投稿者情報
ニックネーム:ゆめぴりか
北海道大学/大学院工学院/21年
選考企業情報
企業名(正式名称):東海旅客鉄道株式会社
職種:技術職
インターン参加:短期インターン参加
インターンシップ体験談(ES+体験談)
インターンシップのエントリーシート
エントリーシート提出の可否:必要
エントリーシート提出期日:11月中旬
提出方法:マイページ上
質問:研究テーマの概要は何か
回答
私は84℃を境に構造転移する酸化物の研究をしています。この材料の高温相(84℃以上)と同じ構造の別材料が超伝導を示すことが知られていて、本材料の高温相でも超伝導が期待されます。そこでこの材料にて超伝導が起きないか検討することが現在の研究です。この材料を扱う問題点の一つ目に、合成時に不純物相ができやすいことが挙げられます。様々な組成を取る化合物であるため、過去の文献でも最安定な組成比の化合物が不純物として含まれるデータが主でした。しかし昨年私は合成法の工夫により単相の作製に成功いたしました。問題点の二つ目は、超伝導が現れると考えられるのは高温相であり、84℃を下回ると別の構造に転移してしまうことです。この構造は絶縁的であることが分かっており、この高温相を低温にて維持することが必要となっています。私はこの転移温度を低下させる新しい要因を見つけ、現在は詳細に検討している次第です。
インターン参加内容
インターンシップ名:
Short Internship~車両・機械系統(新幹線メンテナンス編~
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか
同じ学科の友人からの紹介
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
研究室の先輩に就職した方がいらっしゃったから。また興味はなかったが、その分前向きに見ておくことで選択肢が広がり、後悔の無い選択ができると考えたため。他のインターンは、一つやや長期的なものに参加し働くということを体感し、ほかは1日など短いもので会社の概要を知るために参加した。
このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
ある程度の選考はあったと思うが、抽選で参加者が選ばれるため、ESは飾らず正直に書くことを心掛けた。一方で、先述の通りインターンの応募時点で強く興味があったわけではなかったので、会社や事業についてしっかり調べあげた。
インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
とくになし
実施日程:12月中旬
実施場所:JR東海大井車両基地
インターンの形式:実務体験
インターン期間:1日
参加社員数:5人程度
参加学生数:40人程度
参加学生の属性:大学生・大学院生
交通費補助の有無:場所ごとの規定額支給
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:
会社の事業全般と歴史およびこれからの事業展開についての座学。安全に対する講義と新幹線の点検・整備方法の学び。実際の新幹線に対して点検作業の体験。車両基地や点検・整備の訓練施設の見学および体験。働き方の体験談など。
ワークの具体的な手順:
安全については講義形式、実際の点検の様子はその場で実演。
インターンの感想・注意した点:
高速で走る新幹線が乗客死亡数0であることが、表に出ない仕事やそれに対する努力の積み重ねであると感じた。自分の適性に合う合わないを考えながら参加したことで、将来どのように働きたいかどうかの参考とすることができた。
懇親会の有無と選考への影響:
有。参加しないことで選考へ悪影響が出ることはないと思うが、参加することで社員とのつながりができるため参加することはプラスであると思う。
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください):
様々なタイプの社員がいたが、どの人も仕事のこととなると目の色が変わり真剣であることに社会人としての格好良さと憧れを感じた。特に設備点検は技術職の全ての人が最初に関わるため、この仕事に携わるうえでオンとオフのメリハリが非常に大事であることを感じた。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:
JRの中では一番儲けがあるため、楽に稼げそうというイメージ
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:
決められたことを堅実にこなす、良い意味で堅苦しいイメージ