登録者情報
ニックネーム:Differential Evolution
横浜国立大学大学院 理工学府 / 22卒

選考企業情報
企業名:株式会社シノプス
職種:開発
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)

エントリーシート

大学・大学院時代に自分自身がオーナーシップを持って取り組んだ取り組みについて記載ください。

大学公認の管弦楽団に所属し、新たにヴァイオリンをはじめました。ただ一奏者として演奏するだけではなく、指揮法と管弦楽法を独学し必要に応じてプロにお伺いを立て、学生指揮者として体系的で実り多くも効率的な、そして文献からのアプローチと音楽性も欠かさず合奏練習の進行をしました。しかし様々な背景の仲間が「正解がない」という性質を持つ音楽を扱うため、意見の衝突により行き詰まる困難も多々ありました。そのようなときは極力多くの人の意見を汲み取り尊重し、時に寄り添い、時に裏から支え、時に前に立って場を回したり決断したりといった臨機応変な対応で、コミュニケーション能力とリーダーシップを培いました。加えて100人規模の練習スケジュール決定や練習場所確保、外部交渉・音楽監督をする役職で運営の中心を担ってきました。そこではクラウドサービスや関数・マクロを駆使したOffice程度ではありますが団にIT化をもたらしました。外部では自発的に他団体に呼びかけ協力を仰ぎ、学務に論理的説明を以てして環境改善を嘆願・実現(例:文化系サークル共用施設へのエアコンの導入)するなどしました。そして留学生を含め言葉の壁を越えた音楽での交流を行い、定期演奏会の成功という一つの目標を全員で達成しました。

説明会を聞いて、あなたがシノプスに入社して、将来やりたいことは何ですか?(200文字以上)

私が行いたいことは、貴社の需要予測・自動発注システムの機械学習化への転向による、適用先を問わないシステムの研究・開発です。先日参加させていただいた説明会と座談会で、貴社のシステムは現在エキスパートシステムによる実装であるとお伺いしました。エキスパートシステムは知識ベースと推論機構を中心にして知識獲得やその洗練を行い、実際の「専門家」のように振る舞うことができます。そのため、ルールの可読性や説明可能性が高く、ユーザ(導入先)にも広く受け入れられると考えます。しかしながら、貴社が今後小売りだけではなく幅広い業種に適用する汎用的なシステムを作ることを視野に入れたとき、ルールを人の労力によって定義しなければならないため、業界を横断する十分なルールを設計者が用意することは困難です。そこで、ニューラルネットワークや深層学習を含む機械学習への展開を行うことによる、探索空間の増大へのスケーラビリティを実現したいと考えます。しかしながら、機械学習はそのニューロンやネットワークの構造設計の最適化はブラックボックスであり、その挙動も一般の目には見えないものとなっており、依然として課題は残ります。そこで、1)私の専攻である最適化技術(進化計算や群知能)を用いてブラックボックス最適化を行い、これまでのエキスパートシステムを圧倒的に超えた問題解決を実現し、2)進化的ルール学習のような可読な記号の組合せによる説明可能なモデルによる研究・開発を行うことにより、導入先でも理解を得られるシステムの実現を目指します。現時点では機械学習に造詣は深くないのですが、貴社に入社させていただいた暁には、常に学ぶ姿勢を持って取り組みます。

各質問項目で注意した点

今考えると冗長だとは思うが、字数上限がないためできるだけ状況や人となりがわかるように詳細に書いていった。自分と会社の共通点やどれだけギャップがあるかを自覚している旨を伝えるようにした。

結果通知時期および結果通知方法

結果通知時期:4~5日以内 結果通知方法:メール