投稿者情報
ニックネーム:ゆうぴょん
神戸大学大学院/工学研究科/21年

選考企業情報
企業名(正式名称):関西電力株式会社
職種:技術コンサルティング職
インターン参加:短期インターン参加
最終選考結果:最終選考通過(内定)

インターンシップ体験談

 インターンシップのエントリーシート

エントリーシート提出の可否:必要

エントリーシート提出期日:7月中旬

提出方法:マイページ上

質問:あなたが他の方と比べて、「突き抜けている」と思える点はどこですか?

回答    

俯瞰的な分析力

質問:「BREAK-REAL-」では、具体的に何を学びたいと思いますか?

回答    

技術コンサルティングという職種についての理解を深めたいです。また、技術力はもちろんですが、提案やコンサルティングを行うにあたり必要な力を身につける心意気で参加したいです。

各質問項目で注意した点:

文字数が極端に少ないので、突拍子もないことを書かなければ通過すると思う。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:メール

 インターン参加内容         

インターンシップ名:"BREAK" REAL

インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか    

元々知っていた。

どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。          

インターンに参加することで、本選考で別ルートに乗れることや面接回数が少なくなることなど、優遇がもらえるかどうかを基準に選んだ。他には、コンサルティングファームや関西のインフラ企業であるガス会社や鉄道会社などを受けていた。

このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。    

インターン選考について事前に調べたが、一般的な面接やグループディスカッションではなく、企業独自のグループワーク選考を行うと知ったため、コミュニケーション能力や協調性をアピールする心意気で選考に参加した。

インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。          

選考は企業独自のものであり、準備は特に必要なかった。

実施日程:9月上旬

実施場所:関西電力本店

インターンの形式:グループワーク

インターン期間:3日間

参加社員数:メインとなる社員は、学生10人当たり2人程度。それ以外にも現場社員とは多く関わる。

参加学生数:技術コンサルティング職で10人程度。文系総合職を含めると60人程度。

参加学生の属性:京阪神関関同立が中心。技術コンサルティング職は9割方が院生。

交通費補助の有無:実費分を支給

インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:

1日目は座学が中心だった。2日目は新規ビジネスを提案する個人ワークがあり、課長クラスの社員の前で一人ひとり2分程度でプレゼンと質疑応答を行った。3日目は人事部が担当で、事務系職種の参加者と一緒に、各部署で学んだことの総括を行った。ここでは、グループごとに分かれて、10分程度の発表を行った。

ワークの具体的な手順:

個人ワークについては1日目にテーマが発表されるので、2日目までにある程度考えてくることができる。プレゼン後は質疑応答があるので、それに対する対策も必要である。

インターンの感想・注意した点:

個人ワークでは全員が順番に発表していくので、他の学生と差別化するために内容や伝え方を工夫した。また、3日目は人事部が担当なので、ここでの評価のウェイトは大きいと思われる。ここでは、学生の人数に対して社員の人数が少ないので、目立てるように意識した。

懇親会の有無と選考への影響:

最終日の夜に関西電力本店で懇親会が行われた。選考に直接の影響はないと思われるが、人事に顔を覚えてもらう良い機会であると思う。

インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。           

参加者の一部が追加で開催されるインターンシップに招待され、その中でさらに一部が早期選考ルートに乗ることができる。

インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)    

現場の技術コンサルティング職社員とは昼食時間も含めて、関わる機会が多くある。管理職クラスの社員とも、個人ワークの発表の後に、質問タイムがあり、お話をお伺いすることができる。最終日には、懇親化も含めて人事の社員と交流する機会がある。

インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:堅くて公務員気質なイメージ

インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:柔軟な発想を持つ社員が多く、保守的なイメージを変えてきている会社

本選考エントリーシート

エントリーシート提出期日:1月下旬

提出方法:マイページ上

質問:これまでの人生を振り返り、あなたの企業を選ぶ際の考え方を教えてください。

回答     

若手であっても自らの行動や提案によって、仕事や会社に変化を起こすことができる仕事に就きたいと考えています。これは、中学や高校での部活動の経験や、大学での部活動やアルバイトを通して、個人やチームとして変化を起こしたときに自身のモチベーションが上がることを痛感したからです。例えば、単純作業の繰り返しになりやすい◯◯のアルバイトに変化を起こすために、自社ブランドの◯◯の◯◯ランキングを1位にするという目標を立てたときには、自身や周囲の接客を見直すことで、どのように声掛けすれば◯◯を使用してもらえるのか徹底的に考えて提案しました。このように、自分に裁量権が与えられる環境でモチベーションを上げられるという経験から、変化を起こすことができる仕事を就職活動の軸にしています。少し視点を変えると、変化がない淡々とした作業では、すぐに飽きてしまう性格なので、若手の意見であっても積極的に取り入れようとする企業の雰囲気も重要視しています。たとえ、自ら考えて行動できる仕事であっても、組織がそれを許さなければ、変化を起こすことは難しいと考えるからです。

質問:関西電力で実現したいことを教えてください。

回答     

技術コンサルティング職において、お客様のニーズに対して、私にしか与えられない価値を提供したいと考えています。技術コンサルでは、省エネ提案に留まらず、水回りや人材についての提案まで行うことでフィールドを広げていることを知りました。また、ニーズに対してお客様の目線に立って応えることを大切にしている、という社員の方の言葉から、お客様のニーズに応えるために今後さらに技術コンサルにおける提案の幅が広がると考えました。そこで、関西電力としてはもちろんですが、私自身にしかできない提案を実現したいという思いを持ちました。これを実現するために、自身が培ってきた俯瞰的に物事を見ることができるという強みを活かしたいです。例えば、広い視野を持つことで、1つの提案によってお客様のニーズである部分とともに、お客様が課題だと気づいていなかった潜在的なニーズも解決することができるかもしれません。このように、お客様のニーズを超える提案をすることで、技術コンサルとしてのフィールドを広げるだけでなく、自分にしかできない提案によってお客様との信頼関係を築きたいと考えています。

各質問項目で注意した点:

文字数が多いので、経験などを踏まえて具体的に書くように心がけた。また、インターン参加後にアンケートという形で記入を求められるが、これが実質的にエントリーシートになっていることに注意が必要である。

結果通知時期:1週間以内

結果通知方法:マイページ上

本選考体験談

 選考概要             

選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?          

元々知っている企業だったが、インターンに参加して社員の熱意に惹かれたから。

どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?           

転勤がほとんどなく、東京か大阪で働くことができる企業を大きな軸にしていた。また、年収の額も重視していた。したがって、東京で働けるコンサルティングファームや、大阪で働ける関西のガス会社や鉄道会社などを受けていた。

他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?          

重要なインフラである電力において、関西で独占市場を持っていること。自由化が進んでも、アセットを持っているのは強みである。

選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?

総合職とプロフェッショナル職に分かれていた。総合職は、技術職、事務職、技術コンサルティング職に分かれていた。

選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。    

特になかった。

あなたが受けられた選考フローについて教えてください。    

リクルーター面談→一次面接→二次面接→最終面接

この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。 

"おそらく人事の面接官は、インターンから学生のパフォーマンスを評価しているため、ある程度学生に対する印象やパーソナリティを理解していると思われる。したがって、面接の際に、インターンと同じような印象を与えることで、一貫性をアピールする必要があると思う。

各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。

電力自由化について、メリットとデメリットの両面から調べておくべきだった。

この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。          

当たり前ではあるが、特に志望度を重視している企業なので、一貫して第一志望とアピールしないと選考は通らないと思う。この志望度に関してはリクルーター面談の際にも深掘りして聞かれるので、リクルーターの方と話をするときでも、きちんと第一志望と話せるだけの理由を考えておかなければいけない。

 リクルーター/OB・OG面談         

面談の種類:リクルーター面談

経緯:1月ごろにリクルーター社員から電話がかかってきた。

実施時期:2020年1月~3月にかけて複数回

面談会場:その他

企業側の人数:1人

学生の人数:1人

会場到着から面談終了までの流れ:

リクルーターとカフェやホテルに集合し、1時間程度面談を行い、解散となる。学生により異なるようだが、3回程度行われる

面談内容(質疑応答等):

志望動機や学生時代に力を入れたこと、自己PR等のオーソドックスな質問である。深掘りされることもあるが、内容をブラッシュアップしてくれるようなものであるため、そこまで身構える必要はない。実際には、面談時間の多くが逆質問であり、こちらの疑問や悩みを解消してくれる場である。

雰囲気:非常に穏やかで、こちらの緊張をほぐそうとしてくれる。

注意した点・感想:

逆質問に関しては、間接的に志望度をアピールできるものや、企業分析を行っていることが伝わるものを考えるように意識した。リクルーターは様々な学生と会うと思われるため、一般的な逆質問では他の学生と差別化できないのではないか。また、ここで関わるリクルーターは、選考中や内定後にも親身に相談に乗ってくれた。

結果通知時期:その他

結果通知方法:その他

 一次面接             

面接名:一次面接

実施時期:2020年3月中旬

面接時間:20分間

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:3人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):      

インターンの際にお世話になった人事2人と技術コンサルティングの管理職1人

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ:

控室で待機し、時間になると別の部屋に移動し面談を行い、終了後は控室に戻った後に解散。

質問内容:

初めの10分程度で、挑戦したことや困難だったこと、部活を選んだ理由など、自身が歩んできた人生について深掘りされた。その後、技術コンサルティングの管理職の面接官から、どのような仕事をしたいか聞かれた。最後に、他社の選考状況や志望度を確認された。

雰囲気:インターンの際にお世話になった人事がいることもあり、比較的和やかだった。

注意した点・感想:       

インターンからお世話になっている社員が面接官であり、ある程度インターンで与えた印象などが頭に入っていると思ったので、そのイメージとずれないように心がけた。雰囲気は穏やかで、自身の良さを引き出そうとしてくれている印象があった。

結果通知時期:当日中

結果通知方法:メール

 二次面接             

面接名:二次面接

実施時期:2020年3月下旬

面接時間:20分間

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:3人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):

一次面接と同じ人事1人に加えて、人事の管理職と技術コンサルティングの管理職が各1人の合計3人。

学生の人数:1人

会場到着から選考終了までの流れ:

控室で待機し、時間になると別の部屋に移動し面談を行い、終了後は控室に戻った後に解散。

質問内容:       

二次面接の予約の際に、事前に課題が与えられ、その課題に従って数分間プレゼンテーションを行い、その後面接官からの質問に回答する内容が10分程度。残りの時間は、他人から見た自身の印象など、パーソナリティの部分に関して軽く質問された。

雰囲気:一次面接の時よりは厳かだった。特に管理職の2人は無表情で淡々と質問を投げかけてきた。

注意した点・感想:

事前課題に対する質問に関しては、淡々と厳しい質問が投げかけられるため、その場での機転も重要であるが、あらかじめ想定される質問に対して回答を準備しておくことが重要である。また、プレゼン時間が数分と短いため、あえて抽象的な表現や内容を組み込むことで、その点に質問を誘導することもできると思う。

結果通知時期:当日中

結果通知方法:メール

 最終面接             

面接名:最終面接

実施時期:2020年4月下旬

面接時間:20分間

面接会場:企業オフィス(本社)

面接官の人数:3人

面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):

二次面接と同じ人事1人に加え、人事の部長クラスが2人の合計3人

学生の人数:4人

会場到着から選考終了までの流れ:          

控室で待機し、時間になると別の部屋に移動し面談を行い、終了後はそのまま解散。

質問内容:       

初めに自己紹介と意気込みを聞かれた。その後、自己PRや志望動機、自身の長所短所というオーソドックスな質問が続いた。集団面接にもかかわらず時間は限られているので、深掘りはほとんどされない。また、各質問に対して、何分程度で答えてください、と時間が指定された。

雰囲気:非常に厳かで、特に人事以外の社員は表情一つ変えない。

注意した点・感想:

これまでの面接と同じような質問ということや、ほとんど深掘りされないことを考慮すると、意思確認の意味が強いと思われる。これまでのインターンや面接と矛盾しない回答をすることが重要である。しかし、最終面接で落ちる学生もいるため、油断は禁物である。

結果通知時期:当日中

結果通知方法:電話

 内定後  

内定時期:2020年4月上旬(最終面接当日)

承諾検討期間:1週間程度

承諾/辞退:辞退

辞退理由:経営者の人柄

辞退理由の詳細:

経営層と実際に合ったことはないが、金品受領問題が注目を集めている時期だったので、経営層への不信感を感じた。