活サービスやリクルーターなどを積極的に活用し就職活動を進めていたのですね。本選考に応募される時点では既に志望業界や職種は決まっていたのですか?
就職活動を始めたときから、自分の専攻内容を活かすことができる機械工学系という軸があり、特に自動車関連に興味を持っていました。それに付随して、IT系も現在人手不足の問題があるため、自分が活躍するチャンスがあるかもしれないと思い、視野に入れていました。
ー就職活動を始めた段階で、志望業界はある程度絞っていたのですね。本選考を進むにつれて、就活の軸がさらに明確になったタイミングはありましたか?
就職活動の軸が明確に定まったのは、就職活動を初めて2, 3か月程度たった時でした。設計ができる企業とIT系の企業の選考を受けていましたが、面接の際に「なぜ弊社を選んだのですか」と質問された時に、設計のほうが自分と会社を紐づけてやりたいことを説明することができました。そのことから自分はITよりも設計をやりたいんだと気づきました。
ー面接を上手く活用して、さらに自己分析を深めたのですね。実際に本選考の際に不安や困ったことはありましたか?
自分が1番苦戦したことは面接でした。面接が苦手で、自分の思っていることを上手く相手に伝えられず、はじめの頃は面接で不合格になることが多かったです。場数を踏むことも大事ですが、毎回の面接で何が悪かったのかを整理し、次の面接に活かすことで徐々に自分のことを上手く伝えることができるようになりました。
ー面接などの1つ1つの機会を大切にし、そこから学びを得ていたのですね。就職活動を続けながら研究も行うことは大変だったと思いますが、両立させるために工夫されていたことはありますか?
就職活動を始めるのが遅れてしまった理由としては、学校が忙しかったことがありますが、研究室は融通をきかせることができたため、本選考の時期は就職活動に集中して取り掛かることができました。その中でも趣味などでリフレッシュを行い、就職活動と研究の2つを継続させる意識はしていました。
ーご自身で上手く研究スケジュールを組みながら研究と就職活動を両立されていたのですね。それでは、最後にこれから就活を控えている方にアドバイスをお願いします。
大手の中には早期に選考を終わらせる企業もあるため、本当に大手を目指すのであれば早めから就職活動を本格的に始めるべきだと思います。研究などを理由に就職活動を始めるタイミングが遅くなってしまうと、チャンスを逃してしまうかもしれません。学年は関係なく、1年生でも早めに就職活動を始められるといいと思います。
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
ありがとうございました!