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INTERVIEW

TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

業界ではなく自分の就活軸で志望企業を絞ることで、内定を獲得!

K.S.さん

東京工業大学
株式会社構造計画研究所

早期から就活軸を変えずに就活を終えたK.S.さんは、どのように就活軸を見つけたのでしょうか?

ーこのインタビューでは、K.S.さんの学生生活や就職活動、さらにTECH OFFERをご使用されたご感想についてお伺いしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
ー早速ですが、K.S.さんの研究内容を簡単に教えていただけますでしょうか?
機械の振動について研究しています。具体的には医療用の器具に使用されているドリルの振動が医者にどのように伝わっているのかを調べています。医療用ドリルは人が使用するため、ドリル自体がどう動いているかを定量化することが難しく、経験や感覚を頼りに扱っているのが現状です。ドリルの動きを定量化することで、新たに医療器具を使用する医者が感覚で使い方を学ぶのではなく、より効率的に訓練を行うようになると考えています。
ー医療に関連した分野の研究をされているんですね。学部生の頃から院進を考えられていたのでしょうか?
院進をした大きな理由としては、学部で培った力では就職できないと思ったからです。実際今でも学部生の力では就職は厳しいと思っています。また周りで院進する人が多かったことも1つの理由です。
ー自分の専門性を高めることに重要性を感じているのですね。次に就活の話を伺いたいと思います。就活を始めた時期はいつ頃でしたか?
インターン参加を本格的に考えて調べ始めたのは大学院1年の5, 6月くらいでした。大学のOBから就活は自己分析から始めたほうがいいとアドバイスをいただいていたので、自己分析から始めました。初めは自力で自己分析を行っていましたが、自己分析のメインにしているインターンに参加することでより納得いく自己分析を行うことができました。自己分析と並行してナビサイトにも登録して業界研究も行っていました。
ー就活を始めた段階から、自己分析と業界分析を並行して行っていたのですね。実際にインターンに参加されて、得たことはありますでしょうか?
実際に参加できたインターンは少なかったですが、参加した企業の業界や自分に適している仕事かどうかを比較することができてよかったです。また勉強会のインターンもあり、自分の力を身に付けることもできました。インターンには目的意識を高く持って参加することがベストではありますが、少しだけ興味がある場合でも参加することで得られる価値はありました。
ー参加できるインターンに参加し、積極的に企業と関わる機会を取りに行っていたのですね。就活を進めるにあたって困ったことはありましたか?
研究と就活を両立するために、就活の時間を自分でつくらないといけないことが大変でした。さらに就活について話をする人が周りにおらず、情報集めなどを1人で行うことが大変でした。
ー研究と就活の両立は多くの理系学生がぶつかる壁ですよね。K.S.さんはどのように乗り越えたのですか?
自分が就活をしていた頃は、ちょうどコロナの影響で研究のために研究室に行く必要がなく自由に就活を行うことができました。そのため比較的就活の時間を確保しやすかったと思います。就活と研究の両立に関しては研究室によって変わってくると思うので、もし就活をメインでやっていきたいと思う人は、就活と両立できそうな研究室を選ぶことも1つの選択肢だと思います。
ー自分の研究室のスタイルに合わせて就活も進めていたのですね。実際に就活の軸が決まってきたのはいつ頃でしたか?
夏のインターンに参加する際に志望動機を考えていたため、その頃には就活の軸の大きな方向性は決まっていました。その後本選考に進むまでに、より具体的な就活軸を形成していきました。そのため本選考は業界で絞らず、軸に合う企業を複数受けていました。
ー結構早めの段階から軸を変えずに就活を進めていたのですね。選考の過程で苦労したことはありましたか?
選考で苦労したことは面接の練習の場所が無かったことです。インターンの面接と異なり、対面が多かったため緊張しました。事前に想定質問などを準備し、緊張を見せずに自信を持つように意識していました。また話すときも軸がずれないように話すことを意識していました。
ー自分の伝えたいことを面接の場で伝えられるように、自分なりに意識されていたのですね。それでは最後に、これから就活を控えている方にアドバイスをお願いします。
早めに就活を始めることは当然ですが、自分が周りに相談して就活を進められなかったことを考えると、周りの人の力を借りたり、助けを求めたりしながら就活を進めることができるといいと思います。
ー自分の経験から素敵なアドバイスをありがとうございます。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
ありがとうございました!