登録者情報
ニックネーム:ジマさん
大阪市立大学大学院/化学生物系専攻/21年
選考企業情報
企業名(正式名称):株式会社堀場製作所
職種:理系
インターン参加:短期インターン参加最終選考
結果:書類選考通過
インターンシップ体験談(ES)
インターンシップエントリーシート
エントリーシート提出の可否:必要
エントリーシート提出期日:12月中旬
提出方法:マイページ上
質問:今回、HORIBAの1dayインターンシップへの参加を希望した理由、またどのようなことを学びたいかを教えてください。(自由記述)400字
回答
私は研究室でin-situ UV-Vis拡散反射装置を自ら作製して、雰囲気ガス種の違いによる光触媒の表面状態を分析・研究しています。
そのため、化学系の研究室ではなかなか味わうことができない分析装置の立ち上げの難しさを知ることができた一方で、今まで測定できなかったものを「はかる」ことができるようになるやりがいを人よりも多く体験しています。
さらに、作成した光触媒の物性評価にガスクロマトグラフや電子顕微鏡などを用いているため「はかる」ことを身近に感じる機会が多いです。
このように、これまでの私が研究してきた経験を生かせることから、「はかる」技術に強みのある貴社に興味を持ち、インターンシップに応募いたしました。
今回のインターンシップは前回参加させていただいた社員懇談会と違い、工場見学やグループワークがあるため、さらに貴社の技術力や現場の仕事内容をさらに深く知ることができる機会であると思っています。
各質問項目で注意した点:記述質問は1つのみでなおかつ自由記述欄と記載されていますが、必ず書いた方が良いと思います。
分析メーカーということもあり、研究室で扱ったことがある分析装置についてや自分が作成した分析装置について触れることで参加へのアピールしました。
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:メール
インターン参加内容
インターンシップ名:【文理不問】1dayインターンシップ
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
分析機器メーカーであり、本社が京都にあるということで親近感を湧いて受けました。
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
私の研究テーマが分析装置の組立だったので分析機器の開発をしているメーカーも就活の軸として選んでいました。
一方で、私の専攻は化学系だったということで化学メーカーや素材系の会社を中心にインターンシップにも参加していた。
このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
化学系専攻で分析装置に詳しくなかったので、会社のHPやパンフレットを使ってどのような分析装置を開発しているかを調べていきました。
また、どのような事業なら私の専攻が生かせるかどうか具体的にイメージした状態で参加しました。
インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
分析装置の開発にどのような人々が関わっているかを調べておくべきだと感じました。
実施日程:1月24日
実施場所:堀場製作所 びわこ工場
インターンの形:グループワーク
インターン期間:1日
参加社員数:5人前後
参加学生数:20人前後
参加学生の属性:学歴関係なく幅広い層の学生がいました。
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:まず会社説明から始まりました。
その後班分けがあり、班ごとに人事の方と工場見学をしました。
そして、今回のインターンシップのメインであるグループワークを行いました。
ワーク内容は分析装置開発にどのような人が関わってどのような業務をしているかどうかをポスターにまとめて発表するものでした。
学生だけではイメージしづらい部分は社員さんへ質問して、情報をまとめました。そして最後に発表をしました。
ワークの具体的な手順:会社説明→工場見学→グループワーク→社員さんへの業務質問→発表
インターンの感想・注意した点:実際に工場見学できたことはとても良かったと思います。
工場といえば汚いイメージがありますが、精密機器を扱っているということで非常にきれいな内装になっていました。
グループワークでは事業内容ばかりに目が行きがちですが、実際に働くことをイメージできるワークになっており良かったです。
懇親会の有無と選考への影響:懇親会なし・選考への影響はあまりないと思います。
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
ありません。
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
少しの間でしたが、技術系社員と話すことが出来ました。
それぞれ関わっている部署が違っており、様々な視点から分析装置の開発について知ることが出来ました。
しかし、ここではワークのための質問がメインでプライベートな質問に関しては後日開催される先輩社員座談会に参加する必要性がありました。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:分析装置に関して化学系の人材は活躍できないイメージがありました。
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ様々な業務があることを知り、化学系の人材でも活躍できる場があると感じた。
本選考エントリーシート
エントリーシート提出期日:3月中旬
提出方法:マイページ上
質問:研究テーマに関して簡潔に書いてください(200)
回答
銀担持酸化ガリウム光触媒は地球温暖化の原因となる二酸化炭素を工業的に有用な化学物質に変換できますが、一方で銀ナノ粒子が反応中に肥大化して触媒活性が低下することが問題になっています。
そこで、銀ナノ粒子の成長過程を観察するために雰囲気ガス種を変えて測定できるUV-Vis 装置を作製しました。
その装置を用いて、雰囲気ガス種の違いによる銀の挙動を観察し、銀の肥大化の原因解明やサイズ制御に取り組みました。
質問:HORIBAという舞台でチャレンジしたいことは何ですか?具体的に記入してください。(300)
回答
私は分析・計測事業で環境保全、人々の安全や健康に貢献したいと思い、志望しました。
私は研究室で分析装置を自ら作製して、材料の表面状態を分析していました。
そのため、化学系の研究室ではなかなか味わうことができない分析装置の立ち上げの難しさを知ることができた一方で、今まで測定できなかったものを「はかる」ことができるようになるやりがいを人よりも多く体験していました。
そこで、「はかる」技術力が高い貴社で環境中に排出される有害物質の検出に関わる分析機器を研究開発し、地球環境の改善に大きく貢献していきたいです。
そして、今まで海外の国際学会に3回参加した経験を生かして、グローバルに展開する貴社で活躍したいです。
質問:あなたの人生の中で最もチャレンジしたことは何ですか?成果ややり遂げるために工夫したことを含めて具体的に記入してください。(400)
回答
共通の趣味を持つ人達を集めた交流会を主催したことです。
実際に交流会に参加したときに新しい人達との出会いに楽しさを感じ、自分でも交流会を主催してみたいと考えました。
そこで、知り合いだけでなく多くの人に情報を発信できるSNSを使うことにしました。
自分なりに考えた交流会の内容をSNS上に投稿し、参加者を募りました。
しかし、一週間経っても全く人が集まりませんでした。その原因を知るためにSNS上でいろいろな人の意見を聞く中で、もっと魅力的な内容に変えて参加する価値を伝える必要があることに気づきました。
そこで、安く借りられる開催場所に変更し、参加費を安く設定しました。
企画内容もクイズや映画鑑賞の時間を作り、楽しめる内容を増やしました。
さらに、私が過去に感じた交流会の魅力を写真とともに発信していきました。
すると、参加したいと意思表明する人が増え、最終的に30人以上の人達が参加する交流会になりました。
質問:「これだけは誰にも負けない!」というあなたの自慢・長所を教えてください。(400)
回答
私は知的好奇心が旺盛で勉強家です。私の研究室は工学部と理学部の学生が共に生活していることを生かし、日頃から幅広い科学の知識を得ることができ、日々議論を行っています。
日頃の情報収集と同時に、最先端の研究を知るために英語が必要だと思い、研究室に配属された頃から英語学習にも注力しました。
研究室の同期を巻き込んでTOEICの勉強を始め、560点から705点まで上げることができました。
さらに、英語論文を積極的に読むことで専門用語を活用した表現を覚えました。
このような英語力の向上を図った結果、タイの国際学会に初めて参加した時に、専門分野の異なる海外の学生とも議論することができ、自身の研究に繋がる知見を得ることができました。
そして、次の国際学会でポスター賞を得ることができました。
その後も国内外の学会に参加し、今まで10以上の学会発表を行いました。
今後も積極的に知識を得て行動し貢献していきます。
各質問項目で注意した点:設問①ではわかりやすく書くことはもちろんですが、分析装置の開発に関わったことがあることをアピールしました。
設問②では、分析装置の開発をしたことがある経験談を交えつつ海外で働きたいことをアピールして書きました。
設問③では、他の人が味わっていないようなエピソードを選んで書きました。
設問④では堀場製作所は機械系や電子系の人が多いということで、化学系は入社後で独学で学ぶことが多いと感じたので勉強家であることをアピールすることを意識しました。
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:メール