投稿者情報
ニックネーム:ジマさん
大阪市立大学大学院/工学研究科化学生物系専攻/21年
選考企業情報
企業名(正式名称):イビデン株式会社
職種:総合職(技術系)
インターン参加:参加していない
最終選考結果:最終選考通過(内定)
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:3月上旬
提出方法:メール
質問:あなたの特徴(自己PR)を教えてください。(100字以内)
回答
私の強みは積極的に学び、様々な知識を吸収できるところです。研究では、学会に今まで10回以上参加し、自身の研究に生かしてきました。また、研究以外では英語学習やプログラミング学習も独学で行ってきました。
質問:当社への志望動機を教えてください。
回答
第一に、環境に優しい社会に向けた研究開発ができることに魅力を感じました。貴社の企業研究を進めていく中で、電子材料だけでなく環境に配慮した材料を開発していることを知りました。私は環境保全に向けた光触媒の研究を行っており、セラミックス事業の材料設計で環境を大切にしたものを作ることができると考えています。第二に、貴社の「ありえないことをやってみよう」というチャレンジにする姿勢に魅力を感じました。私は今まで様々な新しいことに挑戦しており、入社後もそのような私を最大限に発揮できる環境に強く惹かれました。
質問:入社後に取り組みたいことを教えてください。*希望業務内容や職種なども含む(300文字以内)
回答
希望職種は研究開発職です。研究で必ず生じる未知の課題に対して幅広い知識で論理的に解決していく過程で、私の長所である「積極的に学び、様々な専門的な知識を吸収する」ことが研究開発職でこそ発揮できると考えています。特に、私はセラミックス事業で研究開発したいと考えています。私は光触媒の研究を行っているため、様々な触媒を扱うセラミックス事業で自動車排気系部品やNOx浄化触媒に使われる無機材料の材料設計に知識を生かしたいです。そして、海外で働く現地の人に研究開発で培ったノウハウを伝えることが目標です。このように、新しいことに挑戦しながらまだ世の中にない技術で環境保全に貢献したいです。
質問:学生時代の目標と目標達成に向けた具体的な活動と現在の結果を教えてください。また、その活動を通じてあなた自身が成長したことは何ですか?(400字以内)
回答
研究成果を国際学会で発表することを目標にしていました。国際学会で発表するためには日頃の研究だけでなく英語の勉強も必要だと思い、研究室に配属された頃から英語学習に注力しました。1人で勉強するよりも、研究室の同期を巻き込んでTOEICの勉強をした方が続けられると考えました。計画的にお互いの進捗具合を報告し合うことでスコアを560点から705点まで上げることができました。そして、英語で発表できる機会が欲しいと熱心に伝え、先生からタイの国際学会への参加を提案して頂きました。しかし、今まで日本語で作っていた研究内容をすべて英語に作り直すことが非常に大変でした。先生に何度も英語表現の添削をしてもらい、実験計画についても緻密に議論する機会を作りました。最後、先輩に発表資料の細かい修正点を教えてもらい、無事に発表に至りました。この経験で、私は詳細な計画を立てる事と人とのつながりの重要性を学びました。
質問:学生時代に経験した失敗を原因も含め具体的に書いてください。またその失敗を活かしてその後取り組んだ活動があれば教えてください。(400字以内)
回答
プログラミングを独学で学ぼうとして、挫折したことです。まず大学で基礎を学びたいと思い、参考書を使った勉強や入門編の受講をしました。しかし、独学だけで身に付けられる知識が少なく、面白さや達成感を感じることできませんでした。やはり1人で学ぶのではなく、直接教わる機会が必要だと感じました。そこで、先輩やネットの情報から一般向けの勉強会を見つけました。勉強会では経験豊富な社会人が多く参加していたので、積極的に質問することで実用的なスキルを教えてもらいました。そして、勉強会の知人に開発できる機会がほしいことを伝えるとプログラミング大会を案内されました。実際参加してみると想像以上にレベルが高く、勉強会で得た知識を駆使しても苦戦しました。それでも出来る事は自力で進めていき、知識不足で出来ない事はチームの人に教わりながら、一緒に作業を行いました。このようにチームの人達と協力し、教育アプリを開発できました。
各質問項目で注意した点:
設問②、③の「入社後に取り組みたいこと」や「当社への志望動機」を書く際に、電子事業部とセラミックス事業部どちらも興味あることを示した方が良いと思います。さらに、海外で働きたい人材を求めているので設問①、④にように英語力がある場合はアピールするべきです。設問⑤では普通の大学生が行っていないようなプログラミング学習のエピソードを書くことで、勉強家であることをアピールしました。上記の質問ではないが、海外勤務についてを問う質問があり、そこはできれば「是非、行きたい」とマークすべきです。
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:メール
本選考体験談
選考概要
選考先に興味を持ったきっかけは何ですか?
研究室の先輩が内定を頂き、入社を決めていたからです。
どういった基準で企業を選びましたか?また他にどんな企業を受けていましたか?
若いうちから裁量のある仕事を任せてもらえて、海外で働く機会が多い企業を見ていました。企業が取り組んでいる事業内容に自分の興味のあるものが多くあり、電子部品関係・エネルギー関係のような私がやりたいことが多くある企業を探していました。
他社と比べてこの企業の魅力はどんなところだと思いますか?
電子事業部とセラミックス事業をメインで取り組んでおり、どちらも自分のやりたいことが出来るところです。電子事業部に関しては他社の介入が難しく、利益率が高く安定しているところが魅力です。若いうちから海外に行く機会が多いので、若いうちから成長したい人には向いていると思います。
選考応募時に職種別選考になっていましたか?どのような職種別に分けれていましたか?
理系に関しては推薦応募と自由応募がありました。理系職種と文系職種を選択できるようになっていました。
選考中に配属先等の希望について確認するプロセスはありましたか?タイミングと希望項目について教えてください。
ES、面接ごとに希望の配属先について聞かれました。どちらの事業部に行きたいか、研究か事業開発部どちらに行きたいかを聞かれました。
あなたが受けられた選考フローについて教えてください。
ES→webテスト→一次面接→二次面接→社員座談会→最終面接
この企業を受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
今年イビデンに入社を決めた先輩のESや面接で聞かれたことを前もって調べておきました。また、どんな人材を求めているのかを会社のHPや口コミサイトで調べて海外で働けることをアピールするエピソードを整理しておきました。
各選考を受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
本社で開催されるインターンシップに参加するべきだったと思いました。特に、今年の面接はすべてオンラインで開催されて、実際に岐阜に訪れて面接する機会がなかったからです。現地に行くことで自分が働くイメージを思い描くことが出来ると思います。
この企業の選考を受ける後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
インターンシップでもよいので、岐阜に訪れておくことをおすすめします。実際に働くイメージを持つことができますし、モチベーションを上がることにつながると思います。今求めている人材は電子事業部の開発をしたい人で将来的に海外勤務したい人ですので、あてはまる方がいればぜひエントリーしてみてください。
WEBテスト/筆記試験
テスト方法:WEBテスト
実施時期:2020年3月上旬
実施場所:自宅
試験時間:1時間
形式:企業オリジナル
試験科目:
状況の応じたチームでの貴方の役割についての質問がマーク式で並んでいました。
各科目の問題数と制限時間:
60問前後で、おそらく1時間前後だったと思います。
対策方法:
企業オリジナルなので、対策は難しいと思います。しかし、状況に応じたチームでの役割を聞かれているだけですので、正直に答えるべきだと思いました。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:メール
一次面接
面接名:一次面接
実施時期:3月下旬
面接時間:30分
面接会場:WEB
面接官の人数:1人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):人事
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:
オンライン面接だったので、面接開始時間になったらメールで送られてきたURLで参加しました。
質問内容:
自己紹介・勤務地の重要性・ESを見ながら就活の軸について・当社をどのように知ったか・イビデンに来たらやってみたいことは何か?・セラミックス以外に電子事業で働いてほしいと言われたらどうするか?・長めの逆質問
雰囲気:
とても穏やかで話しやすかったです。
注意した点・感想:
面接時間の半分近くが逆質問でした。私はその場で逆質問の内容を考えましたが、事前に最低でも3つを用意しておくべきです。また、希望部署をセラミックス事業部で答えている方は電子事業部にも興味あることを示した方が良いと思います。今のイビデンの方針として電子事業部の人材を求めています。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:メール
二次面接
面接名:二次面接
実施時期:2020年4月上旬
面接時間:30分
面接会場:WEB
面接官の人数:2人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):
電子事業部長・一次面接と同じ人事
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:
オンライン面接だったので、面接開始時間になったらメールで送られてきたURLで参加しました。
質問内容:
自己紹介・就活で大事にしていることは何か、なぜそれを大事に思っているのか・なぜ海外で働いてみたいのか・他の選考状況を教えてください・その中で志望度はどれくらいでしょうか?・なぜ当社を第一志望なのか・学生時代頑張ってきたことで何か、その経験でどんな壁があってどのように乗り越えたか教えてください・ガクチカに関する質問を5つ・サークル活動について・ストレスが溜まるなということは最近ありましたか・ストレスの対処法は何か・逆質問
雰囲気:とても穏やかな雰囲気でした。
注意した点・感想:
二次面接ということで研究内容について深く聞かれると思いましたが、ほとんどされませんでした。おそらく研究内容よりもガクチカを聞くことで人間性について深く探っているように感じました。一方で「なぜ海外で働きたいのか」という質問に関しては対策していなかったので焦りました。
結果通知時期:4~5日以内
結果通知方法:メール
最終面接
面接名:最終面接
実施時期:2020年5月下旬
面接時間:30分
面接会場:WEB
面接官の人数:2人
面接官の特徴(役職・肩書き・入社年次など):
役員2人(電子事業部とセラミックス事業)
学生の人数:1人
会場到着から選考終了までの流れ:
オンライン面接だったので、面接開始時間になったらメールで送られてきたURLで参加しました。
質問内容:
自己紹介・志望動機について・希望の配属先でなくても大丈夫か・ESを見ながらESに記入した以外のガクチカについて・なぜ海外で働きたいのか・どのような国で働きたいか・困難なことに対してどのように対処するのか・逆質問
雰囲気:
初めは厳しめだと感じたが、進めていくにつれて穏やかに話せるようになりました。
注意した点・感想:
海外志向についての質問が多かったように感じました。海外に行きたいっていう気持ちを強く伝えることができれば内定に近づくと思います。また、やりたい事業部についてはどちらにも興味があることを伝えておくとより良いと思います。やはり海外勤務がしたい電子事業部の開発寄りの人材を求めているように感じました。
結果通知時期:1週間以内
結果通知方法:電話
内定後
内定時期:2020年5月下旬
承諾検討期間:2週間
承諾/辞退:辞退
辞退理由:配属勤務地
辞退理由の詳細:
勤務地が岐阜県の大垣市で固定だったので、岐阜に永住する勇気が出ませんでした。
内定後の課題の有無:
ありませんでした。
内定後の拘束:
担当教授の推薦状
内定後の研修など:
希望者だけ岐阜の工場見学に案内されました。
内定者の数:わかりません
自分以外の内定者の所属大学:
聞いた話だと地元の大学が多いと聞きました。
自分以外の内定者の属性(体育会、学生団体、留学、長期インターン、ボランティアなど):
実際に会ったことがないのでよくわかりません。