投稿者情報
ニックネーム:Dining of D
北海道大学/大学院工学院/21年
選考企業情報
企業名(正式名称):日東電工株式会社
職種:技術職
インターン参加:長期インターン参加
最終選考結果:応募していない
インターンシップ体験談
インターンシップのエントリーシート
エントリーシート提出の可否:必要
エントリーシート提出期日:7月中旬
提出方法:マイページ上
質問:研究テーマ
回答:機能性セラミックスの合成及び構造・物性解析
質問:研究の概要
回答
私は84℃を境に構造転移する酸化物の研究をしています。この材料の高温相(84℃以上)と同じ構造の別材料が超伝導を示すことが知られていて、本材料の高温相でも超伝導が期待されます。そこでこの材料にて超伝導が起きないか検討することが現在の研究です。この材料を扱う問題点の一つ目に、合成時に不純物相ができやすいことが挙げられます。様々な組成を取る化合物であるため、過去の文献でも最安定な組成比の化合物が不純物として含まれるデータが主でした。しかし昨年私は合成法の工夫により単相の作製に成功いたしました。問題点の二つ目は、超伝導が現れると考えられるのは高温相であり、84℃を下回ると別の構造に転移してしまうことです。この構造は絶縁的であることが分かっており、この高温相を低温にて維持することが必要となっています。私はこの転移温度を低下させる新しい要因を見つけ、現在は詳細に検討している次第です。
質問:力を入れたエピソード
回答
私が力を入れて取り組んだ、そして取り組んでいきたいことは、「体制を変える」ことです。近年、技術の進歩や人口減少など社会の変化によって現行の制度の行き詰まりや問題の発生が生じています。私はそのような問題に対して固定観念に囚われない改革を行いたいと思っています。エピソードとして、私のバイト先の事をお話します。私は大手の塾で学生講師をしています。問題は、生徒数の激減と学生講師も最盛期の1/5程度という状況であることです。学生講師が集まらない分悪循環が生まれています。これを解決するため、まずは講師数減少理由を集めました。それらは本質的には同じものでした。そこで今度はその原因と解決方法(一例として、人への投資で絶対数を増やし競争による好循環を生み出す)を考え、現場で1番偉い立場の職員に訴えかけました。結果としては改革に至っていませんが、より良い制度となるよう引き続き考えていきます。
質問:趣味特技
回答:パズルなど頭を使うこと、作曲
各質問項目で注意した点:限られた文字数で話が飛躍しないように気を付けた
結果通知時期:2週間以内
結果通知方法:メール
インターン参加内容
インターンシップ名:Nitto Innovation
Internship 2019
インターン参加企業を知ったきっかけは何ですか:合同説明会など
どういった基準でインターンを選びましたか。また他にどんなインターンを受けていましたか。
インターンシップを受ける2年前の合同説明会で企業について知り、ずっと興味を持っていた。研究とは違う新しいことに挑戦してみたく、働き方も知ることができると考え応募した。ほかのインターンは会社を見るために、一日のものを数社受けた。
このインターンを受けるにあたり特に工夫したことはありますか。
新事業を考えるというインターンであったため、新しいことを考えることが得意という自分の強みを押し出した。また事前に会社についても調べて、どこに強みがあるのか把握することにつとめた。期間が長めであるため、普段の研究活動との両立方法も考えた。
インターンを受けるにあたって事前にやっておけばよかったと思うことがあれば教えて下さい。
去年の様子が会社HPにUPされていたが、もう少ししっかり見てシミュレーションしておけばよかった。
実施日程:
その場に集まるのは1日×3回、間の期間はフィールドワーク、全体として一か月
実施場所:茨木事業所
インターンの形式:グループワーク
インターン期間:1か月(自分の場合、台風で延期になり2か月)
参加社員数:10人
参加学生数:1ターム30人
参加学生の属性:様々な学生
交通費補助の有無:
有:場所ごとの規定額支給
インターンで取り組んだ課題・業務の具体的な内容:
「一次産業の負を解決する」をテーマにグループごとに事業を提案する。初日には負の見つけ方をレクチャーされ、事業提案の練習、そして最終日までの計画を立てる。2日目は経過報告など。3日目で最終プレゼン。9月ターム、10月タームなど参加するターム毎に勝者を決め、勝ち残れば他のタームとまたプレゼン大会で競い合う。
ワークの具体的な手順:
まずは幅広い中から負を見つける。これが新しい提案する商品で解決できるか、他社競合が無いかなど、徹底的に調べたりグループ内で議論したりする。グループ内にはメンターとして、春から働き始める内定者や、社員がいて、アドバイスを受けられる。
インターンの感想・注意した点:
インターン全体を通して苦労したことは、グループの人と協力して進めることである。学部学年の様々な人でグループは構成されているため、例えば調査段階では自分が望む基準まで詰められていない案をであったり、作業の手分けに苦労した。自分が中途半端にリーダーシップをとってしまったがために、中途半端に半ば強引に物事を進めてしまった反省がある。まずはグループの個人の個性を理解し、それに沿った役割分担を明確に決めるべきだったと感じた。一方で普段の研究活動は一人で進めるため、大学では得られない非常に貴重な経験となった。
懇親会の有無と選考への影響:
有。参加しないことで選考へ悪影響が出ることはないと思うが、参加することで社員とのつながりができるため参加することはプラスであると思う。
インターンシップ参加による、本選考での特典(一部選考免除)などがありますか。
あったはず。
インターン中の社員との交流(技術系社員や人事など、どんな職種の社員かも併せて書いてください)
技術職であるプロジェクトに携わっていたベテラン社員の方が自分たちのグループ付きだった。インターンシップ内の活動へのアドバイスの他、働き方や家族のことなどざっくばらんに話していただき、非常にためになった。また、インターン終了後その社員からのフィードバックも受けられる。
インターン前の企業・業務・社員に対するイメージ:
新しいことを次々にやる会社
インターン後の企業・業務・社員に対するイメージ:
新しいことを生み出すための環境が整っている会社