こんにちは!理系就活情報局です!
コロナが流行し出し3年が経とうとしている中、世の中ではコロナとどのように共存するかという流れが見受けられています。
まさに、就活もコロナ禍でどのように進めていくかは身につけていきたいポイントにもなってきます。
そのような中、今回はオンライン就活についてメリットやデメリットなど気をつけていきたい注意点などを紹介していきたいと思います。
オンライン就活において知っておくべきこと
まず最初にオンライン就活において知っておくべきことを紹介していきたいと思います。
オンライン就活の現状
コロナ によってオンライン就活が浸透してきている現在、就活開始時期の早期化が見受けられているのが現状です。
理系ナビによって23卒の学生を対象に行われた2022年6月のアンケートによると、2021年4月の時点で28.1%の学生が既に就活を始めていることが発表されました。
参照:23卒理系就活生の93.5%がインターンシップに参加(3年連続増)/2023卒 理系就活生動向調査レポート【7月速報】
22卒の学生の17.3%が2020年4月に就活を始めているデータと比べると、実際オンライン就活が主流になってきている現在、就活の開始時期が早まってきているのがわかるでしょう。
オンラインになって変わったことは?
オンライン就活が浸透してきている現在、就活開始時期が早期化している他にも従来と比べると変わっているポイントがいくつか挙げられます。
ひとつ挙げられるのがオンラインならではの機械トラブルが見受けられます。
実際、オンラインで面接となると、対面の時と比べ、機会を通して面接官と会話をしなければならないため、電波の調子や環境を整えないと満足したオンライン就活が行えなくなってしまう場合があるでしょう。
オンライン就活における失敗
様々なことがオンラインに変わってきた現在、オンラインならではで見られる失敗というのも挙げられます。
失敗の一つとして挙げられるのが、オンライン説明会において、聞くだけで終わってしまい、あまり得るべきものを得られなかったことがあげられるでしょう。
オンラインになり、説明会も従来と比べ簡単に参加できるようになったことで事前準備をあまりせずに説明会に参加してしまうことが起きてしまいます。
そのようなことから、自分が何を聞きたいのかなどを聞けずに説明会が終わってしまうことが失敗例の一つとして挙げることができます。
気の緩みや準備不足というのは今までとは違った形の失敗例をもたらすため、しっかり準備をしてオンライン就活に望んでいきたいですね。
オンライン就活におけるメリット、デメリット
オンライン就活が主流になってきているこのご時世、従来の就活方法と比べるとどのような点が有利でどのような点が不利になってきてしまうのでしょうか。
ここではオンライン就活の良いところ、悪いところをそれぞれ紹介していきます。
メリット
主なメリットとしてあげられるのが3つあるとされています。
1つ目がオンラインで企業先に直接出向かなくて良くなった分、交通費の削減が挙げられます。
株式会社学情によって2020年に行われたwebセミナー、web面接に関する調査によると7割の学生がオンライン面接の1番のメリットが交通費の削減と答えたデータが出ています。
参考:7割の21年卒学生がオンライン就活を経験。学生が感じたオンライン面接のメリット・デメリットとは
次に多かったメリットは移動時間の節約ができること、次いで時間に自由を持てることなどが挙げられました。
このようなことから、主にメリットとしては企業に直接出向かなくなった分の時間を有効活用できることがオンライン就活の大きなメリットとして挙げられるでしょう。
デメリット
オンライン就活によって時間に自由を持てるようになった一方、デメリットも忘れてはいけません。
同じく株式会社学情によって行われたデータによると約6割の学生が雰囲気のわかりにくさや、熱意を十分に伝えるのが難しいことがデメリットであると回答しています。
今まで直接企業側と会って面接をしていたのが、画面を介してしまうとその分コミュニケーションに制約がかかってしまうことがあるでしょう。
オンライン就活における3つの壁
メリット、デメリットに加えてオンラインならではの今までにはなかった壁が就活生を待ち構えていることも見受けられます。
ミスマッチの可能性
irootsという新卒向けスカウト採用を運営しているエン・ジャパンが公表した学生からのオンライン就活の印象に関する調査で、ミスマッチが起こってしまう不安がオンライン就活を行う中での壁として挙げられています。
オンラインであると、可視化できる部分がかなり限られてくる分、今まで総合評価として見てきた面接への姿勢、態度そして身だしなみ、声の大きさなどの判断が難しくなってきています。
企業側は判断材料が少なくなってしまった分、少ない材料で判断せざるを得ず、ミスマッチが増えてしまうのです。
企業選びが難しい
オンラインで様々な企業の会社説明会に参加でき、企業選びにおける迷いが大きくなっているということが壁として挙げられます。
選択肢が多くなった分、自分はどの企業に興味があるのかという観点から迷いが生じてしまい就活を本格的に始めるための支障となってしまうことが挙げられます。
また、企業選びにおける迷いに続き、オンライン化によって数多くの会社説明会などに参加ができるようになると就活をしている気になってしまうこともネックです。。
目的もなく会社説明会に参加してしまうと蓋を開けてみれば就活が前に進んでいないことも多々あります。
企業研究がしづらい
オンラインになってしまうと、収集できる情報に限りが出てきてしまうため、うまく企業研究に取り組めないのが現状です。
企業研究がうまくいかなくなってしまうと選考過程において志望理由や企業側に伝えたいことがうまく固まらなくなるため、深く企業を追求できないことがオンライン就活ならではの壁として挙げられるでしょう。
また、終始オンラインで就活をしてしまうと、会社の雰囲気や人間関係などの細かい部分の調査もできないため、ミスマッチにも繋がってきます。
オンライン就活における3つのポイント
オンラインならではの学生がぶつかる就活の壁に備えて、オンライン就活ならではの抑えるべきポイントを最後に紹介していきます。
①周りの環境に気をつける
オンライン就活はどこからでも受けられるのがメリットの一部として挙げられるでしょう。
しかし、オンライン面接を受ける場合などはしっかり静かな場所やカメラに自分以外映らないような個室の空間で受けれることがオンライン就活におけるポイントの1つとなっています。
マイクはかなり広範囲の声や音を拾ってしまうため、周りが騒がしい場所などで面接を受けてしまうと面接官も自身も気が散ってしまい、万が一の場合は合格につながらない要素となってしまう場合があります。
また、背景などもシンプルな壁に自分の顔だけが写るようにしておくほうが好ましいと言えるでしょう。
面接官の価値観によっては背景が散らかっている学生を整理整頓ができない学生であるなどの判断をされてしまう場合があり、背景にも気を使って面接を受けるなどの配慮がオンライン就活における1つのポイントです。
②パソコンやスマホなど機械をチェックしておく
次に挙げられるポイントとして、パソコンやスマホなどの利用する機械のコンディションをチェックしておくことが挙げられます。
面接中に機械に不具合が生じてしまうと、焦ってしまい、それまで練習してきた成果が存分に発揮できない結果に繋がってしまうこともあり得ます。
オンライン面接などは今までの就活と違って自分ではコントロールできなくなる部分も増えるため、そのような問題は事前からしっかり点検や練習を重ねてシナリオを練っておくと本番においてトラブルが発生した場合も落ち着いて対処できるでしょう。
③準備をしっかりする
最後のオンライン就活におけるポイントが、何事もしっかり準備をしておくことです。
前述したようにパソコンなどのシナリオを練ることなどはもちろん、カメラに目線を合わせる練習をするなどの準備が重要になってきます。
他にも、カンペやメモなどを画面に映らない場所に用意しておくと良いでしょう。
オンラインという慣れない環境にもメモをおいておくなどの準備をすることで今までと同じような形で就活を進められます。
まとめ
今回はコロナ禍ならではのオンライン就活というかなりホットなトピックを深堀、解説してきました。コロナが収束したのちでも、オンラインはこれからの選択肢のひとつとして主流になってくることが期待されるため、オンラインにおけるメリットやデメリットを踏まえることはこれからも重要になってくるでしょう。オンラインにおいて抑えるポイントをしっかり踏まえて環境に左右されないように準備万全に就活を進めていきましょう。