こんにちは!理系就活情報局です!
大学生活において力を入れてきたこと「ガクチカ 」は、就職活動においてとても重要になってきます。
しかし、学生生活を振り返ってガクチカ が思い出せない!という方もいるのではないでしょうか?
それでも、大丈夫です!今回はガクチカ を見つけ出せるコツを紹介していきます。
そもそも、企業がガクチカを聞く理由とは?
まずはじめに、面接において企業がガクチカを聞く理由を説明していきましょう。
ガクチカ が必要な理由を知ることで意外なことがガクチカ として就活で役に立つかもしれません。
モチベーションと経験
まず1つ目の理由として挙げられるのが、企業は学生のモチベーションと経験を見るためにガクチカ を聞いてきます。
企業側は、入社後もモチベーションを持って仕事に取り組んでくれる学生を求めています。
なので、学生時代に、自分でなぜその経験や行動をしたのか、または頑張って続けることができたのかモチベーションの部分を伝えるのは非常に重要になってくるポイントです。
モチベーションを語ることで企業の仕事内容と学生の意欲が釣り合うのか相性も見極められるため、さらに重要になってきます。
物事への取り組み方
2つ目の理由として挙げられるのが、物事への取り組み方を見極めるためです。
モチベーションの他にもガクチカ として頑張ってきた物事へどのように頑張って取り組んできたのかも大事になってきます。
例えば、どのように課題に取り組んで、どんな解決策を思いついたのか、そこからどのようなことを学んだのかと言ったPDCAサイクルなど物事への取り組み方が評価されることが多いです。
このような思考力は、入社後に仕事における課題においてどのように対処してくれるのかを見極めることにつながってきます。
ガクチカの伝え方
3つ目のポイントとしては、ガクチカ を企業側にどうやってわかりやすく伝えられるかコミュニケーション能力の部分を見極めるためにガクチカを聞いてきます。
社会人になるとは会社内での報告はもちろん、顧客や外部の方とのコミュニケーションも簡潔にわかりやすく伝えられるのはとても重要になってくるポイントです。
ガクチカで用いられるトピック3選
次に、就活生の中で多く挙げられるガクチカのトピックを挙げていきます。
他の就活生がどのようなことをガクチカ として挙げているのかを知ることで、自分のガクチカ としても使える経験を見つけ出せきるかもしれません。
サークル活動
まず最初に多く挙げられるガクチカ のトピックはサークル活動です。
大学におけるサークルは人数が多いこともあり、チーム、組織における学びを得るられます。
企業においても仕事をチーム単位で行うことが多く、サークル内の学年、学部、役職は社内の年代、職種、役職に似ており、入社後にどのようにグループの中で行動できるかをアピールしやすい場となってきます。
また、グループをまとめる際のマネジメント力やリーダーシップ力といった力もガクチカ として紹介しやすいです。
学年を重ねる中で、役職につく学生は多く、自分は与えられた役職においてどのようにサークル活動に貢献してきたのかをアピールできます。
アルバイト経験
次に挙げられるのがアルバイト経験です。
アルバイトをガクチカ にする際に注意しなければいけない点として、アルバイトをしている就活生は多いことから、笑顔で接客したなどの、具体性がないエピソードを取り上げることがないようにしなければいけません。
アルバイトの種類によってガクチカ として具体例を述べることが違ってきます。
例えばカフェでアルバイトをしていたら、接客における解決策や企画を提案することができたことが挙げられます。
塾講師をしていたのなら、職場の雰囲気にどう貢献したのか、生徒にモチベーションを与えるためにどのようなことをしたのかを挙げられるでしょう。
留学経験
最後に人気なのが留学経験です。
留学経験をガクチカ として述べることで、行動力をアピールすることや志望動機などに一貫性を持たせられます。
留学経験は、異国の地に友達や知り合いがいない中で勉強をしにいく経験なので、未知の世界に足を踏み入れた行動力をアピールしやすいです。
また、留学を通して身に付けた語学力などから外資系や総合商社などの英語を使える環境を与えてくれる企業に応募する機会が多くなると思います。
そのようなことから、留学経験を志望動機に紐付けできることや入社後のモチベーションなどにつなげることで一貫性を持たせられるのです。
やっぱりガクチカが見つからない時の解決方法
大学生活を頑張って振り返ってもあまりガクチカ として使える話や経験が見つからない場合もあるかもしれません。
それでも安心してください!ここではガクチカ が見つからなくても絶対見つかる3つのポイントを紹介していきます。
日常を可視化する
1つ目は日常を可視化することです。
自分の日常を振り返り、一覧化することで、自分では日頃気づかなかった意識していることや癖を見つけ出せます。
ここでのポイントは、朝起きてからすることをしっかり書き上げた上で、具体的にどのようにその行動を行っているのかを書き出すのが大事になってきます。
例えば、通学中の電車内でも本を読んでいたりビジネス系のyoutubeを見ていることは、日頃から何かを学ぼうとしている姿勢へと結びつけられます。
自分が特に気をつけていることや行動をピックアップする
2つ目は、自分の中で特にこだわりのある行動や意識していることをピックアップすることです。
日常を可視化した上で、これはあまり他の人が行っていなさそうだなと言った行動を取り上げることで他者との差別化につなげられます。
例えば、前述に続き、ビジネス系のyoutube をスキマ時間に見ることや、朝はしっかり太陽を浴びることなど、少しずつあまり大多数の人がしていなさそうなことをピックアップすることでガクチカ を語るのに困ることはありません。
今やっていることを深堀する
3つ目は、今やっていることを深堀することです。
日常を可視化して、自分が意識していることを取り上げたら、次はそれらをもっと深堀していくことがガクチカ へとつながってきます。
例えば、朝に日光をしっかり浴びると体がしっかり目覚め、その日のパフォーマンスの向上に繋がるために意識しているとしましょう。
なぜパフォーマンスを向上していきたいのかを付け加えることで、1日の達成度や充実度を挙げることにつながってきます。
1日の達成度を挙げるために日光浴をするのは立派な学生時代に頑張ってきたことに繋がるのです。
理系学生でもしっかり豊富なガクチカとは?
最後に、理系学生に特化したガクチカ を紹介していきます。
理系学生は研究が多く、あまり課外活動に力を入れることができずガクチカ を探すのにてこずってしまうことがあるかもしれません。
しかし、意外にも身近なことがガクチカ として使えることもあるのです!
研究活動
まず、理系学生の特権のガクチカ エピソードといえば、研究活動です。
学生時代に行ってきた研究をアピールすることで自身の強みや専門分野をアピールできます。
また、面接官が専門分野についてあまり知らない場合は、面接官の興味を引き出すことができ、自身の熱量を伝えられます。
自身の熱量を伝えることは、学生時代に一生懸命頑張ってきたこと、まさにガクチカ であるので面接においてとてもアピールしやすくなってくるのです。
学業と私生活の両立
研究活動以外にも、学業と私生活との両立はとても大きなガクチカとなります。
この際に気をつけなければいけないことは、しっかり「なぜ」と、「どのように」という過程の部分を取り入れるのを忘れないように伝えていくのが肝心になってきます。
研究やバイトから得た成果も十分に大事な一方、自身がどのように研究をする上でぶつかってしまった課題にどう取り組んできたのかです。
また、研究仲間とどのように計画を立てて、研究を成功に導いてきたのかも大事になってきます。
一方、私生活においては忙しい研究活動の中どのようにアルバイトなどと両立していったのか、が大事になってくるのです。
課外活動以外にも学業と私生活だけで十分ガクチカ としてアピールできるのです。
これだけは知っておきたいポイント(まとめ)
今回は、ガクチカ について解説していきました。
いざ、就職活動にむけてガクチカ を探すとなると思い当てはまるものがなくとても難しいかもしれません。
しかし、ガクチカは意外にも身近なところに転がっているものです。
自分の行動をしっかり深堀し見つめ直すことで企業にアピールできる素晴らしいガクチカを考えられます。
何事も成果だけでなく、自身がどのように物事に取り組んだのかなどの過程がとても重要になってくるので、どんなに小さなことでも過程をしっかり述べることができれば、それは立派なガクチカ です。
自身の軸をしっかりアピールできるようなガクチカ を見つけて満足できる就活をしていきましょう!