理系学生で就活を始めると、企業が開催するさまざまなインターンシップに触れる機会が多くなります。
インターンシップに参加することで、選考で有利になったり、企業との相性を判断できるなど多くのメリットが存在します。
そんなインターンシップですが、いざ参加しようと思っても、どのようにインターンシップの情報を探して参加すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、理系のインターンシップに関する情報をまとめたインターンシップサイトを5選紹介していきます。
インターンシップに興味があるけれども、どのように情報収集すればいいか分からない理系学生の方はぜひ参考にしてみてください。
理系インターンシップにはどのような特徴がある?
ここでは理系インターンシップの特徴について解説していきます。
実はインターンシップの中でも、理系学生のみを対象としたものや、推薦枠を設けてるものが存在します。
そのため、理系学生で理系企業を志望している場合は、理系インターンシップを利用した方が良いでしょう。
理系学生のみを対象としたインターンシップがある理由
理系学生のみを対象としたインターンシップが開催される理由は、開発職や研究職といった専門的な知識を求められる職種で募集をおこなっているため、採用の段階で学生とのミスマッチを減らす目的が企業にあるからです。
例を挙げると、ソフトウェア開発や商品の安全性を確認する品質分析の業務を行えるインターンシップなどが存在します。
こうした専門的な業務をインターンシップで体験することで、企業と学生の相性や業務の知識に対する習熟度などを判断できるため、理系学生に限定したインターンシップが開催されています。
推薦枠が用意されている
理系インターンシップには、推薦枠が用意されているものもあります。
所属している大学と企業が提携している場合に、理系学生用の推薦枠を設けている場合があり、インターンシップ参加のための選考が免除されるメリットがあります。
理系学生は、専門的な知識や業務に欠かせない論理的思考力などを備えている場合が多いため、企業側も積極的に理系学生を採用したいと考えています。
インターンシップに参加して企業側に優秀な人材であることをアピールできれば、その後の選考も有利に運ぶ可能性が高くなるでしょう。
こうした推薦枠は大学のキャリアセンターでわかるため、積極的に利用することをおすすめします。
理系就活生がインターンシップに参加する重要性とは?
ここでは、理系就活生がなぜインターンシップに参加するべきなのかという点について解説していきます。
具体的には以下の点からインターンシップ参加が重要となります。
- 就活を有利に進められる
- 人脈を広げられる
- 仕事への適性を判断できる
就活を有利に進められる
理系就活生がインターンシップに参加することで、就活を有利に進めることができます。
特にインターンシップに参加した企業の採用選考を受ける場合、非常に有利に選考を進めることができるでしょう。
なぜかというと、エントリーシートや面接などでの志望動機としてインターンで経験したことを伝えられるため、志望動機の説得力を挙げられるからです。
さらに、面接で「他社ではなくなぜうちなのか?」という質問に対しても、インターンシップで企業で業務経験をし、社内の人に魅力を感じたとなどのように回答できます。
インターンシップの経験を活かして就活に臨めるため、インターンシップに参加していない理系学生と比べると有利な点が多いというのが大きなメリットです。
人脈を広げられる
理系就活生がインターンシップに参加することで、人脈を広げられるというメリットも存在します。
インターンシップでは他の大学の学生とも交流でき、就活に関するさまざまな情報を共有することができます。
他の大学の就活事情を聞ければ、自身の就活のモチベーション向上にもつながりますし、他の学生よりも遅れていれば自身の就活に緊張感を持って取り組むことができるでしょう。
さらに、インターンシップを通して企業の人と良好な関係を築ければ、OB訪問をさせてもらえる可能性もあります。
OB訪問ができれば、面接やエントリーシートの対策も行いやすくなり、志望企業に入社できる確率も上がるでしょう。
人脈が増えることで就活に大きなメリットがありますので、積極的に参加することをおすすめします。
仕事への適性を判断できる
最後のメリットは、仕事への適性を判断できるという点です。
インターンシップに参加することで、企業での実務を体験することができ、働くイメージもしやすくなります。
そして、志望している企業での仕事に対する適性を判断することは非常に重要となります。
もし、適正のない仕事についてしまった場合、仕事に対してやりがいを感じられずに日々を過ごすこととなり、成果を挙げられずに社会人生活を送ることとなってしまうでしょう。
インターンシップを通して、企業業務との相性があっているかどうかを判断できれば、企業で活躍できる可能性も高くなり、仕事に対する幸福度も高くなります。
インターンシップへの参加は、就活面でのメリットだけでなく、その後の社会人生活を幸せに送ることができるかどうかにも関わってきます。
理系就活生が利用すべきインターンシップサイト5選
ここでは理系就活生が利用すべきインターンシップサイトを5選紹介していきます。
具体的には以下のサイトが挙げられます。
- ワンキャリア
- 理系ナビ
- JEEK
- アカリク
- 企業のインターンシップサイト
ワンキャリア
【引用】ワンキャリア
まず1つ目のサイトは「ワンキャリア」です。
ワンキャリアは、さまざまな企業のインターンに関する情報を掲載している就活サイトです。
ワンキャリアのサイトからインターン企業を探して情報収集をしながら、そのままインターンに応募することもできます。
インターンを募集している企業を探すには、うってつけのサイトと言えます。
理系ナビ
【引用】理系ナビ
2つ目のサイトは理系ナビです。
理系ナビでは「理系インターンナビ」というサイトを運営しており、理系に特化したインターンシップの情報を掲載しています。
理系学生を対象としたインターンシップの応募も可能なので、理系企業への就職を考えている理系学生はぜひ活用したいサイトの1つです。
JEEK
【引用】JEEK
3つ目は「JEEK」というサイトです。
JEEKでは、インターンシップに特化して企業のインターンシップ求人情報を掲載しています。
職種や業界、応募条件なども細かく指定して応募企業を検索できるため、インターンシップに参加したい企業をこだわって探したい場合には有効なサイトと言えるでしょう。
アカリク
【引用】アカリク
4つ目は「アカリク」というサイトです。
アカリクは大学院生やポスドクを対象とした就活サイトで、インターンシップに関する情報も大学院生やポスドクに限ったものが多く掲載されています。
大学院生やポスドクの方でインターンシップに関する情報の収集や企業への応募を検討している方はぜひ利用したいサイトの1つです。
企業のホームページ
最後の5つ目は「企業のホームページ」です。
基本的には企業のホームページにアクセスすることで、インターン募集などの情報を閲覧することができます。
インターンの情報収集をしている際に、気になる企業を発見した場合は、個別の企業のマイページに登録しておくこともおすすめします。
次回のインターン情報や選考に関する情報も入手できるためです。
理系就活生が参加するインターンシップの種類とは?
ここでは理系就活生がさんんかするインターンシップの種類について解説します。
具体的には以下の3種類があります。
- 技術・研究職のインターンシップ
- 開発・エンジニア職のインターンシップ
- 総合職のインターンシップ
技術・研究職のインターンシップ
1つ目は技術・研究職のインターンシップです。
技術・研究職のインターンシップでは、主に研究職や設計開発職の業務を体験できるため、大学の研究で得た知識を活かしたいと考えている方におすすめのインターンシップです。
技術・研究職のインターンシップは基本的に大学で研究している内容を企業で行う形となります。
例えば、電気工学などを専攻していれば、電気に関する技術開発などを体験することが可能です。
開発・エンジニア職のインターンシップ
2つ目は開発・エンジニア職のインターンシップです。
開発・エンジニア職のインターンシップでは、主にエンジニア職を対象としたインターンシップが行われており、理系の一般的な知識を活かすことができます。
例えば、エンジニア職では論理的思考力が求められる場面も多く、多くの企業でも理系学生を採用したいと考えています。
大学の研究とは違う道を考えており、理系全般の知識を活かしたいと考えている方は、開発・エンジニア職のインターンシップもおすすめです。
総合職のインターンシップ
3つ目は総合職のインターンシップです。
総合職は基本的に文系学生を対象としてインターンシップを開催しています。
そのため、理系で学んだ知識を活かせる場面は少なくなります。
例えば、営業職のインターンシップでは、顧客とのコミュニケーションを中心とした営業活動を体験するため、理系の専門的な知識が必要とされる場面は少ないでしょう。
理系企業への就職は考えておらず、営業を中心とした職業に興味がある方はおすすめのインターンシップです。
これだけは知っておきたいポイント(まとめ)
理系就活生がインターシップに参加することで、就活が有利になったり、仕事への適性を判断できたりと多くのメリットが存在します。
インターンシップに関する情報を収集したり、企業に応募する際は今回紹介したインターンシップに特化したサイトを活用した方が良いでしょう。
インターンシップを積極的に活用し、理系学生の就活を成功させましょう。