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INTERVIEW

TECH OFFERを利用して、内定を獲得した先輩の声を紹介します。

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INTERVIEW

【東邦大学の理系学生】思わぬ出会いが就職活動を救った!納得の内定獲得へ!

鶴岡千穂さん

東邦大学
富士テクニカルリサーチ

東邦大学の理系学生鶴岡さんの就職活動|オファーを通じて思わぬ企業へ就職決定!?

ーはじめまして!本日はよろしくお願いします。
早速ですが、鶴岡さんの経歴やプライベートを教えてください!
千葉銚子市出身で、大学からは、自立という意味で実家を出て1人暮らしなさいという家の方針があったので、かれこれ6年間ほど一人暮らしをしています。そのためアルバイトで生活費を稼がなければいけなくかなり注力していました。
ーアルバイトは何をされていたのですか?
塾講師を5年間ほどやっていました。塾の中で最長記録更新しました(笑)
対象は小学3年生から高校2年生までと、幅広い年齢の子達に教えていましたね。今年は大学最後の年で研究に集中したいということもあり、修士1年の2月頃に中断し、今は研究の毎日ですね。
ー生活費を稼ぐためにアルバイトしながら、やりたい学問の素粒子を学び…大変ではなかったですか?
そうですね本当に大変でした。学部1.2年生の時に週3で入れていたアルバイトが学部4年生や院生になりで学業・研究がかなり忙しくなり、辞めようか悩んだ時期もあったのですが、塾長が週1でも是非続けて欲しいと引き止めてくださったり、塾の理解があって、なんとか約5年間も両立を頑張りきることができました。
ーそのような忙しい両立生活をしていく中で、息抜きや趣味はありましたか?
学部4年からメダカの飼育を始めましたね。メダカって成長してもあまり大きくならないので、何かペットを飼いたいと思った時に気軽に始められました。飼い始めて2.3年ですが、今ではメダカの中でも新しい赤ちゃんが生まれたりで世代交代しながら自分の部屋の水槽で元気に泳いでいます(笑)そういう泳いでる姿に可愛いなぁと癒されます。
ー素敵ですね!メダカの飼育って小学校を思い出します!
そうなんです、唐突に「そういえば小学校でメダカ飼育してたなぁ」と思い出して、小学校で簡単に買えるなら自分の部屋の中でもいけるんじゃないのかな?と思いましたね。犬や猫に比べ管理のしやすさや飼いやすさがあるなと思いました。
一人暮らしの寂しさと忙しさで思うところがあったのか唐突に買おうと見切り発車で飼い始めました(笑)最近メダカも品種改良が進んでて種類が多くて色んな色やラメが入っているメダカがいるので、可愛いなあと癒されています!
ー東邦大学選んだ理由やきっかけはありますか?
元々中学の時から宇宙に興味を持っていました。高校に進み、宇宙の分野と関連がある素粒子の分野を知ったことで、物理系の大学に行こうという決意していて、素粒子が学べる大学を探していました。そんな時に担任副担任の先生に、「鶴岡さんにピッタリの大学があるよ」と紹介されたのが東邦大学でした。オープンキャンパスや資料を見て、自分の学びたい分野だと感じ入学しましたね。
ー東邦大学の特長は何ですか?
素粒子が院からではなく学部生から学べるのは珍しいことで、更に珍しい機械である原子核乾板があります。素粒子をうつす写真のようなものを取り扱っており、私立大学でこの機械があるのは少ないんですよね。また、理工キャンパスでは珍しく女子学生が多くて、半分くらい女子なんです、その点でも過ごしやすさもありましたね。他の大学に出張行っても圧倒的に男子学生が多いので、改めて東邦は女子が多くて珍しいのだなと感じます(笑)
ー今の研究内容を教えてください!
原子核乾板を使った検出器を自分で作って自分で性能評価をするということをしています。
素粒子実験でよくある事なのですが、規模が大きい実験で、世界の色んな大学が集まって、なにか大きな施設を作ったり使ったりするので、個人でどうこうできるようなレベルでない実験ばかりなんですね。
自分の研究は、大きい実験の中のごく一部の検出器に対してですが、実験の政治的な都合もあり、私のみが実験の中で検出器を研究してる人がいないということで、「自分しかやってる人がいないんだ」ということを知らされて、責任感や少しの優越感も込み上げてきました。だからこそ、残りの1年は自分のできる限りのところまで研究し尽くそうと決めましたね。研究の最前線をやっているんだ、というのが研究をやる上でのモチベーションの1つとなっていますね。
ー就活はいつ頃から、どういう流れで就活しましたか?
修士1年の2月末くらいですかね。周りと比べてかなり遅かったと思います。
研究の忙しさやドクターに進もうと考えていたので、就活に対して足踏みしてた形でした。
その考えを周りの先輩たちや先生に相談した時に、ドクターだけだと本当にいけるか分からないから、社会勉強という意味も兼ねて一旦就活頑張ってみなさいとの言葉をもらい始めることにしました。
遅い時期のスタートと自分から一から探しにいくのも時間が無いということで、まずはエージェントやTECH OFFERに登録して、キャリア形成等をしていきました。何かしら作る技術職が良いというのは決めていて、業界は絞りすぎず広い視野で見ていきました。技術職は、自分の手で何かを作りたいという強い思い入れがありました。「自分で作って自分で評価をして」という研究活動のやりがいを通して芽生え始めたものかなと思います。ですが、広く見つつも漠然と製造系に興味あるなと思い、その分野を検索して探したり見ることが多かったですね。
ーTECH OFFERを使い始めたのはいつくらいですか?
3月頃だった気がします。自分の学んできた研究内容を仕事に活かしたいという気持ちはありました。オファーについては、例えばモンテカルロのシミュレーションなど、自分の分野に少し関係ある企業さんから何社かオファー頂いたりしました。その中から数社選考に進みましたね。
ー就職先の富士テクニカルリサーチからオファーをもらったときはどう思いましたか?
ITは最初そこまで視野に入れてなかったので新鮮でした。直接ものを作るという意味では近くないが、自分で解析をしてシミュレーション、データを取り扱うという部分で近いことから興味を持って選考にどんどん進みました。選考進んでいく中で、面接官の方のお人柄がすごく楽しそうにお話されるところを見て、人の部分でも惹かれました。
ー今まで製造系をメインで見ていた中で、視野になかったITの分野に力を入れる富士テクニカルリサーチに進もうと思った部分、詳しく伺いたいです!
私は、オファー頂いた時は会社のホームページを見るようにしていて、富士テクニカルリサーチのホームページを見た時「シミュレーション」の部分がかなり魅力的に感じたので進みましたね。シミュレーションの応用例で車を作る時にボディの衝撃をシミュレーションで調べるものなどを見た時に、シミュレーションを通して仕事でこんなことが出来るんだ!という部分が自分の中で衝撃的でした。ITは考えてなかったが自分はシミュレーションなどこういうこと考えることが好きかもしれないと共通点を感じ、進みましたね。自分の今までやってきた研究のトライアンドエラーと「シミュレーション」という部分にかなり近しいものを感じたというところですかね。

ー就職先での夢や目標を教えてください!
シミュレーションのお仕事に注力し、自分のやりたい「自分の手で取り組んでいく」といったところで、コンサル寄りの部分もあるのでお客様の要望に充分答えられるように、事前の知識をしっかりみにつけ、この人になら任せられると思ってもらえるようにな人になりたいです。

ー22卒の後輩に向けて就活のアドバイスやメッセージをお願いします!
私のように、最初ITは全然考えていなかったけれども、紹介文やホームページを見ていく中で意外と興味を持ち始めることもあるので、「興味無いから」と最初から省いていくよりは、広く見てみる聞いてみるということをして欲しいです、思わぬ出会いがあるので!頑張ってください!