エントリーシート

研究テーマ（卒・修論内容）や専門的に学んだ分野について教えてください。

農学部では「Nostoc属シアノバクテリアの形態変化を誘導する物質に関する研究」というテーマで実験を行い有機化学や農学の知識を身に着け、化学物質の抽出・分解・合成などを通じ植物と微生物の関係を研究しました。大学院では「ウキクサLemna minorの生育を促進する根圏共生微生物に関する研究」というテーマで実験を行い分子生物学の知識を身に着け、タンパク質精製やの作用メカニズムの研究を行っています。

就職活動の軸とその理由を教えてください。

環境にやさしい製品を通じ世界を豊かにする職に就きたいと思っております。理由は近年プラスチックごみ問題が生活を豊かにした代償として表面化し、持続可能社会が叫ばれる中で自身も行動を起こしたいと思いました。さらに製品であれば消費者へ供給した時のやりがいとともに使用時の課題を実感しやすく、また留学生と接する中でも日本の高い技術を海外で活かすことが持続可能社会実現への近道だと感じているからです。

志望理由

御社はメーカーであり素材の研究を行うとともに海外進出が盛んなため、自身の化学の専攻を生かしつつ世界に日本の技術を広め、生活に欠かせない衣料部品の研究を通じて環境問題解決に貢献できると思ったからです。

意欲的に取り組んだことと、1番印象深いこと。

大学4年間学業と両立してずっと励んだ弓道部での活動で、特にインカレ団体準優勝の経験が印象に残っています。単純なあこがれから初心者として入部しましたが、同期や先輩方の熱い弓道魂に感化され、必死に背中を追いながら熱心に夜遅くまで稽古しました。努力は実を結び2年生の頃には実力が付いたことで選手となり、部で掲げた「全国優勝」の目標に向けてがむしゃらに練習し試合に臨みました。基礎練習を大切にし、先輩方の指導を1つ1つ実行した結果、団体戦でも自信をもって戦え、部活で歴代最高成績の準優勝を達成しました。この時学んだ常に向上心を持ち、仲間を信じながら日々努力することの大切さは今日の研究活動にも活きています。

協力した経験

弓道部で4年生の時に道内大会の大会委員長を務め、役員とともに運営の刷新を実現しました。選手として活躍する中で道内大会の運営方法に課題を感じ、大会委員長に就任することで改革を図りました。役員は自校だけでなく他大からも招集することで意見の偏りを防ぎ、会議を頻繁に開くことで課題解決と信頼関係の構築を図りました。私自身が各人の意見を尊重し、意見の良い部分をまとめる方針をとるようにしていたため、役員自身も主体性を持ちながら共通の方針に納得し、一丸となって大会の運営改善を達成することができ、ご好評を頂きました。ここで培ったコミュニケーション力と統率力も現在の糧になっています。